ウラジオストックに行ってきた。
足掛け２日の短い滞在だった。
一番の驚きは、ソ連の反体制作家、収容所群島の作者のソルジェニーツィンの像に
出会ったことだ。
西側に亡命したが、後にロシアに帰国したことは知っていたが、その一歩は
ウラジオストックだったという。
軍港都市ウラジオストックのイメージとちょっと合わないように感じた。
祖国に一歩踏み込んだ喜びが体中からあふれ出ている。
一緒に並んで記念撮影した。
ウラジオストックはシベリア鉄道の一方の起点である。
ソルジェニーツィンもシベリア鉄道を使ってロシア地方を視察したという。
ウラジオストック駅である。
ホームの向こうには立派な教会が見える。
中央広場に面しているのだが、もらった地図には存在しなかった。名前もわからない。
謎めいて、いかにもロシアに相応しい？
こういう驚きが、実際に現地を旅することの醍醐味である。
充実した夏休みの一日だった。