散歩と俳句。ときどき料理と映画。

糠床作り

4月26日
引越しも2回あり、2年ほど前からやめていた糠漬けを再開。
まず糠床作りから。
スーパーで売っているそのまますぐに使える糠床もあるが、700円ほどする。
ビンボー人には高い。
補充用の糠なら500グラムで税込200円ほど。
量もこのくらいが二人暮らしにはちょうどいい。

糠500gに塩50gだが、ちょっと多いような気がするので、40gに。
大さじ1がだいたい15gだけど、ここは一応キチンと計量する。
水は400cc。少し少ないので20ccほど追加。

捨て漬けにはキャベツなどの葉物がいいが、
このところキャベツは高い。
で冷蔵庫から半端に残っている大根と人参を取り出して、
大根の茎の部分と、半端な人参を糠床に投入。
1週間後から使えるようになるだろう。

こんなものしか冷蔵庫にはなかった。

あとで近所の小さなスーパーに行くと
野菜売場のキャベツの前の段ボール箱に、
キャベツの外葉がたくさん捨ててある。

〈これは捨て漬けにピッタリじゃん〉
そばにいた店員さんに
〈この葉っぱいただいてもいいですか?ペットの餌にしたいんです〉
とたずねると、
〈どうぞどうぞ〉
と優しい返事。
〈ペットの餌〉などと余計な言い訳をするワタシが恥ずかしい。

無料でいただいた瑞々しいキャベツの外葉である。

糠床作りの5日目、5月1日。
今回の捨て漬けは冷蔵庫に眠っていた胡瓜半分と、大根少し。
捨て漬けは捨てるわけだから、もったいないよね、などとぶつぶつ独り言を呟きながら作業。
あと5日ほどで発酵完了か?

2回目の捨て漬けは大根を少し。

12日目の5月8日。
昨日漬けたキュウリ。
まだ少し塩っぱいがご飯と一緒ならいい塩梅である。

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