9月10日。
午後も3時になると外はいくぶん涼しくなる。
久しぶりに隣りの都立小山内裏公園に散歩に行くことにした。
ウチを出て左折、歩道橋を渡れば公園入り口である。
3分で到着。
少し涼しいとはいえ、熱中症対策に凍らせたお茶は必需品。
いつもは南に向かって尾根を越えて、町田市側に下りるのだが今回は西に向かう。
入口から20mほど先の四阿の裏手の緑地に入ったのはちょうど一か月前だ。
そのときはキツネノカミソリが満開だった。
さらに奥に群生しているウバユリはまだツボミは硬く花を見ることはできなかった。
今回はもうキツネノカミソリは姿を消し、ウバユリの花期は終わりどれも頭に実をつけている。
この中に種子が入っているのだが、採取するにはまだ早い。
ウバユリの実。
これはフジマメの花だろうか。
マツカゼソウの花。
遊歩道に戻り西に向かう。
太田切池まで行ってパークセンターに戻り、体力が残っていれば奥の急な階段を登って東展望広場まで行くことにしよう。
途中で大きな樹の下にたくさんの外皮の割れた種子を見つける。
トチの実である。
少し拾って写真撮影。
実はこの前たくさん拾ってベランダのプランターに植えたからもういらない。
トチの木。
下にはトチの実の外皮が割れて散らばる。
トチの実。
目の前を黒い蝶が横切る。
黒い翅の下部に鮮やかな黄色の模様が入っている。
あまりに動きが早くてなかなか撮影できない。
クロアゲハの仲間だろうが、名前がわからない。
コナラの実、ドングリ。まだ青い。
クヌギの実は持ち帰ることにした。
クヌギの実やコナラの実を拾いながら太田切池へ。
あいかわらずここには誰もいない。
デッキに不思議な形の実が落ちている。
モクレンの仲間、コブシ類の種子だろうか。
〈続く〉