朝から有楽町の国際フォーラム前で臨時開催となった、大江戸骨董市に出かける。コーンとテープで仕切られた会場に入る前に検温と消毒。もちろんマスク着用。検温済みの黄色のテープを手首に巻いて入場。
右上の大特価品は傷が多くて使い物にならない。その下の李朝の白磁など高くて、とてもワタシが買えたものではない。眺めるだけである。
少ない予算で買ったのは、古伊万里の八角鉢(口径162㎜、高さ68㎜)。見込みに描かれた縁起物の蝙蝠の図が面白くて買うことにした。なかなかのデフォルメ。梅と扇も描かれている。口縁部に一か所ホツがあり、それで安価で買うことができた。骨董屋のオヤジは江戸中期の古伊万里と言うがどうだろう。伊万里には間違いないだろうが。ホツの部分の尖りを削るためのサンドペーパーをおまけにつけてくれた(笑)。
次に買ったのは、集めている竹林七賢人図の染付の小皿。口径108㎜、高さ20㎜。たぶん明治かもっと降って大正時代のものかと思う。
最後は今日のいちばんの掘り出し物(他人に言わせればゴミのようなものであるが)、光背(仏像や仏画にみられる、仏の後光を視覚化したもの)の残欠。残欠というよりほんの一部と言ったほうがいいかもしれない。全長190㎜、ところどころに金が残っている。古い額縁に額装すると面白いだろうと思い買ったが、たぶん額縁の方が高いだろう(笑)。