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散歩と俳句。ときどき料理と映画。

夕方の尾根緑道

ウチの隣りの都立小山内裏公園の尾根緑道(通称:戦車道路)は、蛇行しながら公園を東西に貫く。
以前書いたが〈戦車道路〉と呼ばれるのは太平洋戦争中、陸軍が戦車の性能テストや操縦訓練をした道だったからである。
全長8kmにおよぶこの尾根道の西では、わずか1.5kmの行程中、Uターンに近い形で5回の屈曲を繰り返す。
これは悪路の戦場でも戦車が活動できるように、わざと蛇行させたテストコースを造ったとも言われている。

一昨日この尾根緑道の東をツレアイと歩いた。
ウチの南向きの窓から見える公園の東端に達する部分だ。

緑道に出たのが午後も4時を過ぎたころである。
日没は4時半ころだからあっという間に道は薄暗くなる。

この道にはなぜか街灯がない。
それでも緑道をランニングする人は意外と多い。
しかし夜は人通りは絶えるはずだ。
真っ暗な尾根道を歩くのはいくらなんでも危ない。

南西の方角を見ると空には夕月がかかり、夕焼けの空と街の灯りが美しい。
ただ、木立が視界をさえぎるので全体を見渡すことができないのが残念である。

ツレアイに〈暗くなるとクマがでるからヤバいよ〉というと〈エッ〉と驚く。
〈アライグマとかアナグマやけどね〉
〈腐れ建築家のクマケンゴやないよ〉

この公園にアライグマ、アナグマのほかにニホンイタチやタヌキ、キツネ、ノウサギなどの小型から中型の哺乳類が生息している。
ほとんどが園内4か所にある広いサンクチュアリにいるのでワタシは見たことはない。

園のHPには目撃されたそれら小動物の写真がアップされることもある。

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