散歩と俳句。ときどき料理と映画。

雨の上野公園

美術家で俳人の大野泰雄さんからいただいた案内状で
上野の東京都美術館で開催中の从展を見に行く。
去年もこの日だったか。

交通費をかけないように、シルバーパスを使い
大江戸線で東中野から上野御徒町まで。
上野御徒町から歩いて上野公園を横切る。
上野公園の桜はそろそろ終わり、今は新緑が美しい。
公園にいるのはガイジン観光客がほとんど。

東京都美術館ではエゴン・シーレ展が開催中だが、予約制らしい。

大野さんが作ったたくさんの童像に挨拶。

帰りは不忍池の骨董市をのぞいたが、
あいにくの雨で半分以上テントは閉じられている。

本郷通りの立ち食い蕎麦屋〈永●庵〉に入る。
ここは田舎蕎麦と更科の2種類の蕎麦がある。
近所に棲息する本郷の巌窟王曰く
〈田舎蕎麦を食べたが茹で時間を間違えたとしか思えないほど硬い〉。
では更科ならそう硬くはないだろうと、
更科の盛り(360円+更科券10円)とサクラエビのかき揚げ(120円)の食券を買う。
あらまあ、更科もエラく硬い。
これは盛りではなく、かけで食べた方がいいのだろう。
かき揚げも油ギトギトでうまくもなんともない。

この店は15年ほど昔、たしか江戸細切り蕎麦をウリにしていた。
そのころは美味しかったのだが。

帰宅してしばらくすると、二ヶ月前から行方不明だった
仔猫のモッカを無事保護できたとの知らせが届く。
いちばん寒い時期をよくがんばって生き抜いてくれた。
よかった。本当によかった。

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