高森町の松源寺鐘楼に毎年登場する市田吊るし柿風景は 地元新聞で毎年紹介され馴染みになっていますし 私も過去何回か紹介しましたので詳細は省略します。この市田干し柿はご利益ありとの仕上がりになることでしょうから・・・頂戴されます檀家さん達は多分大喜びの事だろうと思います。
ともあれ鐘楼の鐘は当然の事ながら吊るされ状態で突き棒で突かれて見事な音色を発し役割を果たします。一方市田柿はひもで吊し適度に乾燥して後地元の名産品として仕上げられます。どちらも吊るされる運命が共通しているから・・・鐘楼舞台で共演している暫くの間両者はキット我が運命を語り合っている事だろうと思います。
そして鐘は永遠に煩悩を清める音色を発し 干し柿味は毎年多くの人々に愛される味になるのだろうと思います。