今日も泥縄・・・

心の憂さの捨てどころ(^^♪

お若い方が 次々と・・・

2018年08月30日 15時54分48秒 | 日記
今年5月に亡くなった西城秀樹さんは63歳同い年でした

その前に亡くなった 大杉連さんは ダンナと同い年の66歳


「おれは男だ!」の津雲むつみさんは65歳

さくらももこさんは53歳

私より10歳もお若いのにね


そして 昨日の新聞でショックを受けたのは


藤田六郎兵衛さん  名古屋在住の能管 藤田流の家元です

64歳 

一つ年上なだけやん


つい先日まで舞台で拝見していた気がするだけに

本当にびっくりしました

いかついお顔に似合わないと言ったら 失礼になりますが

繊細な音色の笛をお吹きになります

また 新作などにも挑戦されていたお姿が 印象的でした



みなさん まだまだ やりたい事もいっぱいお有りでしたでしょうに





ただ漫然と生きていたら 


勿体ないですね



思いがけないところに・・・

2018年08月28日 19時53分18秒 | 日記
思いがけないところに何があったかと言うと・・・



博士の愛した数式 という2006年の映画があります



もう随分前に 一度見たんですが とっても感動した記憶がある

でもどう感動したのか  どんなストーリーだったのかははっきり覚えてない(苦笑)

いい加減な感動やわ


今日 スマホなので小さな画面ですが もう一度見てみました

事故が原因で80分しか記憶がもたない数学博士のお話・・・という事は

まぁ覚えてました

そんな博士と シングルマザーの家政婦とその10歳の息子との

数字・数式を介した交流の映画ですが

やっぱり面白かったです

でも数学が好きな人なら もっと面白いでしょうね


で、 私が 「え・・・こんなところに!」と感動したのはね


この映画 博士と義理の姉との愛のお話も盛り込まれています

博士が記憶障害に 義姉が足を悪くした原因となったのが

二人一緒に居た時の事故なんですが

それが 興福寺の薪能の帰りという設定



で、映画の最後の方で 博士と義姉が手を(心を)重ね合うのが 薪能の見所


多分興福寺の薪能って事でしょう

シテの後方に源次郎さんのお顔がはっきりと映っていました

シテもさぞかし一流のお方かと思っていたら

エンドロールに観世銕之丞さんのお名前がありました


舞台の場面の映像は一瞬ではなくそこそこあってね


   ♪ 思えば仮の宿  心とむなと人をだに  諫めし我なり


あ~~知ってる知ってる曲や


   ♪ これまでなりや帰るとて  即ち普賢菩薩と現れ



ここらあたりで あ!江口 や と気づく


   ♪ 舟は白象となりつつ 光と共に白妙の・・・


で、場面が変わりました

江口の キリの名場面です

最後まで 観たかったぁ~(笑)


思いがけないところでエエもん観ました💛




お墓参り

2018年08月25日 13時53分15秒 | 日記
お盆の四天王寺は それはそれは人が多いので

ちょっとずらして行ってきました

それが 夜には近畿を台風が直撃するであろうと言う日に行ったので

まぁ がらがら(笑)

ゆっくりとお参りしてきました



金堂の  聖徳太子御本地救世観音菩薩像

講堂の  阿弥陀如来坐像   十一面観音菩薩

うす暗い堂内で 手を合わせると

お線香の匂いが漂って・・・

心落ち着く一瞬です


外国人らしき人が数人いてはりましたが

静かにお参りしてはったので良かった



金堂と五重塔を左手に 阿倍野ハルカスを望む

台風前の空がきれいです





能と精神分析

2018年08月22日 13時33分26秒 | 日記
19年ほど前に書かれた 金関猛さんの 

能と精神分析(漢字を変換したら普通に 脳と精神分析 と出ました笑)

天神橋商店街の天牛書店で買い求めました

定価2800円のが500円でした




この著者 金関さんはどうも私と同い年みたいで

京大出身なんで 私と同時期に「京都」で勉強してはったんですね

私は 勉強は横に置いといて 能楽部でばっかり活動してましたが

うちの能楽部は京大能楽部とも仲が良かったんで

金関さんが能楽部にいらっしゃったら 覚えている ハズですが

覚えがありません


いや、そんなことはどうでもいいです


金関さんは能楽師ではなくて

文学部ご卒業で 比較文化学・ドイツ文学専攻だそうですが

フロイト本も訳書してはるんで 精神分析にも造詣が深いようです


で、この本 フロイトの精神分析と 能の物語を関連付けて語ってはります

フロイトの話やそのほかの頻繁に出てくる横文字(これに弱いもんで)が多くて

ググりながら読んだので(笑) 時間がかかりましたが

読み終えました

簡単に言うと なかなかに面白いです

漫然と見ていた能楽の曲に こんな意味があったのか~!!と

びっくりすることがたくさんありました

特に 舞台上のワキ座でほとんど座ったままのワキ方

このワキには重要な意味がある訳で

シテが昔の恋人・夫への想い(愛しさや悲しみや苦しみ恨み)を舞台上のワキに転移させて

舞台上で語りって舞っているのかもと言う

精神分析の面で解説してくださってます



それから印象に残ったのは 能楽 野宮

光源氏との愛に悩み 葵上との車争いの屈辱による想いにとらわれる

六条御息所

死しても 愛の妄執の想いを舞いますが

その幕切れ

「火宅の門をや出ぬらん、 火宅の門・・・・」

と体言止め(火宅留めとも)で 余韻をたっぷり残して終わるのですが

金関さんはそれを 


「火宅の門」の体言止めの余韻のなか 御息所は生と死の狭間の領域で 老い続ける。


と書いてはります


そういわれると すごく納得できる

御息所は 成仏したのかしたくないのか・・・?

私はそんな風にしか考えて無かったんですよ 


能楽に出てくるシテはずっと昔に亡くなっているのに 

ワキに僧の前に仮の姿で現れて 昔語りを語り

実は私は その話の主のなのですよ~と言って消えてゆき

夜更けの僧の夢の中(主にね)に現れて

その昔のままの姿で語り舞い 僧の経で成仏するというストーリーが多いのですが

それもね


「成仏と言う名の本来的な死を求めながら、
 
 なおも生を懐かしむシテの内で 生と死の闘争が渦巻く」


なるほど そう思ってみると 舞台に奥行きが出ますね~







ところで 本から顔を出してる カンガルー(これはカンガルーなのです)



こんな感じでしがみついてます

これは もう18年ほど前にオーストラリア旅行をした時

帰りの空港で $ がちょっこっと残ってたもんで

読書好きの父親へのお土産に買ったものです
(それまで父親には買ってなかった訳)


実家の整理をした時に出てきたので

我が家に来てもらいました

今では 私の愛用のシオリになってます


障がい者施設はしご

2018年08月21日 15時22分55秒 | ボランティア
昨日は 区内にある精神障がい者の作業所に

久しぶりにお邪魔して

その帰りに そこのすぐ近くにある

就労継続支援施設B型 カフェももの樹 に寄りました




ボランティアの仲間たち7名で昼食を食べに行ったので

テーブル席はほぼ満席に!

こんなに大勢が一度に注文するのは あんまりないのか

普通のレストランとは違い

ボ チ ボ チ 出てくるのが 何とも言えない(笑)

もちろん 文句を言う人もいません

私の隣の人に「本日のランチ」が運ばれてきたのは

私が食べ終わってからでしたよん


私が食べた ロコモコ 500円なり 障がい者施設価格ですね

でもレタスやトマトたっぷりで 美味しかったです

私の前に座った人は

「今度はこれを頼もう」だって(^_-)-☆