今日も泥縄・・・

心の憂さの捨てどころ(^^♪

三流対決

2016年07月31日 17時25分37秒 | 能楽
へたくその三流ちゃいます

能楽の三つの笛の流派  森田流 一噌流 藤田流

森田流は全国で能楽協会員42名 一番の大所帯ですが

現在は家元不在で シテ方観世流宗家の家元預かりってことになってます

でも実質の代表格は 京都の杉市和師 そのご子息信太朗さんが30代代表として・・・

一噌流は東京周辺が主要な地盤で 登録協会員は11名

当日は50代代表として 一噌幸弘さんが・・・ユニークな方

藤田流は登録協会員4名が全員名古屋在住ということで

40代代表として 竹市学さんがいらっしゃっていました

これがなかなかに面白かったです

まずそれぞれの方に何でもいいから5分だけ吹いて!ということで

トップは信太朗さんが♪♪

なんていう曲やろ・・・私なんかがやったことない曲やな~なんて思って聞いていたら

なんか聞いたことのあるフレーズが? 翁? ? ?

次の竹市さんも ?なんやろ?

なんか…なんかいつかどこかで聞いたことあるみたいな???

後のトークの時に分かったんですが お二人とも翁の鈴之段

私、お稽古していますのよ 分からんか!

やっぱり次元が・・・次元が違うのね・・・

そして最後に幸弘さん 超長い横笛 小さい横笛 リコーダー 角笛など 7~8本を抱えて登場

一度に2本を咥えたりまぁ横笛縦笛自由自在 技術は最高 曲名は不明

ゆうに10分を超えても吹き続けているので 奥から鼓の音が ポン!!

面白い方でした

その後のトークの時間でも 自由さ爆裂

実は信太朗さんが(天然)なんでトークも楽しいものになるだろうと期待していたんです

でも その信太朗さんの影が薄くなるくらいの強烈なキャラクターでした

恐るべし幸弘さん

中之舞の地の4クサリを各流派で比べようと各々吹いたんですが

幸弘さん 「能管で!」と司会の山本さんに言われているのに

角笛でその1クサリを吹いていましたよ 角笛で・・・絶対難しいはずです

なんか非常に明るい能楽界を見て 興奮したのか

そのあとの 舞囃子 海士 クツロギ と 舞囃子 安宅 瀧流 は

夢うつつになってしまいました

で、いくばくかの睡眠と15分休憩で元気を取り戻し

能楽 自然居士 シテ浦田保親 はしっかりと拝見しました

浦田さんは好きな能楽師です

特にこの日の自然居士のシテにはぴったりだと思います

喝食のおもてがよく似合ってました

この曲は今年5月に 舞囃子で舞台に立ったので特に思い入れがありますが

でも やっぱり能楽は良いな~ 舞囃子ではかなり端折っていますし

前半のシテとワキとの長い対話も眠ることなく無事乗り越え
(周りの方は結構寝てはりました)

中之舞 舟の曲舞 簓の舞 羯鼓

たっぷり堪能しました

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墓参

2016年07月28日 17時02分07秒 | 日記
今日は朝から点字の例会 やっと来年のカレンダーが始まりました

今年はかなりのスロースタートです・・・

なんでまずは歳時記 1~12月まで一気に打ち上げました



やりゃ~出来るやん・・・わたし(笑)


で、そこ近辺から四天王寺までは近鉄のシャトルバスが100円で送ってくれます

終点はあべのハルカスです🏢

そのあとの用事がない時は 四天王寺に眠る父母の墓参りをすることが多いです




回廊の釣灯篭 この中の一つに両親の名前が入ってます

施主は兄・・・私の名前も入れようか?って聞いてくれましたが お断りしました

苗字が違いますもん ややこしい(苦笑)

長らく改修工事で囲われていた覆いがとれて

久しぶりに姿を現した五重塔




釣灯篭をお参りしますと言うと 無料でこの中心伽藍の中に入れます

この前にある金堂に 四天王寺のご本尊がいらっしゃいます

 聖徳太子本地救世観世音菩薩

そのご本尊をお守りしているように 周りに四天王が祀られています

足元には踏みつけられている邪鬼

堂内にいてるのは片付けをされているお坊さんと私だけ 

大きいお堂ですが 冷房が心地よくきいていて

静かな時間が流れます  

そして墓参 ・・・


四天王寺と言えば亀の池が有名ですね~

石舞台の横の池には本当にたくさんの亀が甲羅干ししていますが

写真のこの池は その近くの休憩所横の池



大きな緋鯉の魚影も見受けられますが

3匹の亀・・・一番右の亀はひょっとしてスッポン?!



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お迎え人形

2016年07月25日 15時59分07秒 | 日記
 今日は天神祭りの本宮

夜は花火や船渡御など賑やかな事でしょう

三日前の大阪天満宮↓



大きな茅の輪をくぐってきました

テレビ撮影用の台などはもう用意され 催太鼓の台車も置いていましたが 

まぁ他は色々と用意されていたりいなかったり

その中で お迎え人形の一つ

 猩々

顔出し看板があったので孫が顔出し(笑)



ちなみに孫娘 能管は習っていても 猩々の事は全く知らずもちろん読めもせず(苦笑)

それどころか 大川で上がる花火がこの天満宮のお祭りなのだという事も知りゃあしませなんだ

花火には去年も行ったらしいんですがね

なんせ母親も若いので人混みなんかへっちゃらなんですな~

私は毎年ゆっくり 📺テレビ鑑賞

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阿漕

2016年07月22日 20時43分06秒 | 能楽
 この日の二つ目の能楽は 「阿漕」

今のお稽古曲が「鵜飼」なので 観てみたかったぁ

この 「阿漕」と 「鵜飼」と そして「善知鳥」は三卑賤と呼ばれているそうです

昔は職業の選択の自由がありませんでしたからね

殺生を生業とする人たちの苦しさと そして漁・猟そのものの快楽・・・は 

人間の本質をえぐるだけに 能楽の主題になり易かったのでしょう


この中で「鵜飼」の漁師だけは生前の善行と法華経の功徳で助けられて成仏するんですね






余談ですが阿漕は三重県安濃でのお話ですが

私の父はこの地の出身 といっても山の方ですけど

きっと昔は今より海が近かったのかもね



で、この前日 夫の帰宅は1時過ぎ・・・昼ちゃいますよ

だから当日ですな

それまでは眠かったのに いざとなるとなかなか寝付けない

で、翌日(当日)の能楽講座のことも気になりだして

トークの内容を考えていたりしたら いよいよ寝られない

結局3時間余り寝ただけなんで

まぁ 能の囃子の心地良いこと💤💤💤

肝心なところは起きるんですよ  

でも間狂言なんてほとんど意識にない(苦笑)

まぁあれを至福のひと時というんでしょうな

贅沢な時間を過ごさせていただきました

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能楽堂へGO!

2016年07月22日 20時27分31秒 | 能楽
今日ポケモンGO!が配信されましたね

帰り駅の改札前で 📱を熱心に見ているお姉さん

やっていました(笑)

階段は無事に下りていましたが、その直後につまずいていましたよ

・・・大丈夫か?

んなことより 大槻能楽堂の同門会

午前中の用事で最初からは観られませんでしたが

入った時は 「梅枝」のちょうど樂のところでした

うん良い感じ~

樂は軽快で好きやな~

ただこの日 能楽堂のエントランスが素人の発表会でもないのに



華やか!!!

多分 きっと お姉さんに確認はしませんでしたが

大槻文蔵師が人間国宝になられたお祝いのお花でしょうね

多分 きっと (笑)

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