教育実習生

私が１２才　まだ中一のおさげ髪だった時

教育実習のために学校に来られた先生

なんせ５３年前のことで　お顔などは全く覚えていないんですが

なんだか優し気な　穏やかな空気をまとってはったような・・・

２週間の実習期間が終わって　二度とその先生にお会いすることも無いのですが

何故か　住所をお聞きしていて　年賀状を出すこと…５３年（笑）

「進学しました」

「就職しました」

「結婚しました」

「子どもが生まれました」等々

１～２行書いてきたわけです

で、去年　その先生から　旦那様が亡くなったとの喪中葉書を頂いて

「お寂しいかな～一度お会いしたいな～」なんて思っているうちに

このコロナ禍


先週でしたか　「そうだ手紙を書こう！」と思い立ち

短い手紙ですが　✉したためました

すると先生から「せめて電話でも」と電話番号を記したお葉書を頂いて

今日　お電話で５３年ぶりにお話しすることができました

携帯電話で１時間・・・　ようしゃべった


１時間で　二人の５０年分の話ができるわけはないんですが

でも　簡単にどんな人生を送ってきたかは分かりました

先生もご苦労なさったようですが、　

今は　ボランティアで日本語教師をなさっているとの

生き生きしたお声を聞くことができました　

・・・何度か二人して涙ぐみ（笑）


５３年間年賀状を出し続けて本当に良かった・・・って

先生もおっしゃってましたが　私も本当にそう思います

良かった・・・日本に年賀状の習慣があって

本当に映画って✨

先日見たトランスジェンダーをテーマにした映画

彼らが本気で編むときは　２０１７年



リンコ役の生田斗真さん　お綺麗でした

彼　本当に凄い役者さんですね

彼氏役の　桐谷健太さんも　いい味出してたし

何より　子役の　柿原りんかさんが良い演技でした

この映画　子役がだめなら　死んでしまいますから


監督が女性らしくてね　トランスジェンダーの問題を丁寧に扱ってました

久々に　良い映画観たな～って感動した


ところで　生田さんとはお友だちだったらしい　

三浦春馬さんが亡くなった日に　テレビで放送されていた

「コンフィデンスマンＪＰ　ロマンス編

録画していたのをね　ひと月くらいしてからだったか見出したんですが

でも春馬さんが本格的に映りだして　あの笑顔を見たら

どうしても続きを見る事が出来なくてやめてしまいました

春馬さんの特に大ファンと言う訳では無かったけれど

彼の笑顔は　凄いと思っていたのに　哀しい



で、こないだ　ネットサーフィンしてたら

たまたま「君に届け」と言う映画の舞台挨拶の動画に行きあたって

１０年ほど前の三浦春馬さんと多部未華子さんが

お手紙を読みながらお二人して涙を流してはったんです



なんだか　観たくなってね　「君に届け」

高校生の　　純愛もの？　みたいな映画でしたが

ここでも春馬さんの笑顔は　素敵でした

彼　本当に綺麗な笑顔を見せますね

今回は最後までちゃんと観ました


その笑顔に哀悼の意を表しつつ　

植物図鑑

有川浩さんは　大好きな作家さんなので

彼女の本はかなり読んでますが

この「植物図鑑」は　映画化されてるのも知っていたけど

何故か？「食わず嫌い」みたいな感じで　避けていました

それが　２か月ほど前だったか　古本で見つけて

買っていましたが、やはり📚放置





Ａｍａｚｏｎプライムで　高畑充希さんと岩田剛典さん主演の映画

「植物図鑑　　運命の恋、ひろいました」を先に見てしまいました

まぁ　がんちゃん　好きやからね（笑）

で、これは原作を読まねば！と一気読み

原作と映画はうん違うんだな～

やっぱり　原作が良い💖

映画見て　泣かなかったけど　原作では胸が詰まったもん

この物語は　「いつき」君が出て行ってからが　良いと思う


泣きながら健気に働いて

哀しくても寂しくても　お腹は減るし　生きて行くんだな～ってのがね


すっごく分る　

・・・

朝夕は秋の気配を感じるこの頃

２週間以上のご無沙汰です





先月　大学能楽部の先輩が亡くなりました

私が一回生の時の四回生

三回が執行部となり、四回は技術部になるので

私たちは四回生に初歩からそれこそ手取り足取り厳しく教わったわけです

春・夏の合宿は本当に厳しかった💦


卒業後は流石に年に一度の大学能楽部自演会に会えるかどうか？ってお付き合いでしたが

ここ１０年ほどは　お互いの発表会には必ず駆けつけ

その他にも能会で出合ったりして

能楽つながりで本当に親しくしてもらっていました

能楽に関してはよく勉強してらして　博識で　教えて頂くことがいっぱい

ずっと大学時代の愛称で呼ばせて頂いていた　お・・さん

「今が一番若いのよ」と

能楽以外にも色んなことに挑戦してはりました

それが　去年の夏かるい脳梗塞を起こされて

そのせいか認知症の傾向もみられて

でも今年の発表会にも出るお積りで　着物も頼んではったらしい


結局４月の予定がコロナで７月に延期

先輩は出られなくて　

ちうか・・・

８月には癌も見つかったらしく　それからほんの２週間ほどで

この世を駆け抜けて行かれました

本当に「駆け抜けた」の言葉がぴったりの先輩

お子様が居らっしゃらないので

残された旦那様はさぞ・・・


それから　この訃報を教えてくれた能楽部の同級生が

これに関して（供花など）先輩方にも色々連絡をしてくれたんですが

様子がおかしい（認知症っぽい）先輩がいてはって

私の周りにも　７２歳でちょっとその気配が出てはる人がいて

７０ってのは一つの山なのかな～って話をしてたんです


さて　私が認知症になったら　誰が教えてくれるか


両親とも認知症になっているので

長生きしたら　私はそうなる確信みたいなのがあります


その能楽部の同級生には「おかしいな？」と思ったら

流石に直接は言いにくいだろうから　

「受診して」とお手紙書いて！とお願いしました




そんな事もあってか　いろいろ昔のことを思い出すことが多くて

それも電車に乗ってる時　ホームで待ってる時

朝の歯磨き中💦

色んところで　色んな思い出が顔を出します




あの時　🚅を降りていたら？

あの時　出ていなければ？



でも　学生時代の友人は変わらず居たんだろうな










ＰＳ，　一緒に電車を降りても　人生はたいして変わらなかったと思うけど

あの時　出なければ　完全に変わってるな～


でも　

出て良かったと思ってる　

今が良い（笑）