今日も泥縄・・・

心の憂さの捨てどころ(^^♪

あーねむい

2016年06月29日 16時43分41秒 | 日記
最近 お天気が☔☁☂☁🌂☁・・・

もちろん梅雨ですのでこれは仕方がないし 降らなければまた問題ですけどね

ただ 低気圧が・・・前線が通ったりして気圧の変化がひどい時は

どうも頭が重い なんかしんどい そして眠い(=_=)

低気圧により副交感神経が刺激され 身体が睡眠状態になるという事も言われていますが

けっこう つらいです

昨日は朝の調子が悪くて、夫が出社し用事を済ませたら 我慢できずにもう一度布団に㏌  

近所のおうちに宅配に来た「生協です!」の声で飛び起きました

今日も今日とて 昼頃からまた雨が降り出してきて テレビを見たまま横に倒れ




今週は明日明後日と出かける用事もあるのに

月曜から今日までは ほんとに何の用もなかったんで ひたすらだらだら~~

だからね~ 笛なり仕舞なりお稽古を頑張ればいいのに

それをするのも だるいんですよね~















休みの日のお料理に目覚めた夫

何を作ってるのかな~ってリリが興味津々




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生死の川ー高瀬川考

2016年06月28日 13時29分27秒 | 能楽
日曜日のNHKの能楽番組を録画していたのを ゆっくり観ました

夫が居てては能楽番組は観られない・・・

多田富雄さん作の新作能 

生死の川ー高瀬川考

夫婦間の安楽死をテーマにした物語で、


奥さんが乳癌になり 昔のこととて手当もままならない

胸は巌のように堅く腫れあがり、そのうち皮膚も破れて 悪臭漂う凄惨な状態になる

もちろん生き地獄のような激痛で 飲食もかなわず

奥さんはもう楽になりたいと願うが 夫は必死に励ましている

しかし、とうとう奥さんは自分で喉に刃物を突き刺す

しかし・・・力及ばずなかなか死ぬことが出来ない

で、請われてとうとう夫はその刃物を一気に引き抜き 

夥しくあふれ出た血潮が 生から死への川のようになり 奥さんはあの世に赴く

そしてその顔は・・・菩薩の様な穏やかな顔をしていた

夫は捕らわれて高瀬川から木津川 淀川と流されついに死んでしまう


そういう出来事をふまえて舞台は進行していきます

高瀬川を荷を積んで渡る船頭がワキ

夫がシテで 前シテの夫は現の者か亡霊か分からぬように 顔の下半分を布で隠しています

男が高瀬舟に乗せてくれというのを 船頭は断るのですが

いつの間にか男は乗っているという 不気味な感じ・・・


夫は「罪人として流されたけれど、自分のしたことは罪に当たるのか?」

と死んだ後も苦しみ続けているのです

さて皆さん これは罪になりますでしょうか?と問いかけているようです


この残酷な物語を リアルな映像で見せたらそれは凄いことになりますね

奥さんが亡くなるところなど ホラーになりかねない

それが 能楽の舞台では 残酷な場面も節の付いた謡で謡われ

観る人間の想像に任せている

それによって 話の根幹を簡潔に表せるという

まぁなんと能楽の素晴らしいところでしょう


多田富雄さんは東大医学部教授や生命科学研究所の所長も歴任された科学者です

そしてとても能楽に造詣が深く 新作能も数多く手がけられています

脳死移植を扱った「無明の井」と言う曲があるのは知っていました

が、この方の新作能を観るのは初めてです

多田さんの著で「脳の中の能舞台」という本がありまして

書店でこの本を手にしたとき 洒落?がなんか面白くて買ったのですが

初心者用の「能の見かた」的な本ではなくて

能楽を色んな方向から解説しているので なかなか面白い


さて この生死の川

最後の方の謡が素晴らしいと思いました

悔いの狭間にゆれゆれて ちろろ燃ゆる狐火の

暗き心の鬼となって 中有の闇に沈みしを

獄吏らにひきたてられ 身は白砂にて 裁かれつ

つひに罪をば木津川の 流れも末は 淀となる

 ♪ 笛(しみじみとした笛の調べです)

高瀬舟の罪人の その罪とがのありかをば

ただしたまえ 舟人と 闇の底に入りにけり 闇の底に沈みけり


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認知症カフェ

2016年06月26日 15時32分01秒 | 日記
昨日は小雨降る中 地元の福祉センター主催の

認知症カフェへ☔

最近始まった催しで どんなもんかな~って見学がてらです

今回が2回目の開催らしいのですが

まあ盛況で 慌てて椅子を足してはりました

一杯100円のコーヒーかジュース

地元のパン屋さんの手作りパンも同じく各種1個100円

ボランティアの人が まぁ大勢いらして

なんか・・・ごった返してた・・・

チラシには「おいしいコーヒーやお茶を飲みながら ゆっくり過ごしてみませんか?」

「誰に聞いていいかわからない 介護のお悩みを相談できます!」

とありますが・・・

途中での音楽タイムではハーモニカの伴奏で童謡を歌うのですが・・・

ボランティアの方が 耳元でタンバリンを打ち鳴らすもので

うるさくて・・・(苦笑)

あれではゆっくり相談なんてできる状態ではないと思いますけどね~

せめて 部屋の隅にでも 相談コーナーみたいなのがあれば

ご家族のことでほんとに困っておられる方に

やさしいのではないかな・・・

くだんのタンバリンのおばさんに「一人でこられたんですか~?」って明るく聞かれたので 

「そうですよ~」と明るく答えて帰ってきました。

場を盛り上げようと気を遣ってはったんでしょうが

認知症カフェ・・・そんなに盛り上げなければいけないのかな?


100円のあんぱんは とっても美味しかったです!(^^)


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当事者研究

2016年06月24日 09時48分49秒 | 日記
10年ほど前に発行された

「安心して絶望できる人生」 向谷地生良著

その少し前に 精神保健福祉ボランティア養成講座を受けて

ボランティア活動を始めていた私は、この本を読んで 感動・・・?

自分が統合失調症になった時は 北海道・浦河に行ったら

生きていけるな~なんて思ったものです

もちろん思春期はとっくに過ぎていたので

もう自分がこの病気になるかな~とは、その時は思っていませんでした


が、最近、近くに住む独居の老婦人が 統合失調症で入院されたので

他人事ではない・・・・

このご婦人がよく夕食を食べに行くお店のマスターの
(私たち夫婦の行きつけのお店でもある)

「お店によく来てくれはるおばあさんの認知症が 急に進んで困っている」というお話を聞いて

私も何度かお会いしたことがあるので 詳しく様子を伺うと、それは明らかに認知症ではない

ご婦人のご家族ののこともご存じだったので、

「是非、精神科を受診するように伝えて~」と言ったところ

受診したら、即入院やったそうです

80歳を過ぎても 罹るんやぁ・・・

そんなことがあって 思い出してまたこの本を引っ張り出して読んでます

大学教授でソーシャルワーカーでもある向谷地生良さんが 

「浦河べてるの家」 の活動を紹介した本で

色んな症状で苦しんでいる患者さんたちが

自分の症状を「当事者研究」としてまとめて発表してはるんです

例えば 幻聴に苦しんでいる方が

「統合失調症幻聴さん苦労型」と自分の病名を決め

「幻聴さんとの付き合い方」を様々なミーティングを通じて研究していきます

他にも「他人の評価依存型人間アレルギー症候群」

 「統合失調症さとられ型」  「自分のコントロール障がい」

 「統合失調症内部爆発型発熱タイプ常時金欠状態」

 「慢性涙腺ゆるみっぱなし症候群自分いじめ型」 「統合失調症全力疾走型」

などなど、様々な病名を自分でつけて 研究の目的を確認し

今までの経緯や苦労のプロフィールを発表し 研究の方法をまとめて整理する・・・

そんな感じかな~

個人情報保護のこの時代

でも弱い部分の情報こそ隠さず公開する

そしてどんどん苦労をする・・・

一言でまとめるのは難しいな


本の最初の方に書かれています

精神障がいを抱えて生きる苦労を繰り返す当事者を見ていると、

その最大のテーマが「自分を知ること」において生じるジレンマにあることがわかります。

実は、「自分を知る作業」というのは、想像以上に苦しさを伴います。

自分を知る作業がはじまるのは、いわゆる「思春期」です。



だから思春期に発症する人が多いんですね~

そして老齢になった時も 自分の心身と環境の変化に対応することが難しいのかな



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神遊

2016年06月23日 21時16分30秒 | 能楽
昨日の笛のお稽古は 三輪 神遊を 破之舞まで通しました

先日 三輪の白式神神楽のことを書きましたが

これは観世流の小書きで

今回の神遊は喜多流の小書きです


この神遊 序が増えて六つとなり複雑な足拍子となるそうです 

二段にはラァラァラァ・・・と十のユリがあり 

そのあと今度は ユリノナキ 七ッユリ リィィィィィィィ・・・

聞かせどころなんでしょうが、下手な笛では何ともしようがありません(><)


で、直リノ手の後は神舞ではなく いったん終わって 破之舞

破之舞は二段で最後は吹捨 謡が入ります

吹捨ってのも初めてです

やはり流派が違う上に 小書きがつくとかなり変わりますね~

喜多流の能にはあまり接する機会がなく

もちろんこの神遊も観たことはないんですが・・・

いやそういえば先日NHKで 名人と言われた

故・喜多六平太さんの80歳を過ぎてからの舞台を観ました

長刀を振り回して船弁慶を舞っておられましたが

まぁ力強いことこの上ない!白黒の古い映像でも迫力を感じましたよ



ところで・・・この日のお稽古の録音を 家で聞いてガックリ(´;ω;`)ウッ…

今にも気絶しそうな音ですよ~

自分では結構しっかり吹いたつもりなんですが

つもりではあかんわ。。。







これは去年の舞台で孫と一緒に中之舞を吹いたものです
孫を引き立てようと地味目の着物にしたんですが
友人に地味すぎ。と言われました・・・
笛の刺繍がはいってるんですがそれは見所からは見えませんもんね~!

コメント (2)
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