昨日土曜日は 暖かい日になりましたね
京都まで行ってまいりました
京都の囃子会主催の能 第63回同明会です
そう!第1回は昭和30年開催 私と同い年なんですね~
そして同明会が発足してから百周年という記念の能会でもありました
朝 仕事から帰って 用意していた洋服に着替えたら
ちょっと出るには時間は早め・・・
でもまぁいいや 時間があればどこかによって☕でも飲めばいいし~と
そのまま家を出て 京阪電車で三条まで🚊💨
駅構内にあるパン屋・SIZUYAさんで
カルネ(フランスパンにハムや玉ねぎを挟んだサンドウィッチで美味しい💛)を買い
時間もあるのでと 京都観世会館までテクテク👣👣
京都に地下鉄ができる前は いつも歩いていた道で 久しぶりに歩きました
でも一駅なんで20分も歩いてないと思う
観世会館に着くと11時過ぎ・・・
開館時間は11時半ですが 会館前には長蛇の列です
お一人様なのでいつも指定席は買わず 自由席で見ているのですが
人気ですね~!!
お茶なんか飲んでる場合やない(笑)
並びました
入館しましたが 正面のみならず ワキ席まで
ほとんど指定席のカバーがかけられています
うろうろと迷っていたら 妙な席しか残らないぞと
ワキ正 中央の補助席に陣取りました
マフラーを席に残して2階のソファーへ
ここにはお茶の用意があります
そこで カルネを食べお茶を頂いて腹ごしらえ
この日の最初の番組は
弓矢立合
もちろん初めてです
これは江戸時代将軍の前で お正月に演じられもので
翁から派生したものだそうです
観世流と喜多流 後は金剛宝生金春の各流派の輪番制で
三流派が合同で演じるのだそうです
昨日は 観世と喜多と 金剛流でした
三流派のシテ方が素襖長袴で正面に座り
平伏したまま観世太夫が四海波を謡います
昨日は片山九郎右衛門さんでした
深くお辞儀をしたまま謡うなんて苦しいでしょうね
お顔がちょっと赤くなっていたように思います
ワキから見たので 良く見えましたわ
そのあと三人が 老松 東北 高砂を同時に舞います
もう何が何だか分かりませんが 凄いなというのは分かりました(笑)
囃子方は笛 鼓 大皷 各一人が地謡の座に座ってましたので
笛の杉先生が真正面です
番組には笛は光田洋一さんの名が載っていましたが
光田さんは去年暮れに亡くなられましたね・・・
能楽会も世代交代の波に襲われているようです
次は 舞囃子 高砂 八段之舞 シテは浦田保親さん 笛は信太朗さんです
八段之舞は6年ほど前に舞台で舞ったのですが
どこがどう違うのか・・・
どこもかしこも違うんですね~
お次は 舞囃子 羽衣 彩色之伝 シテは杉浦豊彦さん
大学能楽部の講師であった 杉浦元三郎先生のお子息です
私が大学生だった頃は 小学生の可愛いおぼっちゃんでしたが
ご立派になられて・・・
これまた 私の羽衣とどこが違うのか・・・
どこもかしこも・・・(笑)
お次は独調のあと
能 安宅 延年瀧流 貝立貝付
珍しい小書きですね
シテは 金剛宗家の 金剛永謹さん
観世流の安宅は見たことがありますが金剛流は初めて
金剛宗家は力演でした(後半は汗が目に染みてはりましたわ)
延年瀧流は笛のお稽古をしたので ちょっとは分かってるはず
・・・やったのに
杉先生の笛は 「?私がお稽古した笛?」って感じでした(笑)
義経役の子方 可愛かったです
一生懸命練習したんでしょうね
将来立派な能役者になっていただきたい そう思いました
休憩の後の狂言は 鬼瓦
面白かったですが・・・
郷里に残した古女房の顔が あの鬼瓦そっくりだと笑う
そんな・・・笑っていいのか?(笑)
しかしさすがの茂山千作さんと七五三さんですね
そういえば安宅の狂言方は逸平さんと千五郎さんでした
豪華な狂言メンバーですね✨