今日も泥縄・・・

心の憂さの捨てどころ(^^♪

一年ぶりの

2021年02月28日 14時14分57秒 | 能楽
昨日は1年ぶりの 能楽堂です

京都観世会館の 同明会

去年の同明会からずっと能楽堂には足を運んでいませんでした

コロナが暗雲たれ込めさせていました

いやさ いまだ 暗雲はありますけどね


昨日は見所の人数は半分に

もちろん入り口で検温 手指の消毒 そして名前と電話番号をカードに書き込み

チケットのもぎりも自分で



昨日は金剛流の舞囃子3番と観世流は舞囃子2番と能楽

その中で非常に興味深かったのが

金剛永謹さんの舞囃子「定家」小書き 袖神楽 露之紐解 六道



詳しくは写真をどうぞ

笛は市和先生です

これがね 約40分はあったかと思いますよ

定家のシテは 式子内親王ですから 高貴なお方ですよね

で、彼女との激しい恋を隔てられた藤原定家の執心のお話

定家の執心の解ける様を装束の露を解く型で表すのが「露之紐解」 らしいのですが

多分 見たことのないしぐさがあったので それだと思う

でもね~ それでとても定家の執心が解けたとは思えない訳で

やっぱり 式子内親王の塚は定家葛にぐるっぐる巻きにされるみたいやし・・・

執着心というのはゲニ怖ろしいものですな

ストーカー規制法も 死後の世界には通用しませんしねぇ



そう それから序之舞の小書きの六道

仏教用語の六道

衆生が業の結果として輪廻転生する六つの世界

天道  人間道  修羅道  畜生道  餓鬼道  地獄道

修羅道は修羅物として能楽ではよく登場しますが

もともと能楽は仏教の影響を深く受けていますよね

寿命も短く天災や戦に翻弄されていたあの時代 

宗教の救いがなければ生きていけなかったんでしょう

そして六道の序之舞 なにやら不思議な舞でした

市和さんの笛が又なんちゅうの 舞台にまとわりつくような?変幻自在?

語彙力不足で申し訳ないです

それに聞く力もね~ 💦情けない

袖神楽がどれなのかとうとう分かりませんでした(/ω\)

でも1年ぶりの本物の舞台に接することができてうれしかった

久しぶりの京都なんで京阪三条の駅構内の売店で

豆政のお豆さんを買いました💛


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2 コメント

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Unknown (ミロク)
2021-03-04 14:06:46
今年は断念した同明会でした。
年二回はひめさんにお会い出来る機会、それが2回とも諦めざるをえなかった、、、
コロナのばかやろぅ😭
定家の小書の話しやいろいろ、先生からお聞きして行きたいなぁとおもってました。
定家、救われないストーリーの曲ですが好きです。
定家っちの纏わりつくような執心にもがく内親王がまた色っぽく美しく見えて。
たぶん先生の笛は上等高級過ぎて私には難解だと思いますが😁💦
序ノ舞の序すらいつ終わったのかわからない時もありました笑
信太朗さんの笛も聴きたいなぁ〜

とりあえず秋の塔影能がいけますように…
仏様に手を合わせております✨✨
Unknown (ミロクさんへ)
2021-03-05 14:29:42
本当に諦めることの多い1年でした
はい、今年の秋こそ!!!と念じております(*^-^*)

で、先生の笛 「上等高級過ぎて」(笑)
もとよりボキャ貧の私には到底言葉には出来ません
でもこれがライブの良さですよね~
録音できない=二度と聞けない音の儚さ

今日 お稽古なんで 袖神楽と六道のこと
お聞き出来るかな?と思っています

この日曜日に大阪の笛の先生のお社中会があるんですが
事前申し込み→指定席葉書送ってくる なんです
何とも面倒くさいお話ですが
それでも安全に開催するには・・・と色々お考えになったんでしょうね
5月の舞囃子の発表会と10月の杉会は
どんな感じになるんでしょうかね

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