今日も泥縄・・・

心の憂さの捨てどころ(^^♪

白洲さん

2017年09月29日 21時03分47秒 | 能楽
阪急百貨店で開かれている 


特別展  白洲正子ときもの 


能のお稽古の後で 行ってきました




白洲さんは旧伯爵家のお嬢さんで

幼少時から能楽のお稽古をなさっていました

梅若流 と書いていましたが 観世流の梅若六郎家です

当代は人間国宝の 梅若玄祥さん 

白洲さんは それまで女人禁制といわれた能舞台に

女性として初めて立ち 能楽を演じられた方です

素人ながら 能楽の免許皆伝?を受けられましたが

やはり能楽は女性には無理だと 

舞台に立つのは遠ざかれたとか

確かに能楽は女ではきついところがたくさんあります

曲目も限定されますしね・・・




で、ダンディーな白洲次郎さんとご結婚されて

ご本人は文筆家とされていますが、多彩な才能をお持ちだったようですね

やはり伯爵家のお嬢様だったお母様も

良いものを追求される方だったと書いてありましたが

そんな環境で育てば 良いものに目が肥えるのでしょう



展示されていた着物類は 紬・絣がほとんどでしたが

全て 一流の作家の手になる物でした


50代前ころから 銀座で きものと工芸のお店を経営なさってたらしく

粋で凛とした方だったようですね



刺し子の半纏 

カッコいい!



能楽に関しての展示は

女性で初めて能楽を勤めたという土蜘蛛の写真

そして 能楽 船弁慶の後ジテの写真もありました



この「能の物語」って本

能の名作21編を独自の解釈を加えて

お話を現代語で分かりやすく書いた本

これを読んだら その能が見たくなります(^。^)y-.。o○


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2 コメント

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ひめさん (ミロク)
2017-10-01 08:31:58
白洲正子さん、素敵ですねぇ✨
煙草を吸っている写真見た時に惚れました笑笑
旦那さまもカッコイイ!
庶民には違う世界に思えますが、お二人の生き方が素敵に取り上げられているのが多いような。
ひめさんも羽衣を披かれて、同じ女性で能を演じた白洲正子にはいろんな思いがありそうですね( ´∀`)
紹介の本、図書館で読みました。
ほんとに、能が観たくなる本でした、、、
と言いながら、ん?三島由紀夫の近代能楽集とごっちゃになってるかも( ̄∀ ̄;
また借りて見ます。
偶然、先日に買った古本が白洲正子さんの「お能の見方」
写真もいっぱい載っていて、入門編とだけあって読みやすい、、、はず、、、と、言うのもまだ読んでいませ〜ん笑笑
裏に白洲正子さんのサインがあってびっくりしました。
大事に読まなきゃ(^^)
Unknown (ミロクさんへ)
2017-10-02 08:48:13
雨の月曜日です⛆

「お能の見かた」有名な本ですよね
私はまだ読んでいませんが・・・(笑)
橋掛かりから女性が出てくるところの表紙
インパクトありますよね~
しかもサイン入りとは!これはすっごい値打ちもんかな?(^^)!

能楽に親しんでいると、様々な場面で白洲さんの名前と出会うような気がします
それだけ 素人の立場での能楽界での白洲さんの存在は大きかったんでしょうね~

白洲次郎さんもカッコイイ生き方をされたようですね
遺言が 「葬式無用 戒名不用」という簡潔な言葉だったらしい・・・
ねぇ~こんな風にあっさりと爽やかに死んでいきたい・・・
また 死ぬ話になった(笑)

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