かずまんの日記

美味いモンをトコトン探求するかずまんの日記

Weekend Column-001

2006-09-30 04:16:31 | 今日の一言
土日はちょっと食べものとは違うことを。

という事で先月台湾に行ったときに感じた話。

まず、台北市内に入り気づいたのは建物の古さ。
築ウン十年も経ってそうなアパートや平屋建ての家が軒を連ね、漢字の看板が道路沿いに伸びている。



昭和の日本の写真を見ると、今の台湾の町並みの風景と重なるようです。
台北市内は今年できたばかりの世界一の高さを誇る101タワーを除き、高いビルはほとんどない。

少し路地に入ると、洗濯物がむき出しで道端で魚をさばいている人がいたり、
独りで茶に興ずる老人がいたり、囲碁のようなモンをしている人がいたり。




こういう光景が何処へ行ってもみられる。かつての日本もそうであったであろうと町を歩きながら想像したりもする。





整備されているところはされているが、少し中に入ると、道もガタガタで下を見ながら歩かないと、たちまち何かに躓く。

激しい段差が不意に存在したり、タイルが剥れていたりするのはあたりまえ。
中には30センチくらいの段差がある道があり、おばぁちゃんとかちゃんと歩けるのか他人の心配をしてしまう。


(集合新聞受け。味がでてます)

地元の人の足は主にスクーター。
排気ガスの影響かみんなバンダナでマスクをしていますが、果たしてその役目をしているのかどうかは疑問です。

ボクは専ら地下鉄と歩きで台北の街を散策しましたが、悪路や道がややこしくて、最寄りの駅からホテルにはついに最終日になってもまっすぐ帰ることは出来ませんでした。


(コレが地下鉄の券売機。初乗り70円)


地図は必需品です。
コレがないと自分の居る位置も分かりませんし、目指すべき目的地にはたどり着けません。
人に地図を見せて道を尋ねても5人に聞いても5人とも違った方向を指差すモンなので頼れるのは自分だけだと決心しました。

幸い標識は漢字で書かれており、地図と照らし合わせ自分の位置を確認。
方角は太陽の位置を確認して推測。

まさに都会の中でのサバイバル。


そして台北ではコンビニが出店ラッシュ。
ファミマやセブンイレブンが至るところに点在。

しかし、日本のコンビニと違うところは商品を袋に入れてくれないところ。
袋をもらおうとすると、幾らか請求されるんです。

でもコレには僕は全面的に賛成。
ゴミが減るだけでなく、個々の意識が変わるでしょうね。



そしてレジでお金を受け取るときにもらうのがロト付きのレシート。
2ヶ月に1度抽選会があり、1等は200万元。およそ700万円。
だから、日本のコンビニみたいにレシートをレジの横にあるレシート入れ等存在せず、みんな財布の中にいれ抽選日まで待つそうです。

他にも書くことはありますが、詳しくはコチラをご覧ください。

http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001344

鯛の潮汁

2006-09-29 10:08:00 | 今日の一言
昨日は先週のリベンジで潮汁を作りました。
鯛のアラをタダ同然で買ってきてまずは熱湯で霜降り。

血合いなどをキレイに掃除して準備完了。

味付けは塩、酒、醤油のみ。
鯛からでるダシって凄いですね。
上品で濃厚で他の魚にはない何かがある。

鯛めしを作ろうというアイデアはこういうところから来るんでしょうね。

やっぱり腐っても鯛。

僕は鯛の刺身は余り好きではありませんが、鯛のアラだきや鯛茶漬は好きです。
鯛の身ではなく、鯛のダシが好きなんですね。

安上がりなかずまんです。

もちろん寺島米と一緒にいただきました。

ごぞんじ。

栗きんラン?

2006-09-28 13:04:19 | 今日の一言
丹波栗をゲットしたので早速栗きんとんにしました。


茹でてスプーンでくりぬいた栗を鍋にいれ、味付けは和三盆のみ。
シンプルだけど、栗の味ソノモノをいただくにはコレが一番ですね。

普通の栗きんとんだとチョッピリ寂しいので今回はきんとんの甘めを押さえてモンブランの上に載せるマロンクリームをトッピング。


マロンクリームの中にはマロンペースト、バター、生クリーム、バニラ、シナモンがはいってます。

栗を裏ごしするために使ったざるの目が粗かったので食感はあまりよくありません。
フードプロセッサーでビューンとやりたいのですが、ウチにはそれがない。
まぁそれもアジっていうことで。

ラップで形作り、巻き、クリームを絞ります。


使っているのは大谷桃子さんの器。
最近桃子さんの器を使ってなく、すねているようだったのでたまには・・・


和洋のフュージョンデザート。
なかなかのもんでした。

ごぞんじ。

腕をふるうのだが

2006-09-28 10:19:41 | 今日の一言
木曜日に日曜日の話をするのはちょっと遅れてますが書きます。

日曜日は友達の誕生日パーティでごはんを作ることに。

あらかじめ作っておいた渋皮煮で朝からパウンドケーキを作り、黒門市場で買出し。

当日のメニューは次の通り

トマトとモッツァレラのサラダ

秋のきのこのロースト

栗ごはん

和風ブイヤベース

魚の佃煮

豚ばら肉のワイン煮

和風モンブラン

でした。

写真は料理に夢中でとってません!!

唯一写真に収めたのが、渋皮煮のパウンドケーキ




結構ヒットでした。

普通のパウンドケーキに渋皮煮をサイコロ状にしたものをいれ、さらにゴロっと渋皮煮をトッピング。
渋皮煮の煮込んだシロップとラム酒を加えたものをカラメリーゼし、表面にコーティング。
チョッピリ渋の残った大人のパウンド。


でもね、和風ブイヤベースが自分の想像していた味に仕上がらなかったんで後悔。
豚ばら肉のワイン煮もアツアツでサーブできたらよかったんですけど、完成してからちょっと時間が経ちすぎてしまい、肉が冷めてしまいました。

でも、味は最高ですよ。
干しイチジクのあまみと赤ワインの深み。そしてローズマリーが豚肉臭さを消し去ってくれてフレンチのよう。

アツアツの場合は切ると断面から肉汁が滝のように流れ出す。

イチジクの種のツブツブ感は何時間煮てもなくならないので良い食感のアクセントになり、おもしろい。

今回は淡路島のタマネギをソテーしてソースに使ったが、淡路島タマネギの甘みを思う存分感じました。砂糖は全く入ってないのに甘い。


デザートは和風モンブラン。
渋皮煮を下に2個置き、その上からマロンクリームを搾り出す。
国産の栗とフランスの栗とのコラボ。なかなか美味しかったですよ。
ホントはアニスやピスタチオなどでトッピングしたかったんですけど、それはまた次の機会に。
渋皮煮の下にパイか何か敷いたらすぐにでも売れそうなそんな和風モンブラン。

イメージがどんどん膨らみます。

まぁそんなこんなで長かった週末ですが、いろいろ刺激を受けたり励みになりました。

もっと修行して美味いモンつくります!!

ごぞんじ。

2006いけばな新進作家展

2006-09-27 10:43:46 | 今日の一言
次の日は朝から奈良へ。

奈良の東大寺―二月堂―奈良町と案内。

途中、奈良町の中にあるとあるカレー屋へ。
(名前忘れた!知ってる人がいたら教えてください)

僕は野菜のカレーとチキンカレーをミックスしたカレーランチを注文。


スパイスが本格的でなかなかのものでした。

ご主人さんがよく喋るヒトで太陽光発電の大切さを熱心に常連客に説いていました。


奈良から大阪に舞い戻ってこの日のメイン、肥原康緑さん達が中心の若手華道家が集まった展覧会「2006いけばな新進作家展」にお邪魔をしました。

モダンなものから爆発しているようなものやアイデア勝負のようなものまで色々作品を見ることができ面白かったです。

こーろく君の作品はこちら。





この赤い花はグロリオサという花。
金の針金で作った籠の中にグロリオサを入れ、2段重ねのアクリルの水槽に沈め、緑色のフウセンカズラを這わせたもの。

まず、赤と緑とそして金の色遣い。
他の作品が落ち着いている反面、コーロク君の作品はドコから見ても見つけられそうな存在感のある作品でした。

そしてアクリルの水槽に反射してうつるこれらの花毬がとても美しい。
見ているヒトの足を止めて魅入ってしまうそんな作品でした。


説明するコーロク君の姿はやはり華道家、肥原康緑先生。襟のフワフワが良かったです。


コーロク君曰く、

グロリオサの花はなんとなく昆虫のような、鳥のような、
生物的な表情があるので大好きです。

また、フウセンカズラは蔓に風船状の実がつくという、世にも不思議な植物なので、
いいアクセントになるかな…と思って使いました。

この2種類の植物が持っている強い色彩の力や、湧き上がるような生命力、
ダイナミックな躍動感を表現することを目指して製作しました。



ですって。

一人のもつスペースが限られていたので作品の大きさも合わせないといけませんが、もっと大きなスペースでやってみたらもっと面白いかもしれませんね。


会場を後にした僕たちはNGKの近くでたこ焼きを食べ、豚まんをほおばり、アルションのクレープを食べたのち、展覧会終わりのコーロク君と合流。
展覧会に参加した友達達といつものお好みやき屋「くいしんぼう」で晩ごはん。



僕はココの素朴なねぎ焼きが好きなんです。
ゆっくり焼いてくれるので大食いせずに満腹になる。

それから大阪のディープなところを車で案内してもらい、靱公園ちかくで夜お茶。

お気に入りのボーダムのカフェが閉まってたんで隣の茶屋で一休み。


歩き疲れでちょっとキテましたけど、楽しい一日でした。

コーロク君の作品も久しぶりに見ることが出来たし、いろんな友達にも会えることが出来たし、良かった良かった。

因みに10月にもコーロク君の展覧会があります。
今度は大丸心斎橋店で「第40回いけばな大阪展」10/18~28まで。
詳しくは未生流のウェブサイトまで。

http://www.misho-ryu.com

ごぞんじ。

Henri Charpentierの秋冬新作スイーツ

2006-09-26 12:55:26 | 今日の一言
美味いおでんを食べた後はアンリシャルパンティエの秋冬新作スイーツのパーティへ。

アンリシャルパンティエって言ってもピンと来ない人もいるとは思いますが、あの紙袋を見ると、皆さんどこかでカナラズ見たことがあるでしょう。

で、パーティに行ってきたんですが、僕は結構小規模の集まりだと思っていたのですが、
ノンノンノン!

神戸セレブ予備軍の20代から30代の150人以上のゲストが集いみんなゴージャスドレスや神戸巻きなどのオシャレ合戦。
僕は仕事終わりでスーツだったから良かったものの、いつもの短パンにシャツじゃなくて良かったと安堵。
たぶん短パンだったらパーティ会場に入れてくれなかったでしょうね。わはははは

しかもパーティに呼ばれている男性は数えるほど。97%女性!!!
コレだけ囲まれると恥ずかしくなってきますね。

僕は体も大きいし、坊主でスーツを着ているものだからたぶん周りのヒトにはダレヤロ?謎の人物?的な目で見られていたに違いありません。


渡辺満里奈さんがくるかもって言われてたけど結局きませんでした。

まず、会場が凄い。

パーティが始まるのが21時からだったもので、アンリの建物だけが闇夜に浮かぶ龍宮城の如く異空間のよう。



中に入るともっとオドロキで大聖堂のような天井の高さにピンクを基調とした壁紙や巨大なシャンデリアが浮世離れしている。



おっと、大事なことを忘れてました。
スイーツですスイーツ。
今回5種類のスイーツが新作で発表されており、プラスお店で食べられるスイーツが4-5種類。






おでんを食べて満足しているにもかかわらず、これほどのスイーツを並べられると食べずにいられません。

全種類食べましたが、どれも独創的で素晴らしい作品ばかり。

外見ばかりほめたいところですが、中身もナカナカのもの。
素材もいい物を使っているなと食べた瞬間感じました。

中でも美味しかったのは、「レ・プティ・ブッション・ミニョン」


発酵生地をラム酒に浸けた「ババ」をコルク栓に見立てたものです。
アニス、シナモン、オレンジ、バニラのシロップに浸したババを、焼いたバニラの鞘でつなぎ、泡立てた生クリームとカスタードクリームを合わせたものにラム酒の香りをつけたレーズンを添えたもの。

このシロップはヒットです。ふわっと香るアニスの風味がなんとも贅沢で心地いい。
大人のおやつですね。


「アリアンス・デュ・ボヌール」もいい感じ。


ヴァローナの「グアラナ」を使用し、濃厚な温かいスフレが入ったグラスとトンカ豆で香り付けしたグラスマロンにショコラ・ショーをかけた陶器に冷たいショコラ・ショーを添え、好みに合わせてグラスマロンの器に足して食べる一皿。

いいチョコレートを使うとやっぱり美味い。ネットリとしたスフレはあえてそうしているのだそうで。


飲み物も近くのウエイトレスさんに言うとすぐに持ってきてくれるし、なんかファーストクラスのサービスを受けているよう。

帰りには「小悪魔のパイ」のお土産つき。

帰り道、一段と涼しくなった秋の夜の風が頬に当たる瞬間、ぼくは夢から覚めたような気分になった時、時計はてっぺん越えてました。

ごぞんじ。





美味すぎる3日間

2006-09-25 12:59:57 | 今日の一言
金、土、日と美味いモン尽くし。


友達が出張で大阪に来ているというので、美味い店に色々行ってきました。

まず、金曜日。

仕事終わりに行きつけのうつわクウさんに美味いお店を教えてもらおうと思い、閉店後にもかかわらずお邪魔しても、ご主人のユカリさんは温かく迎えてくれました。

東京からの友達はクウさんをメッチャ気に入ったらしく、コーヒーカップを購入。

ユカリさんにクウさんの近くの「楽ぜん」というおでん屋を紹介してもらい、早速向かいました。



お店は元パティシエの方が始めたおでん屋。
プレハブ作りの店内はカウンター+机が少しの小さなお店。

ご主人の藤岡さんがおでんの鍋を愛でる様に番をする。
鍋に神経を集中させている藤岡さんの眼光は常に鋭い。


頼んだのは次の通り、

ひろうす、はもちくわ。

ひろうすを食べた時点でこのお店凄い!!と思いました。
スポンジのようにおでんのダシをたっぷり吸ったがんもの中には幾種類もの銀杏などの具が詰まっています。
ダシがまた美味いんです。やさしくてそして立体的で。

はもちくわは噛み切れないほど弾力があり、素晴らしい食感。かめばかむほど旨味が湧き出すちくわ。


たまご


このお店に行ってたまごを食べないのは鮨屋に行ってトロを食べないようなもの。
通常の卵は黄身まで火が通っており固まっているのですが、楽ぜんさんの卵は半熟なのです。
箸で割ると中からドロッと黄身が流出し、ダシと絡み合う。
半熟だけどしっかり味は付いているのがいいですね。
卵は人気メニューらしく、一人1個限定だそうです。
僕なら5個はいけます。


神戸牛のスジ煮こみ
 

トロットとろけるスジ煮こみ。
煮こみはモチロンとろけるほどうまいけど、もっとすごいのは柚子七味。
コレをパラパラとふりかけるとなんともオツなアクセント。
柚子の香りがハナからフワっと抜けます。

コチラ堺の柚子七味らしく、柚子の香りが素晴らしく感じる。
早速取り寄せてみます。


里芋の柚子味噌添え


ホクホクの里芋がうまし。ほんとに笑顔がこぼれます。

焼餅きんちゃく


巾着の中には焼いてある餅が。香ばしい上に表面のクリスピーな食感も楽しめます。ユカリさんオススメの焼餅きんちゃくです。


シュウマイ、ソーセージ


ご主人自慢のシュウマイや無添加ソーセージ。
ソーセージの弾力が今まで食べたソーセージの中でトップランク。
是非是非食べてみてください。



他にトック、秋のきのこ盛りなどをいただいた後にオドロキのスイーツが!!!

こちら!!!
なめらかプリン


28年間プリンを食べてきてこれほど美味しいプリンを僕は食べたことがないです。
見た目はよくあるオーソドックスなプリン形。
しかし、スプーンを滑らせ口に載せると・・・「ん??????」
今までの自分の中にインプットされていたプリンの味の記憶のどれにも当てはまらない新しい味。

「これはプリンやない!!“メッチャ美味い”プリンや!!!」って叫びそうになりましたが、お店が狭かったのでやめました。

食感は名前の通り滑らかで舌に張り付くよう。
舌の付け根で感じとる深みセンサーが感知。ハナから抜ける香りはまさに絶品モノ。
このプリンのプールにダイブしたい衝動を抑えつつ、お店を出ようとしたとき、ご主人が、

「もしかして・・・・・ま、間違ってたらすみません。たべデパの方ですか?」

いつから僕は有名人になったんだろうって一瞬思いましたが、どうやらうつわクウさんのユカリさんが僕のことを藤岡さんに話してたようで。
でもたべデパのハナシなんて全くしていなかったのによくわかりましたよネ。

「なんかそうじゃないかな~とおもって。たべデパのメルマガ読んでます。
最近有機JASの和菓子が気になって・・・でも帰ったらいつも夜中で・・・・」

「はら山さんの和菓子ですね。ネットショップなんで24時間たべデパオープンしてますんで!!また見てください!!」
と言い残し、お店を後にしました。

一つ一つに細かい仕事がしてあり、ご主人の素材にかける情熱に惹かれてまた行きたいお店リストに追加しました。


そしてその後向かったのがアンリシャルパンティエの秋冬新作スイーツパーティでした。

コレはまた明日に。
楽ぜん


ごぞんじ。

「杜仲茶いりませんか?」と言ったら「メドゥーサ?」って言われた

2006-09-21 00:32:25 | 今日の一言
こんなことがあるんですねぇ。

昨日、知らない電話番号から電話がかかってきたんです。
で、いつもはかけ直したりはしないのに、昨日はなぜかかけ直してみようとおもいかけてみると聞き覚えのある声が。

電話の主は3年も4年も会ってないNYで知り合った仲のいい友達。
「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっぉ!!!!!!」って叫んでしまいました。

びっくりしたのは3-4年も音沙汰がなかったからだけではなかったんです。

それは、先月からたべデパの商品をヨガ教室へ営業しようと思い、日本全国のヨガ教室をネットで検索してたんです。
いろんな教室があるもんやな~って色々検索している中、見覚えのある顔と名前が。

始めは別人かと思ったんですけど、日本に帰ってヨガをやってる事を風の噂で聞いていたんでその人だと確信しました。

その人の連絡先をアクシデントで紛失してたので、直接ヨガ教室に連絡しようと思ったんですけど、変質者と思われるのもなんなんで、連絡はせずにそのままにしてたら昨日その人から電話が掛かってきたんです。

電話の向こうの彼女はいまは東京でハタヨガというヨガの一種のインストラクターをしています。
もともとNYにダンスを学びにきていたのですが、NYでヨガに出会い、単身インドで何年も修行してきたホンモノのヨガマスターです。

みんなデッカくなってるなぁ・・・・僕は何をしてるんだろう・・って思います。

なんかハナシが前後して皆さんにちゃんと伝わってるかどうかワカリマセンが。

で、僕はものすごく感動したわけですよ。
最近あの子はどうしてるかなぁ・・・って思っていた矢先、その本人から連絡があるって凄くないですか?

最近イギリスで電話テレパシーについてのニュースがありましたが、ホントに自分が体験するとは。



そして今朝方、NYのかつ濱というトンカツ屋で働いていたときにお世話になった方から3年ぶりくらいに連絡をいただいたこと。

皆さん元気そうでなにより。

ハワイにかつ濱ハワイ店が近々出店するそうなので、ハワイに行った際には是非是非訪れてみてください。

かつ濱のキャベツにかけるドレッシングはもう天下一品なので、一度行って見る価値は大いにアリですよ!!

たべデパでこのドレッシング、売らせて欲しいなぁ・・・・

ごぞんじ。

栗の出荷が始まります

2006-09-20 15:15:25 | 今日の一言

ようやく、丹波栗の出荷が始まります。
今週末より出荷が始まるとの三方さんからの連絡が今しがた入りました。

待ちに待った丹波栗、今年も大きく立派に実っているようです。

温湯消毒という環境にやさしい消毒方法で栗の中にいる虫を駆除しています。



去年は週刊アスキーに紹介され、すぐに売り切れになってしまった丹波栗ですが、去年よりも今年のほうが予約をいただいている数が多くなっています。
早めの注文、おねがいしますね!!

リピーターのお客さんもモチロン沢山いて、僕もその中の一人です。

丹波栗でつくる栗ご飯なんて去年は美味すぎてため息を流しながら食べた思い出があります。
また、渋皮煮も大量に作り、おすそ分けしたりして。


これから秋本番。食って食って食いまくりましょう。

ごぞんじ。

いけばな新進作家展2006

2006-09-14 00:08:25 | 今日の一言
ここ一週間でずいぶん秋らしくなってきましたが。いかがお過ごしでしょうか。
秋は美味いもんだけではなく、芸術にも触れてみたくなる季節ですよね。

そんななか、ボクの友達の肥原康緑さんがいけばな展をする事になりました。

「いけばな新進作家展2006」
詳しくはコチラまで

未生流で新進気鋭の華道家である康緑さんの技と華に対する心を思う存分堪能してください。

展覧会自体は9月17日(日)~23日(祝)までなのですが、康緑さんの作品が登場するのは後半の21日(木)~23日(祝)まで。

当日は康緑さんが会場でご自身のお花の説明をするそうなので、見つけて声をかけてあげてください。
会場のなかで一番ファンキーなヒトがこーろくさんです。

以前の阪神百貨店で行われた展覧会についてはコチラからどうぞ。

今回はまたどんなすばらしい作品を見せてくれるか期待が膨らみます。
いけばな初心者のボクでさえ、興味を惹かれる作品なので皆さんも必ずや楽しめる事だと思います。

「いけばな」って伝統とか古来の文化とかで難しそうですが、自分がその作品と向かい合ってどんな印象を受けるか、
「あぁ、きれいだな」とか「おもしろいな」とかだけでも良いと思うんです。

「あの角度がなんともいえないミニマリズムを感じる」とか「この花にこの花を組み合わせるとはなんとも斬新だ」とかいう難しい話はセンモンカに任せたらいい。

ボク的には今回の康緑さんの作品を見るのがとても楽しみです。
前回同様、
「いけばなって楽しいな」
って思えるような作品を届けてくれる事でしょう。

ってめっちゃこーろくくんにプレッシャー与えてしまってる・・・

ごぞんじ。

「杜仲茶いりませんか?」と言ったら「カチューシャ?」って聞き返された。

2006-09-13 09:05:24 | 今日の一言
家を出て駅まで歩いている途中に地面に小さな動くものを見つけた。

この季節、蝉が仰向けになっているのをよく見ますが、どうも大きさが違う。

夜中だと、ゴキちゃんかなと思うけどそのときは真っ昼間。

よくよく見るとエビっぽい。でも手先に小さいながらもハサミがある。

サソリでもないしなぁ・・・

サソリ独特のトゲもないので安心してつまみあげてよく見るとザリガニの子供。



体長4センチくらい。触覚が異常に長い。カラダは硬い甲殻に覆われていて触ると両ハサミを振りかざして威嚇してくる。

でも、ザリガニって川とか沼とかに棲んでるんですよね。
家の近くには人工の川はありますが、歩いて何百メートルも行かないと無い。
水っ気の全くないアスファルトの上にザリガニがいること自体、不思議なコト。
このままいると誰かに踏まれそうなのですぐ横の花壇の石垣に逃がしてあげました。

このザリガニの子は何処からやってきたんでしょうか。
誰かが飼っていたザリガニの卵が孵化し、処理に困ってそこらへんに捨てたんでしょうか。それとも川から自力でこんなところにやって来たんでしょうか。

鮭は自分の生まれた川に帰るって言ってもまだ子供だし。

このまま水がないと死んでしまうだろうしその日からあの稚ザリガニのことが気になって仕方がない。

そう思っていると、今日は雨模様。
いつもは憂鬱になりそうな雨ですが、今日の雨はボクにとってはあの小さな生き物が生き延びるチャンスがありそうな恵みの雨なので、もっと降れ~と心の中で願う今日なのです。

ごぞんじ。

「杜仲茶いりませんか?」と言ったら「普通車?」って聞き返された。

2006-09-12 12:26:01 | 今日の一言
一週間もしないうちに蟻月に舞い戻ってしまった。



先週食べたばかりなのに、もう食べたくなっている。誰かに紹介したくて(実は僕が食べたかったっていうのもあるんですけど。)前回とは違う友人を誘って予約を入れました。

席は難なく押さえられ、モツ鍋を中心にいろいろオーダーしたんですが、その中でも声を大にしていいたいのが、「土鍋で炊いた魚沼産こしひかり」

前回同様、白ワインで漬けた明太子をオーダーしましたが、今回は
「茶碗いっぱいのメシの上にのせて食べたいなぁ」と提案。

20分かかるといわれましたが、それでも結構。

出てきたのが一粒一粒光りかがやき立っている銀シャリ。
試しにそのまゝかきこむと、口一杯に広がるは米の深い香り。
明太子とともに食べるとまた格別。
塩気と香りを帯びた明太子をやさしく包んでくれるその銀シャリに感謝。
オコゲも良い程度にできており、土鍋ならではのうれしいおまけ。

炊き方も完璧なまでに完成されており、文句のつけどころがない。
うますぎてもう一度同じものを頼んでしまった。

それほどまでに美味い土鍋で炊いた銀シャリはオーダーする価値ありですよ。

モツは前回同様スタンダードの白みそベースの「白のもつ鍋」を選択。
モツがいい具合になってきたときに土鍋の第二弾が完成しペロリと平らげる。

ご飯で感動したのは茨城の寺島米を食べた以来です。

もちろんモツも前回同様美味かったですヨ。

ごぞんじ。


9.11

2006-09-11 17:25:15 | 今日の一言
今年もこの日がやってきました。

あの日、「大学はクローズだ。早く帰ったほうがいいよ。」
そう言われ、電車もバスも動いていないので歩かなければならず、その道すがら、
デリから微かに見える映像だけでは現実に今起きているという事をどうしても受け入れられずにいました。

空を見上げると轟音で戦闘機が低空飛行で飛び回っている。向こうのマンハッタンの方向にはあるはずの2本のタワーのかわりに煙が立っていた。

「どう考えてもあのタワーがなくなるはずはない」

そう思いながらマンハッタンにいる友達の家に駆け込んだのがその日の夜。
みんなは見飽きているようだったがボクにとってははじめてみる映像だ。

その映像を見たとき、はじめて“現実”を受け止めました。
「ホントに起こったんだ」って。
最終宣告を言い渡されたような繰り返される映像。

その数ヵ月後、スタテン島のフェリーに乗った時に見える南マンハッタンの景色も以前と比べ、ずいぶん様変わりしていました。
至極当然のようにそこに存在していたもので、パズルの1ピースを抜かれただけのようですが、ものすごく違和感を覚えたんです。

自分の覚えている景色じゃないような気がして。

何千人という人がこのテロで亡くなりましたが、それ以上にたくさんの人の思い出も一気になくなりました。

ボクは9月11日がくるたびにワールドトレードセンターでの思い出を思い返します。
NYに初めて来たときも真っ先に向かった。
お気に入りのアウトレット店がすぐ隣にあった。
親が旅行に来たときも案内して回った思い出の場所だ。

今はもう存在しませんがそれぞれの心の中にはまだ見上げるほどの高いタワーは存在しているものだと思います。

ごぞんじ。

「杜仲茶いりませんか?」と言ったら「ベジータ?」って聞き返された。

2006-09-08 15:18:49 | 今日の一言
こんにちは。

だんだん台湾の疲れがとれてきて日常の生活に戻りつつありますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

たべデパのハナシですが、昨日、去年から取り組んでいた一般酒類小売業免許の申請が受理され、税務署まで免許を受け取りに行ってきました。

一般酒類小売業免許はたべデパでは通信販売に抵触しますのでできませんが、大口取引の営業などにはかなりの効果を発揮します。


はじめに書いたとおり、税務署に相談に行ってから申請が受理されて免許が下りるまで約1年掛かりました。

普通は行政書士などのプロフェッショナルが申請を代行してくれるんですが、コレも勉強だという事で、資料集めから申請書類記入まですべて携わりました。
大事な資料に関してはモチロン手伝ってもらいましたけど・・・

こういう役所ゴトの申請って不備があるだけで再提出を求められるんです。
特に一般酒類小売業免許は厳しいらしく、目論見書を作る段階でも数字が合うように頭を捻らされました。

申請するまではコチラの仕事ですが、申請が終わるとそれからは役所の仕事。
色々電話で質疑応答がありましたが、難なくクリア。

そりゃ1年もやってたらほとんどのことが頭に入ってますワナ。

もらった免許は紙切れ1枚の免状ですが、コレを取得するのに1年、オフィスと税務署を何回往復したものか。

1年は長かったですが、良い経験でした。

今は酒類の免許に関しては結構な知識持ってます。
皆さんの中で酒の小売業免許取得を考えている方がいれば相談に乗りますよ。

モチロン報酬は・・・・ウソウソ
おいしもん食べさせてもらったらなんぼでも。

ごぞんじ。

台湾茶、この7人

2006-09-07 22:29:33 | 今日の一言
台湾で訪れたお茶屋を紹介します。

まずはコチラ
台湾について2軒目に訪れた茶屋。
1軒目は大手の茶屋だったのでパス。
このオジサンのゆっくりとした茶器捌きがヨロシ。
この店で初めてテイスティングが出来ました。




続いてコチラは台北の中心から離れた地下鉄永春駅に近い茶屋。
観光客が来そうもないようなトコロ。
お店を見るとトコロ狭しに茶葉が溢れ、大量に仕入れる問屋さんのよう。
ここでは安い凍頂烏龍茶から高級品までが手に入るお店。
蜜香というお茶をゲットしましたが、コレがまた最高。
呼んで字の如く、蜜のような甘い香りが溢れるおいしさ。





ホテルの近くで迷ったときに見つけたお茶屋。
ここでその日一番高いお茶を飲みました。
1斤(600g)3600元の「大禹嶺」
ちょっと雑味があったのはブレンドしてるからかなぁ?
大禹嶺は本物を見つけるのが難しい大変貴重なお茶。
ココでは茶器だけ買って逃げました。




コチラは夜市の帰りにふらっと入った茶屋。
おばさんが日本語が上手で色々話しました。
日本人のお客もよく来るらしく、包種茶をゴチソウになりました。



コチラが2日目の小龍包を食べた後に訪れたお茶屋。
ココで取り扱っている茶葉は無農薬。
自社の工場で焙煎しているので品質は確か。
筑紫哲也さんの写真が飾っており、焼き増しした同じものを店で5枚くらい見つけました。
ココでは梨山茶をゴチソウになり、美味さにナットク。
あとはホンモノのジャスミン茶をゲット。
ボクが普段飲んでいるジャスミン茶は香りが足されているマガイモノでした。
ホンモノは実に繊細で爽やか。
ホンモノのジャスミンに出会った衝撃のほうが梨山茶の美味さより勝っていて、ジャスミンを大量購入。
茶器もついでにもらう。





こちらは迪化街で見つけた「王瑞珍茶」さん。
4代目の奥さんは自分の茶園も持っており、警察官だった夫も今は茶造りに専念中。
ここも問屋さんでかなり良い茶ばかりもっていました。
「珍しいお茶ありますか?」って言うと、お店の奥からでてきたのは”冷凍茶”

「これはホントに珍しいですよ。生茶を冷凍保存したものなんです。日本に帰ったら冷凍庫に必ず入れてください。」

これも飲みましたが、緑茶に似た香りの中に幾重にもかさなる香りのヒダのようなモノを感じました。
特別な時に飲みたいですね。





最後は王瑞珍茶さんの近くにある「三才茶荘」さん。
こちらも問屋さんです。
入ったら「こんにちは。誰かの紹介?」
「いえいえ、たまたま通りかかったんで入ってみました。」というと、

「こんなとこ普通のニホンジンこないからね。紹介で来るヒトがほとんど、よく来たね。」
といわれ、いきなり
「おいしい台湾茶飲みたいでしょ?」と先制攻撃。

「もちろんです!!何があります?」

出てきたのは「大禹嶺」、「東方美人」と「杉林渓」
どれも味見をし、納得した上で購入を決意。
「おいしかったら日本から注文してね。ほら、いろんな人がファックスで注文してくるの・・・」
ってボクに個人情報たっぷりのファックスを見せびらかし、内面(あかんやん!!)
っておもいながらもあまりにもの美味さに持っている残りのお金のほとんどをこのお店で使ってしまいました。ですから3日目とかはかなりヒモジイ旅でした。





これまでは台湾茶は難しいものと思っていましたが、どのお店もオリジナルのいれかたがあり、個性もあり面白い経験をしました。

中には、これはどう考えてもあかんやろ!!って言うお店もありましたが、それは飲んでみないとわかりませんからね。

言える事は、良いお茶屋さんは3-4煎目までちゃんといれてくれ、必ず試飲させてくれところです。

後は自分の好みですね。初めて行った僕がいうのはおこがましいですが、試飲したときのファーストインプレッションが決め手だと思います。

これから台湾に行かれる方もいると思いますが、ベトナム産や中国産のニセモノをつかまされて日本に帰ってくるほどムネンな事はありませんので、 しっかり見極めてください。

今回の台湾茶との出会いは、ホントに自分の人生に大きな影響を与えてくれました。
今度は台湾茶の製造を自分の目で観てみたいですね。

ごぞんじ。