かずまんの日記

美味いモンをトコトン探求するかずまんの日記

2006いけばな新進作家展

2006-09-27 10:43:46 | 今日の一言
次の日は朝から奈良へ。

奈良の東大寺―二月堂―奈良町と案内。

途中、奈良町の中にあるとあるカレー屋へ。
(名前忘れた!知ってる人がいたら教えてください)

僕は野菜のカレーとチキンカレーをミックスしたカレーランチを注文。


スパイスが本格的でなかなかのものでした。

ご主人さんがよく喋るヒトで太陽光発電の大切さを熱心に常連客に説いていました。


奈良から大阪に舞い戻ってこの日のメイン、肥原康緑さん達が中心の若手華道家が集まった展覧会「2006いけばな新進作家展」にお邪魔をしました。

モダンなものから爆発しているようなものやアイデア勝負のようなものまで色々作品を見ることができ面白かったです。

こーろく君の作品はこちら。





この赤い花はグロリオサという花。
金の針金で作った籠の中にグロリオサを入れ、2段重ねのアクリルの水槽に沈め、緑色のフウセンカズラを這わせたもの。

まず、赤と緑とそして金の色遣い。
他の作品が落ち着いている反面、コーロク君の作品はドコから見ても見つけられそうな存在感のある作品でした。

そしてアクリルの水槽に反射してうつるこれらの花毬がとても美しい。
見ているヒトの足を止めて魅入ってしまうそんな作品でした。


説明するコーロク君の姿はやはり華道家、肥原康緑先生。襟のフワフワが良かったです。


コーロク君曰く、

グロリオサの花はなんとなく昆虫のような、鳥のような、
生物的な表情があるので大好きです。

また、フウセンカズラは蔓に風船状の実がつくという、世にも不思議な植物なので、
いいアクセントになるかな…と思って使いました。

この2種類の植物が持っている強い色彩の力や、湧き上がるような生命力、
ダイナミックな躍動感を表現することを目指して製作しました。



ですって。

一人のもつスペースが限られていたので作品の大きさも合わせないといけませんが、もっと大きなスペースでやってみたらもっと面白いかもしれませんね。


会場を後にした僕たちはNGKの近くでたこ焼きを食べ、豚まんをほおばり、アルションのクレープを食べたのち、展覧会終わりのコーロク君と合流。
展覧会に参加した友達達といつものお好みやき屋「くいしんぼう」で晩ごはん。



僕はココの素朴なねぎ焼きが好きなんです。
ゆっくり焼いてくれるので大食いせずに満腹になる。

それから大阪のディープなところを車で案内してもらい、靱公園ちかくで夜お茶。

お気に入りのボーダムのカフェが閉まってたんで隣の茶屋で一休み。


歩き疲れでちょっとキテましたけど、楽しい一日でした。

コーロク君の作品も久しぶりに見ることが出来たし、いろんな友達にも会えることが出来たし、良かった良かった。

因みに10月にもコーロク君の展覧会があります。
今度は大丸心斎橋店で「第40回いけばな大阪展」10/18~28まで。
詳しくは未生流のウェブサイトまで。

http://www.misho-ryu.com

ごぞんじ。