銀座「たちばな」のかりんとうに初めに会ったのは4年前の夏のことでした。
築地にある老舗佃煮屋の次期社長とNY時代からの仲で東京に遊びに行った際、彼の身内の人から教えてもらったお店。
「東京のあまり知られていないお土産でおいしいものがありますか?」
と聞くと、おもむろに
「銀座の“たちばな”っていうお店があるんだけど見つけにくいわよでも味は確か」
と銀座を昔から良く知っている人にいわれ、銀座のギの字も知らない自分にとっては見つけ出すのも一苦労でした。
地図を描いてもらい、銀座を足を棒のようにして歩いて1時間、お目当てのお店が。
周りは高級クラブや料亭。浮世離れした世界の中でひっそりと横幅2メートルくらいの小さなその玄関は、入り口ともいえない小さな引き戸があり、外から見たらそこは昔からあった人の家みたいな店構え。
引き戸をがらがらと引くと、中には畳一畳半くらいの店内。ふたりも店に入ると満員。
中にはおばちゃんが一人。
扱っているものはかりんとうのみ。
かりんとうの大きさは細い「さえだ」と太い「ころ」の2種類。
贈答用の缶と詰め替え用の袋がある。
「全国発送はやってますか」と聞くと
「やってません」と無愛想。
「誰かがココにやってきて購入していただいて発送伝票に記入してくれたら送ります」とのこと。
ややこしいことはやらないんだそうです。
クロネコの発送伝票がレジの横に並んでました。
こんな無愛想なところだが、かりんとうの味は日本一だと思う。
“かりんとう”というと黒砂糖がコーティングされていて甘さがかなりある子供のお菓子みたいな印象を受けるのですが、ココのかりんとうは別次元のかりんとうです。
まず、色が黒っぽくなく琥珀色をしています。
味は甘ったらしくなく、上品な甘みが口の中に広がり、ボディのカリカリ感がなんともいえない。
甘みに使っているものがたぶん高級なものであるものには間違いないです。いやなエグミやケミカルの匂いもしない。
一人で一袋食べ切れるくらい、止まらないおいしさです。
いい意味の中毒性があるのではないか?と思わせるくらいこのかりんとうは止まらないです。
一缶千円ちょっとするので少し値段はしますがたちばなオリジナルの缶がまたかっこいいんですコーヒー豆とか小物入れに丁度いいサイズです。
東京に来て時間があると必ずいつも迷いながらこの店に行きます。
目印は目の前に天亭があるということ。
東京に実際に住んでいる人にも贈ってあげると喜ばれます。
ちょっと無愛想なお店ですが足を運んでみる価値はあると思いますよ。
銀座に立ち寄った際はぜひ昨日紹介した福光屋にも立ち寄ってみてください。近くにあります。
ごぞんじ。
築地にある老舗佃煮屋の次期社長とNY時代からの仲で東京に遊びに行った際、彼の身内の人から教えてもらったお店。
「東京のあまり知られていないお土産でおいしいものがありますか?」
と聞くと、おもむろに
「銀座の“たちばな”っていうお店があるんだけど見つけにくいわよでも味は確か」
と銀座を昔から良く知っている人にいわれ、銀座のギの字も知らない自分にとっては見つけ出すのも一苦労でした。
地図を描いてもらい、銀座を足を棒のようにして歩いて1時間、お目当てのお店が。
周りは高級クラブや料亭。浮世離れした世界の中でひっそりと横幅2メートルくらいの小さなその玄関は、入り口ともいえない小さな引き戸があり、外から見たらそこは昔からあった人の家みたいな店構え。
引き戸をがらがらと引くと、中には畳一畳半くらいの店内。ふたりも店に入ると満員。
中にはおばちゃんが一人。
扱っているものはかりんとうのみ。
かりんとうの大きさは細い「さえだ」と太い「ころ」の2種類。
贈答用の缶と詰め替え用の袋がある。
「全国発送はやってますか」と聞くと
「やってません」と無愛想。
「誰かがココにやってきて購入していただいて発送伝票に記入してくれたら送ります」とのこと。
ややこしいことはやらないんだそうです。
クロネコの発送伝票がレジの横に並んでました。
こんな無愛想なところだが、かりんとうの味は日本一だと思う。
“かりんとう”というと黒砂糖がコーティングされていて甘さがかなりある子供のお菓子みたいな印象を受けるのですが、ココのかりんとうは別次元のかりんとうです。
まず、色が黒っぽくなく琥珀色をしています。
味は甘ったらしくなく、上品な甘みが口の中に広がり、ボディのカリカリ感がなんともいえない。
甘みに使っているものがたぶん高級なものであるものには間違いないです。いやなエグミやケミカルの匂いもしない。
一人で一袋食べ切れるくらい、止まらないおいしさです。
いい意味の中毒性があるのではないか?と思わせるくらいこのかりんとうは止まらないです。
一缶千円ちょっとするので少し値段はしますがたちばなオリジナルの缶がまたかっこいいんですコーヒー豆とか小物入れに丁度いいサイズです。
東京に来て時間があると必ずいつも迷いながらこの店に行きます。
目印は目の前に天亭があるということ。
東京に実際に住んでいる人にも贈ってあげると喜ばれます。
ちょっと無愛想なお店ですが足を運んでみる価値はあると思いますよ。
銀座に立ち寄った際はぜひ昨日紹介した福光屋にも立ち寄ってみてください。近くにあります。
ごぞんじ。