こんにちは。
池袋同仁歯科クリニックの受付の野間です。
先日、スタッフみんなで川村先生のお話を聞く機会があり、とても衝撃を受けた内容がありましたので共有させていただきます。
川村先生は河合先生の恩師であり、当院でも行っている健康中心の診療スタイルを確立した先生です。今回は大阪からオンラインでお話をしてくださいました。
皆さん、歯周病はとても怖い病気だとご存知だと思います。
歯周病が全身に及ぼす影響は広く知られているところですが、日本人の80％は歯周病です。
先生のお話から、歯周病や口腔機能障害は心筋梗塞、糖尿病の原因、心身の衰えや健康寿命に大きく関連してくることを改めて学び、歯科医療従事者として何をしていくべきか考えてさせられました。
そして先生が次のようにおっしゃいました。
「糖尿病ですよ」と言われると「え！！！」となるのに、「歯周病ですよ」と言われると「ふ～ん」くらいに考えていると。
ハッとしました。
現在は歯科に携わり学ぶことで知識として身についていますが、以前は私も同じように考えていたからです。
同じような話で、アメリカ歯周病学会が1998年にマスコミを通じて発表した「frost or die」という言葉をこのクリニックで働いてはじめて聞きました。
「フロスをしますか？それとも死にますか？」
何それ！？と衝撃的だったのを今でも覚えています。
今までの人生でフロスが大切だと誰も教えてくれませんでした。
歯だけでなく全身の健康に関係するなら「毎日やらなきゃ！」と焦ったのを覚えています。
知っているのと知らないのでは、これからの人生が大きく変わってきます。
当院のデンタルドックでは、口腔内の細菌の活動について詳しくご説明させていただいていますが、その中でも特に重要なのが歯科医院での「プロケア」とご自身で行う「セルフケア」です。
人生100年時代の今、オーラルケア(口腔ケア)を持続して、皆さんが生涯おいしく食事ができる世界になるように全力でサポートしていきたいと思います。
写真は、先日、私の誕生日をお祝いしてもらったときのものです。
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