定期健診
2007-04-06 | 予防

いろいろな情報がありすぎて患者さん自身が、
混乱してしまうということは前々から指摘しております。
また、本当に必要なことはなんなのかとしっかりと
把握しておかないとなかなか問題が解決しないことも
あり、ご相談が増えております。

『わたしは定期的に歯垢とりにいっています。そうしていれば、
歯周病にはならないと聞いていたので。
でも、大丈夫なはずなのにどうもまた最近悪くなってる気がするので
ご相談にきました。』

『私は、定期健診にいっています。かれこれ数年間続いています。
でも、必ずいけば何らかの問題がみつかって治療が始まるのです。
果たしてこれはどうなのかと思いまして・・・・』
さぁ、


あなたはどう思われましたか?
そうですね。わたしたちは予防プログラムを通じて
歯の病気に対する因子について本格的に学びました。
メンテナンスの意義についてもお話しました。
メンテナンスとはもちろんお口の状況をチェックしますが、
それよりなにより
あなたのプラックコントロールの状態を
確認するのが目的です。
また、何らかの兆候が無いかもチェックします。
それが出来ていれば虫歯や歯周病などの病気は
防ぐことが出来るのですから。
定期的に歯垢とり(歯石とり)にいくことは
行かないよりはいいかもしれませんが、
私たちの目指しているものより1段低いわけですから、
根本解決には程遠いと私たちは考えています。
正しい知識をもち実践していきましょう。