最近のNEWSWEEKが今年に入って2回facebookを特集しています。
●2012/2/12危ないね!facebook
●2012/6/6腹黒いね! フェイスブック
その最新号のNEWSWEEK(2012年6月6日号)を読んでみました。
ネットを良くご存じの方なら、大方想像していたとおりのことが書かれていたと思います。
まぁ、それが出版されているメディアに書かれたということでしょうか?
IPOに関わることや、創業仲間への裏切りなどは、他のネット系会社同様ですけど、
一般ユーザが関連する事項についての怪しい動きについても書かれていました。
いわゆる個人情報に関するものです。
他の企業が、喉から手が出る程欲しい程の個人情報です。
facebookは、実名性を重視していて、その他の情報、会社、学校、クレジット番号などなどの情報を必要に応じ登録することになっています。
また、友達を持つことにより、公的、私的な人的連携が情報として蓄えられます。
記事の中に、facebookを使って友だち登録した数百人と仕事上のやり取りをしていたユーザに、ある日突然アカウント停止の連絡があり、停止解除するために、実名証明(免許や、社会保障IDカード、etc.)を何度もしつこく求められたり、十数人の友達の実名を教えろと言われたとかいう例が書かれていました。
また、「実名ポリス」が常時監視していて、実名でなさそうなユーザをやはりアカウント停止などの手を使って、情報を引き出すというシステムも存在しているようです。
また、私の身近な例として、facebook登録時に「アドレス帳参照する」を選んだら、登録していたメアドに、友達リクエストが勝手に(?)送られたという話も聞きました。
要は、ユーザ数を増やし、かつそれぞれのユーザ情報をがっちり握り、facebookなしでは困るようなユーザには、意図的に何かを仕掛けてくるということのようです。
前回と違った意味で、今回もタイトルは「ネット依存症2」としました。
これは、情報や人との繋がりをネットに依存しすぎて、それなしではどうにもならない「囲い込み」に取り込まれてしまった人もある種ネット依存症では?という意味です。
因みに、回避策としては
●必要以上の情報をネット登録しない
●いざとなったら完全削除できるような体制を作っておく
【おまけ】
1.プライバシー・ポリシー
今回、これを書くにあたって、プライバシーポリシーに関するユーザ合意事項を調べてみました。
その結果、google、twitterとは比較にならないくらいの量の条項がfacebookには書かれています(まじめにやっているとも取れます)。そしてもちろん、ユーザは登録時に合意ボタンを押しています。(これらfine printは読まないことが多いですけど)
また、その条項も更新され変化していきます。
[facebookデータの使用に関するポリシー]
https://www.facebook.com/about/privacy/
2.完全削除
facebookのみならずですけれども、このユーザ登録削除をしようと思っても、どこにそのリンクがあるのかわからないようになっているようです。
これで、「まぁ、削除しなくていもいいか」と諦めて放置してしまうユーザもいるんでしょうね。
[facebook削除方法]
http://nanapi.jp/25829/
https://www.facebook.com/about/privacy/your-info#deleting
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