皆さんご存知だったでしょうか?
USBメモリーに書き換え回数の限界があることを。
実際あるんです。
USBメモリなどのフラッシュメモリにはその特性上、書き込み回数などに制限があり、頻繁に読み書きしていると壊れるらしいです。
一体どのような状態になっているのでしょうか?詳細は以下から。
つまり、別のファイルになってしまったりします。
USBメモリを抜き差しするだけでファイルが壊れて消えたりします。
なお、USBメモリに限らず、フラッシュメモリ系がこのようにして壊れるのにはちゃんとした理由があります。
フラッシュメモリーはフローティングゲートに呼び込んだ電荷を保持するために、絶縁機能を持つ「トンネル酸化膜」を用いる。書き込み時や消去時には、この酸化膜を電子が通り抜けることになり、酸化膜が劣化していく。アクセスが頻繁になると、酸化膜は損傷し、絶縁の役目を果たせなくなる。これが、フラッシュメモリーの「書き込み回数」に制限がある理由だ。例えばNAND型なら、100万回程度が書き込み回数の上限だと言われている。
デジタルカメラで使うメモリーカードなどでは、複数のメモリーセルに対して均等に書き込んだり、損傷した部分を回避して書き込むなど、書き込み回数を伸ばす工夫をしている。ただ、原理的に回数の制限があることは変わらない。
なにやら分かったような分からないような、いずれにしても回数に上限値があるということには変わりないようです。
というわけなので、「USBメモリの中だけにしかデータがない」というのはかなり危険な状態だ、と考えて良いようですので、バックアップはやはり複数の媒体にしておくのが安心ということです。何もかも失う前に、気をつけておきましょう。
http://knowledge.ontrack-japan.com/ontrack_now/20050915_mamechisiki.html