元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.939  「アルビレックス新潟」応援の旅のお話。(その3)

2012年11月28日 | 日記

「アルビレックス新潟」応援の旅のお話。(その3)    私は「アルビレックス新潟」チームを応援するため、久しぶりに宮城県仙台市を訪れた。この近くには≪日本三景≫の天橋立(京都府)、宮島(広島県)と並び称せられている松島(宮城県)がある。せっかく宮城県に来たからには、≪日本三景≫の松島を始め宮城県の代表的な観光地を見学して行かない手はない。

≪日本三景≫はいずれも美しい海の「青」と、松の「緑」が有名。先ず私が最初に訪れたのは、まだ≪東日本大震災≫の津波の傷跡が残る「松島」。松島湾にある大小260余りの島々を「松島」と呼んでいるが、私は早速、≪松島湾内一周遊覧Aコース≫を楽しむため、遊覧船に乗り込んだ。所用時間、約50分の船旅である。

≪松島桟橋≫を出発して「双子島」、「大黒島」、「兜島」などを見て、さらに沖合に進み「仁王島」、「鐘島」などの近くを通り≪松島桟橋≫に戻ってくるコースである。大小の奇岩や、次々と移り変わる風景が満喫できる「湾内一周遊覧コース」で、 島々の岩肌や松の枝ぶりを間近に見ることができた。この日は波も比較的穏やかで、天気も良く、絶好の遊覧船日和であった。

下船した後、「瑞巌寺」の杉並木の参道を散策した。この並木まで津波が押し寄せ、塩害により枯れた木も出たという。また「瑞巌寺」周辺の紅葉も、今が見頃を迎えており、多くの観光客が見学に訪れていた。次号(その4)にこの美しい「紅葉」の写真をお見せしたい。


「アルビレックス新潟応援の旅」      ≪松島桟橋≫近くに建てられている日本三景の記念碑。

「アルビレックス新潟応援の旅」      ≪松島湾内一周遊覧コース≫のパンフレット。

「アルビレックス新潟応援の旅」   海岸の堤防には2メートルを超える津波が押し寄せ、ブロックを破壊したという。

「アルビレックス新潟応援の旅」       ≪松島湾内一周遊覧Aコース≫の遊覧船。

「アルビレックス新潟応援の旅」       遊覧船の船長さんがマイク片手に、船を操縦しながら島々の説明をする。 

 「アルビレックス新潟応援の旅」      遊覧船の後ろには、観光客が投げた餌を食べる「カモメ」が飛んでくる。

 左の島が亀島、右の島が鯨島。2つの島が仲良く並ぶ姿から「双子島」と呼ばれている。

「アルビレックス新潟応援の旅」

「アルビレックス新潟応援の旅」      小さな島の松の木の上まで「津波」が来たとのこと。

「アルビレックス新潟応援の旅」

「アルビレックス新潟応援の旅」

「アルビレックス新潟応援の旅」

「アルビレックス新潟応援の旅」

4つの洞門に打ち寄せる波音が、鐘をつく音のように聞こえることから「鐘島」と名付けられたという。

仁王像がタバコをくわえて座っているようにも見えることから「仁王島」と名付けられたという。

「アルビレックス新潟応援の旅」

「アルビレックス新潟応援の旅」

「アルビレックス新潟応援の旅」          ワカメの養殖場所。

4つの洞門に打ち寄せる波音が、鐘をつく音のように聞こえることから「鐘島」と名付けられたという。

「アルビレックス新潟応援の旅」

「アルビレックス新潟応援の旅」

「アルビレックス新潟応援の旅」          瑞巌寺の入口。

「アルビレックス新潟応援の旅」    瑞巌寺の入口を入ると杉並木の参道がある。津波はこの先まで到達した。

「アルビレックス新潟応援の旅」

 「アルビレックス新潟応援の旅」         津波の到達地点を表示した看板(左下の白い看板)。

「アルビレックス新潟応援の旅」         津波の到達地点を表示した看板(左下の白い看板)。

 「アルビレックス新潟応援の旅」     瑞巌寺の入口と黄葉。

「アルビレックス新潟応援の旅」      瑞巌寺の入口にある「延命地蔵」の説明看板。

 「アルビレックス新潟応援の旅」      瑞巌寺の入口にある「延命地蔵」。 

 「アルビレックス新潟応援の旅」      瑞巌寺の参道入口脇にある説明看板。

 「アルビレックス新潟応援の旅」      瑞巌寺の参道入口脇で見られる紅葉。





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