野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

我が家の梨二種 二十世紀のこと

2020-10-15 00:00:00 | 絵日記
二十世紀(梨)は
1888年 千葉県松戸市で
当時13歳の松戸覚之助が
親類宅のゴミ捨て場で見つけた苗を
『新太白』と名付け育てた

1889年 渡瀬寅次郎により
新世紀(20世紀)に
代表する品種になることを期待して
『二十世紀』と命名

1904年から鳥取県で栽培が始まり
今では鳥取県の特産品


私は二十世紀が大好きです

果肉は透明感がありシャリシャリ
瑞々しく甘酸っぱい

それまで
梨と言えば赤梨の長十郎
甘ったるくてシナシナで
梨は好きではありませんでした

初めて食べたのは
中学生の頃だったと思います
それからは
梨といえば
二十世紀と決まっていました

梨に限らず果物は
ただ甘いだけより
甘酸っぱいものが好きです

サクランボも
外国のダークチェリーより
日本の佐藤錦の甘酸っぱいのがいい

一番驚いたのは
沖縄の島バナナ
フルーティーで美味しい

甘酸っぱいバナナ
と聞いてもピンとこないと思いますが
とっても美味しいんです

これは食べてみないとわからない

スペインで食べたのは
皮が緑色で果肉が柔らかく甘い洋梨
ラ・フランス?
この時は無性に
日本の梨
二十世紀が食べたいと思いました

映画『ゴースト』には
日本の梨が登場
紙袋に入っていた梨
あれは確かに二十世紀
好きなので分かるんです


我が家の二十世紀は
見てくれや粒は小さいけど
美味しい

今年は天候不順だったけど
それなりに収穫できました
冬は周りを整備して
来年に備えます







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