野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

アザミ綿毛 地道な作業

2020-10-02 12:00:00 | ボタニカルアート
冬の植物画に夢中になっていた頃

柔らかなフワフワの綿毛は
どうしたら表現できるのか

細い筆を使うのは
当然のことながら
筆先に付けた
絵の具の量がポイント

慣れないうちは
ティッシュで絵の具を吸い取り
カサカサの状態に

絵の具を取り過ぎて
かすれて描けなくなったり

描く絵の具の量より
吸い取る絵の具の方が多い?
となることも度々・・・

長年続けていても
その場その場で
新たな疑問が湧いてくる

見なくても描ける
なんてことはありえません

地道に
一筆一筆描き続けることが
前に進む近道かもしれません