田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

東京大空襲と終戦の年のどたばた

2009年03月20日 12時14分52秒 | 平和
東京大空襲、終戦の年の惨劇・・・
この時期になると東京大空襲から始まる終戦の年のことを思わざるをえない。既に防空能力を失っている首都に米軍機は何百、何千と無く来襲、これでもかとばかりに人口密集地帯を絨毯爆撃した。3月10日、B29は279機やってきて1665トンの焼夷弾を投下した。東京市は40%が瓦礫と化し死者は10万、26万戸が焼失した。4月13日、東京大空襲二度目。明治神宮の本殿焼失し、皇居も一部損害をうけた。死者は2000人に達した。3/23、政府は国民義勇隊組織を閣議決定し、国民学校初等科卒業以上、65才までを組み入れた。女子は45才までとし国民総動員態勢を敷く。同日から沖縄戦が開始された。4月1日、米軍が沖縄本島上陸した。沖縄の惨劇の幕開けである。6月23日、沖縄軍司令官牛島中将自決し沖縄戦終了した。沖縄戦で米軍12000人、県外日本兵66000人、沖縄戦没者12万2000人、軍人28000人、戦没者総計20万人という大惨劇だった。11月から終戦まで全国主要都市113カ所に述べ米軍機が17500機来襲し、爆弾12万個、焼夷弾476万個を投下した。そして、原爆投下(8月6日に広島市,9日に長崎市)となる。


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