田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

戦争の無い世界は石油のない世界?

2009年02月09日 21時18分41秒 | 平和
090209本を書く
本を書けと色々な人からけしかけられる。私の特異な思想を表してみろと言うことらしい。
まんざらではないが、本は読まれなければ意味がない。特に出版社がついてくるものは。テレビの視聴率競争ではないが、一過性の瞬間視聴率を得るために知恵を絞るなんて言うことはつまらないことだ。書くからには、人々の記憶に残ること、自分も満足出来ること、ひとから、 特に家族や友人から「良くやった」と賞賛されることが条件となる。
されば、何を著すべきなのか、常ひごろ考えていることだけれど、やはり、戦争のない世界をどうして作るかというとてつもないことになってしまう。世界の人々の中で、戦争の無い世界を、平和な世界をと自分から発信したいと思う人々が頻出する国といえばやはり日本が一番かもかも知れない。戦争といえば常に起こっている場所が中東だ。その前は、ベトナムだった。そしてその前は、アジアとヨーロッパだ。今起こりそうな場所もやはり中東かも知れない。日本はどうか。楽観的かも知れないが日本国民は二度と戦争を仕掛ける政府を仕掛ける政府を持たないような気がする。中国はどうか?わからない。しかし、中国が日本に攻めてくる?というような論点で中国のことを云々することは現実的ではないような気がする。北朝鮮は?これは中国にぶら下がっている国だ。キム王朝が支配する変な国だけれども、力はない。世界を巡れば戦争を仕掛ける国はやはりアメリカを措いてない。アメリカという国の本質が覇権主義、膨張主義だった気がする。しかしアメリカは内部が少しずつ変化している。第一に人口のなかに占める民族編成の変化だ。アメリカは今やアングロサクソンの国ではない。黒人、ヒスパニック、アフリカ、東洋、ヨーロッパと、きわめて多様性に富む複合国家になった。ユダヤ人が金融支配をしていると見られているが、どこまで続くのか?アメリカが戦争をしかけるとしたらおそらく石油の利権を失わないための戦争だろうと思う。それ以外、アメリカの「国益」は世界には存在しない。石油の利権は、結局ユダヤ資本の利権だ。なんだかんだといいながら、世界を制覇しているのは石油だ。食料やエネルギー、そして金属・鉱物が世界経済のヘゲモニーとなる戦略物資である。この確保には軍事力がいる。戦争は、結局資源を巡っての私利私欲の争いに過ぎない。戦争を人類が廃棄出来るのは、脱石油を達成するときである、と私は思っている。



 


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