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チャーハン


いきてることをたのしむそれだけさ




久しぶりにチャーハンをつくった。
チャーハンよ、キミはどうしてそんなに人気者なのだ。
そして、カンタンにできるけれどおいしくつくることはむつかしい。
プロとアマチュアの差がしっかり出る。
シンプルなのに奥が深い。



極端に言えば、ごはんを炒めるだけのものだ。
塩、胡椒、醤油だけで味付けする(味の素拒否派です)。
何度、いや何百回つくっても同じ味にはならない。
それが素人の醍醐味かもしれないが、悔しい。

そのむかし、先輩に連れられて、先輩の知り合いの中華料理店に手伝いに行ったことがある。もちろんアルバイト料をもらった。
そこで、じぶんの食べたいものをつくって食べていいと言われたので、チャーハンにチャレンジした。結果は、火に負けた。火力の強さが半端じゃなくて、焦がしてしまった。
あのときから、十数年、リベンジを果たせないままである。
いつの日か、いつの日か、満足いくチャーハンをつくりたい。
今年の夏にチャーハン合宿をしてみるか!
誰も付き合ってはくれないだろうな。





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