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お正月と言えば・・・


正月に丼鉢で食べたい茶碗蒸し


「茶碗蒸し」

 正月の食べものと言えばなんだと、問われたら、「茶碗蒸し」と即答してしまう。
 どうしてなのでしょう、どうしてなのでしょう。「おせち」や「鯛」や「雑煮」ではなく、「茶碗蒸し」。「茶碗蒸し」という響きに反応し、鬼が首を傾げすぎて首が折れてしまうかもしれません(これぞ、鬼ごろし)。それほど、不思議な回答だと周りはおっしゃるのであります。
 もしかしたら「茶碗蒸し」には、なにかトラウマになるようデキゴトがかくれているのかもしれないと、勘ぐる輩も登場する。
 なにもかくれてはいません(本人弁)。単純に子どものころから好きなだけです。お正月にしか「茶碗蒸し」を食べなかったというか、つくってもらわなかったので、とくべつな正月料理としての座を獲得したのだと思う。



 お袋が「茶碗蒸し」が好きで、丼鉢でつくって食べていた光景が目に焼きついている。たぶん、のこったダシ(汁?)がもったいないから、デカイ器でこしらえたのでしょう。当時は、食べものを捨てるなんてことは許されませんでしたから。
 出されたものは「残さず食べる」というのが、国の法律よりも強い力を持っていたのだ(当時であれば、今の若者はぜんぶ死刑を宣告されるかもしれん)。

 思い出した、西麻布に事務所があった頃、何人かでランチにいって出てきた「茶碗蒸し」を見て、「正月みたいだ」とつぶやいたら、「意味がわからない」そう言われた。あのとき、なんでだ?と、反対に不思議だったのだけれど、「意味がわからない」という意味があとになって分かった。
 
 「茶碗蒸し」のないお正月なんて、ありえなーいと思っているワタクシに賛同してくれるかたは、果たしてこの国に何人いるでしょう。


「うちごはん」


スタミナラーメンをつくった。
和風だけれど、パンチはあった。








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