６５度のキス

強き酒 欲する夜の弱き心

３月３０日（日）

雨の音で目を覚ます。酒の力を借りて寝た。
困ったことに朝から酒を飲みたい気分になっている。めずらしい。「不安定なのか、我が心よ」と、問うてみる。「・・・・」返事なし。無視された。自分の心に無視されたぞ、身内の反乱じゃ～！
なんて一人芝居をしながら起き上がる。今日も朝からアホ満開である。でも、酒を飲みたい気分というのは本当のことなのです。どうしたんだろう。
飲んでもいいんだけど、明日の朝は早起きしないと工事の人がやってくる。工事関係の人は朝が早い、健全なる生活をされている。不健全な我が身はツライ。
酒を飲むと早起きできるかが不安だ。酒を嗜めないから、ガツーンといっちゃうから、軟弱な性格だから、からからからとうるさい！　すみません。
午後、雨が上がったので買い物に出掛けたら、帰りに雨が…。もちろん傘は持っていない。やられたか、またまた雨の女神の投げキッスにうたれたぜ。「雨の女神よ、オレに惚れるなよ、火傷するぜ」、心の中で一人朗読劇を展開しながら走る、家まで走る。白昼妄想劇である。
買い物に行かなくても大丈夫のはずだったんだけど、タマネギがなかった。タマネギ1個のために、カレーのために、濡れたのだ。タマネギを切らしてはいけない！　掟です。
夜、酒に手が伸びてしまった。６５度のブラントンの微笑みと熱いキスにやられちまったぜ。

◎食絵日記

先日、ライブで食べた一品。
牡蠣のオイル漬け、美味しい。
フランスパンに合う。
もちろん、白ワインにもね。