散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
初期化
まっくらな夜の雨に肩濡らし歩く立冬
12月21日(金)
タブレット、スタートでつまずく。ここ数カ月スタートでのつまずきが多い。どうも気持ちが散乱している。集中力に欠ける。いろんなことが宙に舞ってつかめない状態だ。すべてが不確かで、すべてが遠ざかっていくような。
そうした日々を象徴するかのようにタブレット設定でトラブル。せっかくほぼ完了だったのに、初期化しないといけなくなってしまった。
「初期化しか・・・」ドコモのおねいさんの語尾がフェイドアウトしていく。おねいさんの瞳に「あーかわいそう」という文字が浮かぶ。「ほんとうにかわいそうなんだよ」と、無言で返す。「やり直しです」きっぱりと神さまは言う。
買った無線キーボードがトラブルの原因だった。もったいないことをした。「これで大丈夫です」エディオンのおにいさんの言葉がカラカラ回る。無知な我が身の情けなさかな。
いろんなことが面倒になってきている。年末病かな。いや性格だ。基本、横着者で、ややこしいことが大嫌いだから、すぐにどうでもいいわと開き直ってしまう。手を離してしまう。いかん、踏ん張ることを覚えないと。自己完結は良くないのだ。
来年の課題のひとつは、答えが見つかるまで、追いかける、最後まであきらめない、途中で放棄しない。ただし、対象を間違わないようにしないといけない。そのためには、見る目を、感じる目を、養うことが重要になってくる。
果たして、来年の今頃はどこで何をしているのだろう。
冬景色だ
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