散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
再会のブルース
9月7日(水)
関西から後輩がやってきた。午後7時に六本木のアーク森ビルで待ち合わせしたいと、似合わない場所を指定してきた。
7時過ぎに六本木一丁目の改札から出てきた後輩は、どうみてもやくざ系だ。うーん、前より随分身体が引き締まってそれなりに迫力が出てきた。でも、ありがたいことに後輩である。昔の刷込がまだ解けていないから、オレに逆らうなんてことはありえない。かなり深い信頼関係が成立しているのだ、なぜか。十代後半からの付き合いだものなぁ。
「なんでアーク森ビルなんだ」と訊いたら、ここにいい店があると知り合いに教えてもらったというではないか。ところがいくら探しても彼が目指している名前の店がない。「おかしい、おかしい」を連発する、やくざ風の兄ちゃん。
「おかしいのは、お前の記憶力とそのファッションだ」と褒めてやって渋谷へ連れていくことに。外見はとんでもないけれど、曲がりなりにも某中小企業の取締役営業部長なのだ。世の中狂っている。でも、確かに仕事はできる。突進力は牛よりスゴイ。気合いを超えているのだ、昔から。
渋谷二丁目でタクシーを降りて、彼に似合いそうな居酒屋へ連れ込む。ビールでカンパーイして再会を喜び合いながらの第一声は、「先輩、極真の初段とりましたよ。黒帯ですよ」だった。おかしいだろ、いいおとなの再会の第一声として!かわらん、三つ子の魂百までだ。
なんやかんやと馬鹿話&真面目話をし終わった時にはかなり酔っていた。「明日もビッグサイトで展示会があるので、朝まで行きたいところですけど…」と、ふらつきながら山手線に乗り込み帰っていった。逆方向に乗らなければいいけどなぁと思いながら見送った。
結局は、結婚したい女性と会ってくれということだった。相手の親父が某一流企業の偉いさんだとか・・ははは、めずらしくビビッているところがかわいかった。でも、お前には似合わんのだ。突撃なのだ!
で、来週、関西へ戻ることになってしまった。しこたま奢らせてやる。そうだ、彼女の友達を紹介してくれるとか言っていたな、期待しよう。
遠方より後輩来たりて酒酌み交わす
関西から後輩がやってきた。午後7時に六本木のアーク森ビルで待ち合わせしたいと、似合わない場所を指定してきた。
7時過ぎに六本木一丁目の改札から出てきた後輩は、どうみてもやくざ系だ。うーん、前より随分身体が引き締まってそれなりに迫力が出てきた。でも、ありがたいことに後輩である。昔の刷込がまだ解けていないから、オレに逆らうなんてことはありえない。かなり深い信頼関係が成立しているのだ、なぜか。十代後半からの付き合いだものなぁ。
「なんでアーク森ビルなんだ」と訊いたら、ここにいい店があると知り合いに教えてもらったというではないか。ところがいくら探しても彼が目指している名前の店がない。「おかしい、おかしい」を連発する、やくざ風の兄ちゃん。
「おかしいのは、お前の記憶力とそのファッションだ」と褒めてやって渋谷へ連れていくことに。外見はとんでもないけれど、曲がりなりにも某中小企業の取締役営業部長なのだ。世の中狂っている。でも、確かに仕事はできる。突進力は牛よりスゴイ。気合いを超えているのだ、昔から。
渋谷二丁目でタクシーを降りて、彼に似合いそうな居酒屋へ連れ込む。ビールでカンパーイして再会を喜び合いながらの第一声は、「先輩、極真の初段とりましたよ。黒帯ですよ」だった。おかしいだろ、いいおとなの再会の第一声として!かわらん、三つ子の魂百までだ。
なんやかんやと馬鹿話&真面目話をし終わった時にはかなり酔っていた。「明日もビッグサイトで展示会があるので、朝まで行きたいところですけど…」と、ふらつきながら山手線に乗り込み帰っていった。逆方向に乗らなければいいけどなぁと思いながら見送った。
結局は、結婚したい女性と会ってくれということだった。相手の親父が某一流企業の偉いさんだとか・・ははは、めずらしくビビッているところがかわいかった。でも、お前には似合わんのだ。突撃なのだ!
で、来週、関西へ戻ることになってしまった。しこたま奢らせてやる。そうだ、彼女の友達を紹介してくれるとか言っていたな、期待しよう。
遠方より後輩来たりて酒酌み交わす
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