UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

これは事実にも基づいた記録です。

2014-05-06 14:34:25 | 日記
人生初のGW。無計画なGW。

どうしようか考えあぐねておりました。

しかし初日の朝7時に割り込んできたのは、「京都まで試合見に来てや」との悪友の誘い。
赴かないでは召還獣大浦の名折れであります。
見事、召還されてやりました。

これはそんなGWのお話であります。


先ほど申し上げたように全くの無計画であります。

ただ一つ確定してたのは「京都に試合見に行く。4時までに。」これだけです。

あまり早く着きすぎては、悪友に「お前の試合、めっちゃ楽しみにしてる」と勘違いされてしまいます。
これっぽっちも楽しみではないので、これでは駄目です。むしろ盛大に遅れてやるぐらいの意気込みが必要です。

とりあえず、あてもなく鈍行で関西へ向かう事にしました。

美女で目を癒しつつ、ガラス工芸に目を惹かれつつ、試飲の地酒を堪能しつつの気まま旅行。

案の定試合には一時間の遅刻となりました。これならば、「お前の試合を見るのもあくまで旅行計画の一部であって、メインは他にあるから」という感じがちゃんと出るものです。

実際は、予想外の迷大人になり、試合場まで汗だくになりながら走ったのですが、それはあやつは知らなくて良い事。この微妙な距離感が大切なのであります。



さて、どうでも良い話はさておき、舞台は寝所へ移ります。

私は京都に行くといつも後輩の家に宿を借ります。

さすがに一日歩き通しで、鈍行で来たもので疲れ果てておりました。

早く寝たい。今すぐ寝たい。素直な思いです。

しかし毎度のことですが、夜はここからが長いのです。


うまい事微睡み始めて、「ああ、あと1分ぐらいこのまま眼をつぶっていたら寝れる」というラインがありますでしょ?

私も一日の疲れを癒すべく、身体が自然とそのラインをうろついておりました。

すると、始まります。何が? 後輩による、私への悪戯が、です。

おそらく皆様、免許を取る際に人命救助の手順を一通り教わっていると思います。

「意識があるかを確認するため、倒れている人の名前を呼ぶ。▶︎心臓マッサージを試みる」
そのアレでございます。

まずは、軽く「Kちゃん」と呼ばれます。ここで「ああ」とでも私が答えるならば攻撃は一時止みます。振り出しです。後輩たちはTVゲーム、もしくはアニメ鑑賞に戻ります。
しかしここで応答しないと、「んっ?Kちゃん」と少し驚いた感じになります。この段階になると厄介です。「ああ」ぐらいでは止めてくれません。
そして、次の瞬間には、「Kちゃん、Kちゃん!!Kちゃん!!」耳元で叫ばれながら、肩を全力で揺さぶられます。はい。眠気とのおさらばです。

でも私は眠りたい!疲れている!まだ私は必死に眠ろうとします。
すると敵は更なる攻撃の手を加えるのです。

「やばい!!Kちゃん!!(ばちばち)意識がない。(ゆっさゆさ)もっと頬を殴れ。(ぱんぱん)やばいぞ。心臓マッサージをしろ!!」

この段階になって強制的に自分から眼を覚まします。知っていますか?眠っている時に心臓マッサージをすると胸骨がくだけます。やられてたまるか!

そして眼を開いた私に後輩たちは確認を取ります。「お名前は?年齢は?住所は?」

答えないとどうなるか分かったもんじゃないので答えます。正確に。ここで間違えたらまたまた厄介です。

ここまで一連の流れを終えたら後輩たちは安心して「良かったぁ!いやあ心配した」といって元通りにゲーム等に戻ります。


そしてまた私が微睡み始めたら悲劇は繰り返されるのです。

12時から寝ようとした私が遂に眠れたのは3時でした。
まあいつもの事ではありますが。