ふと思う瞬間

ふと思う瞬間があります。

　作麼生：「あれ？・・・まだ、独りだ。これ、いかに？」と。

次の瞬間には、

　説破：「有無。問題なし。」と。

定期的にこの問答はやってきます(´Д` )



真に感銘を覚えると、とりわけ触覚が鋭敏になる性質。
鳥肌がしばらく止まらなくなり、体感温度が下がります。

　　今は、
　　自分が望んで飛び込めば、
　　いくつかの特定の山が鳥肌を起こしてくれます。

その様な感銘を受けることが出来るものがある間は、
独りで生きていける。その様に考えるのです。

　　逆に言えば、天気が悪くて、その他何がしらの理由で山にいけない時、
　　無性に彼女が欲しいと思うのです。正直大事(=ﾟωﾟ)ﾉ

闇を越えて

闇は貪食。
ヘッドランプが照らす一点以外、全ての光を飲み込む。明るみが恋しい。

風は強欲。
体温と他の物音を無慈悲に奪う。熊や鹿が突然出てきても気づけるはずがない。

ここは、白山室堂。
時は、午前４時４７分。気温は、マイナス1度。
別当出合から登り始めた時刻が午前２時３０分。
したがって、2時間弱で室堂には着いたことになるが、闇と風が作りだした震えが止まらない。

室堂まで、ついぞ誰にも遭わなかった。流石にこれは初めての体験。半径数キロ以内の漆黒に、ただ一人。
久々に、闇が怖いものだと思い出した。室堂に来て、小屋泊まりの方数名にお逢いした時、心からホッとしてしまった。

寒さによる震えを止めるため、ガスストーブでココアを沸かそうとするが、着火してもすぐかき消される。
風が、風が、狙いすましたかの様に、体を温めるチャンスと栄養を奪う。
ザックと自らの体で風除けを作り、火種を守る。風にひたすら吹かれるが、数分耐えれば、ココアが体内からエネルギーを与えてくれるはずだと思い耐え忍ぶ。

日中は登山者を暖かく迎える白山も、
夜になると、牙をむく。
自然は、一瞬として、同じ顔を見せない。

だから、怖いけど楽しい。

だから、日の光が、殊更美しい。

御前峰を超えて

条件付き持ち越し

誰が言ったでありましょう。
　「秋の穂高を見ずして、穂高を語るなかれ」

まだ我輩、語れる立場にあらず。（穂高は、残雪期と夏期メインでしたん）
ならばHere we go(=ﾟωﾟ)ﾉ

でもですね・・・
山ではいくつもの勝負に勝たないと、理想のものに御目に掛かれないのが現実・・・

　財布との勝負
　健康との勝負
　精神との勝負
　そして、天候との勝負


此度、天候にフルボッコ(´-ω-`)
度重なる台風の影響か、まぁ、そもそも天候がずうっと悪かったから登山機会がずうっと延期になっていたので、
紅葉は見事に枯れ落ち、ガスガスだわ。
雨は降るわ。

まぁ、だから、「次こそは」と次に繋がるのですが。
来年こそは、「穂高を語れる様に」なりたいと思います。
生きていれば。

ヒーローにはなれなくとも

とある事情により、山行延期(´-ω-`)
しかし、納得する性分ではあらず(´-ω-`)

とりあえず、
運動はしないと精神穏やかならず。
と言いつつも、
普通に運動したところで、我が心に住まうストレスさんがニョキニョキ育つ。
隣の芝生は何故青いのかと思い、ニョキニョキ育つ。

と言うわけで、
登山道具を背負いつつ、街中ランニング、スタート。

　荷が20kgなので、
　せめてその半分の10kmは走りませうか。
　そうしませうか。

やってみると、
でぶ膝にはなかなか応えますな。

　昔から、ヒーローもの、大好き(´-ω-`)
　スパイダーマンとかアメコミ大好き(´-ω-`)
　ジャンプで絶賛連載中のヒーローアカデミアも大好き(´-ω-`)

　憧れは、
　３人ほどを小脇に抱えつつ、颯爽とひとっ飛び。

そこまでは言わないですが、
好きな女性が大変な目にあった時、災害にあった時に、
両手で抱きかかえて全力疾走できるぐらいにはありたいものです(´-ω-`)