UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

「不思議な事など何もないのだよ」と諭して欲しい、この御時世

2019-11-24 19:57:19 | 日記
富山県、立山連峰の雄山への登山。
良い天気とはお世辞にも言えませんが、冬山シーズンインを告げる、身体を慣らす良い山行でした。

けれども、
ここ一年、「ある現象」に囚われています。

 他県の山を目的地に掲げ、登山をしに行く日。
 「その」正に
 「前日」に、
 「必ず」事故が起きるのです。

 滑落での死亡事故。
 死者が出ない場合でも、熊との遭遇事故など。

この現象に、合理的な理由はいくらでもつきますし、真理だとは思います。

 「自分が行く山の情報を大量に事前に調べているから、特定の情報に行き当たっているだけ」
 「人気の山をチョイスしているから、それだけ登山者数に正比例し、事故の確率は跳ね上がる」等々。

何も不思議な事など無いのでしょう。
単なる偶然。他の人にとっても当たり前の事。

ただ、
本当に、
ほぼ毎回、「前日に」「誰かがお亡くなりになっている」のです。

合理的な理由だけでなく、
オカルト的な、神の警鐘みたいなものも感じ、行くのを延期する事もあります。

何かがおかしいと、最近、本当に感じます。
だから、最近、すごい慎重です。

京極堂に、「不思議な事など何もないのだよ」と諭してほしい。









野口英世6名余り、無念の討ち死に

2019-11-17 10:24:27 | 日記
令和元年11月17日。午後13時。
日商簿記試験2級の受験戦争開始の刻である(´・Д・)」

先刻、
受験票をビリビリに破り捨てました。
コンニャろめい(´・Д・)」

戦場(受験会場)にも出陣せず、
放棄したわい。
コンニャロめい(´・Д・)」

1ヶ月では、戦術理解が到底間に合わなかったわい。
コンニャロめい(´・Д・)」

自分を追い込めばできると思って課金した分が、
無駄になったわい。
コンニャロめい(´・Д・)」

  さらば、野口・・・君の死は忘れない・・・
  決して・・・
  ・・・カモン、野口。死者蘇生!(諦め悪い)
  どうやって、あと数日、給料日まで暮らそうかしら( ゚д゚)・・・

地道に進めるわい。
天才どもとは脳のスペックが違うんじゃ。
コンニャロめい(´・Д・)」

・・・
部署異動なんてものがなければ、専念できたけど、
もろもろ精神落ち着かせるので精一杯でしたわい。
コンニャロめい(´・Д・)」

思う。重う。

2019-11-10 18:32:11 | 日記
山へは、
「ソロ(単独)」しか経験がない。
そのため、
毎度、
滞在予定の「2倍量」の食料・飲料・着替えを荷として背負う。

必然、
重量も2倍になるが、
遭難等の「最悪の事態」に備えるためであり、
それが最低限の「責任の取り方」であると思うから。

命を自分から捨てる、のと、
命が結果として散る、のには確然たる隔たりがあると思うから、
出来うる限りのケアは、低山でも抜かりなくする。


だけれども、
山を降り、
日常に帰ると、
思う。重う。

 雑巾がある。
 自分がある。

 拭けるだけは拭く。
 綺麗な面が無くなれば、
 あとは、ポイとなる。
 雑巾。あるいは、トイレットペーパー。


 人は、
 人も。
 境目などあろうものか。

 この世で最も嫌悪する者。
  一つ、
  成長しない自分。無知な自分。
  理解が遅いため、人の3倍ほど勉強して、ようやく人並みになる。
  自分を殺したくなる。

  一つ、
  何も知らない・分かっていないのに、
  知ったかぶりを装い、見栄・虚勢を張り、
  やるべきことをせず、
  自分のブライドだけを保とうとする人種。

 日々、二つの意味で、吐き気がする。

 最近の頭痛は、いつも頭の中で血の匂いがする。
 細胞が、血管が壊れている?
 単なる気のせいだと思うようにしている。
 ただ、自分(の脳)が壊れていくような感覚をここ最近強く感じる。


 雑巾はもろく、すぐに破れる。
 それゆえに安価。替えはきく。

 破れればまた買えばいい。

 けど、
 盛大に破れれば、あとは。
 
 水は溢れている。
 覆水が盆に返った例は無い。

 
 頑張るしか、無い。
 そうしないと、何も「残らない」。
 

ターン交渉

2019-11-04 14:27:29 | 日記
行き慣れた山で
先達者がその命を落とすのが報じられる度、
「あそこで落ちたのか・・・」と脳裏に浮かび、
滑落時の断末魔を想像するだに、
身はすくむ。
臆病になる。慎重になる。


  自分の番(ターン)はいつの日なのかと。


この思いは
常に抱いているし、
抱いておくべきだと思う。

山岳保険という保険制度があること自体が、
登山がやはり通常のスポーツとは一線を画するものだと証明している。

ニュースで報じられる山岳事故などはあくまでほんの一握り。
実際には数えきれないほどの命が山に吸われている。

それでもなお、行きたい思いを抑えられないのは、
脳が震えるほどの感動を、山は与えてくれるから。


だから、臆病さを、慎重さに置き換え、
出来ることを積み重ねていく。
死神さんと、ターンの交渉をするために。

体力づくりも、大事な交渉材料の一つ。

先日行った白山では、
室堂まで2時間10分を要してしまった。

今は、こういった体力づくりが大事な時期。