『我々の人類に対する最大の罪は、彼らを憎むことではなく、無関心であることだ。
それは非人間性の真髄だ。』
written by.ジョージ・バーナード・ショー
差別が生じる根本的理由は多々あるだろう。
個々の能力の差。
育った環境要因。
大抵の場合、それは優者が劣者が見下す事から生じるが、
しかし時として、両者の間に社会的な立場上、優劣がないにも関わらず、差別が生じる場合もある。
(プライベートしかり、仕事しかり、いずれにおいてもであるが)
理由は至極明快、「無関心」の蔓延からである。
仮に今ここに、Aというやるべき事があったとする。
このAは最悪やらなくても良いものである。
しかし、やらないと結果として大きな負の要素になるものだとする。
極端な例ではあるが、ゴミ屋敷を想像してもらおう。
ゴミが溜まっていってもそれを気にする人がいなければ問題はない。ただ好ましい状況では決してないだろう。
関心がない人は当然、Aという仕事をスルーする。
今現在、自分には自分で考えた他の優先事項があるからだ。
それがON上のものであるか、OFF上のものであるかは知らないが。
いずれにしても、幸いか不幸か、気がついてしまった人がその業務をやる羽目になる。
かくして、関心がない人が友達と楽しくどんちゃん騒ぎをしている間、
そのあおりを喰らってしまう関心を示した人が生じるのである。
そう。不幸にも、気がついてしまったばかりに。
・・・まあ、気が持つ限りはやりますよ。