今朝の信州は気温が1度昨日とほぼ同じ、昨夜の雨が
未明に上がって曇り空の暗い朝を歩いていて、6時過
ぎに明るくなって近くの山々が見えて来ましたらなん
と麓まで雪が・・街中に雪が来なくてよかったと安堵
した朝でした。
暦を見ますと、今日は、うるしの日との事です。日本
漆工協会が1985(昭和60)年に制定。平安時代のこの日
に、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王が、京都・嵐山の
法輪寺に参籠し、満願の日の11/13に漆の製法を虚空蔵
菩薩から伝授されたとされる伝説からのようです。
我が街塩尻市は、「ワインと漆器の街」として郊外の
木曽平沢地区を中心に、木曽漆器の産地として多くの
漆器業者が古くから漆器製品を製造販売しています。
全国に数ある漆器産地は、藩主や有力者の庇護の下発
展してきましたが、我が街の木曽漆器は中山道の真ん
中という地の利を活かして、一般庶民が使う生活用具
としての漆器を作って発展しました。
高級品ではなく普段使いの漆器産地であったので、今
高級品ではなく普段使いの漆器産地であったので、今
でも気軽に使えるものが数多く作られています。
市の観光協会によれば、
●メンパ
地元に良質な柾目材(ヒノキやサワラなど)が産出し
たことから、古くより奈良井を中心に盛んに作られて
います。特に弁当箱は種類が多く、様々なバリエーシ
ョンを楽しめます。
●木曽堆朱の座卓やお盆
変わり塗の一種である木曽堆朱塗は、高度成長期以降
長い間、木曽漆器の中心を担ってきました。座卓のよ
うな大きなものから茶托や箸といった小さなものまで
幅広く作られました。漆を何層にも塗り重ねて模様を
研ぎ出しているので、傷がついても目立ちにくく丈夫
なため、気楽に使えます。職人さんによって柄や色合
いの違いがあるので、見比べてみるのも楽しい塗です。
●洋食食器
金属のスプーンやフォークを使わなければ、漆器で洋
食をいただくこともできます。黒や朱の器はいつもの
料理をワンランク上に見せてくれます。
●小学校給食食器
塩尻市の楢川地区の小・中学校では、地元の職人さん
によって作られた漆器のセットで給食をいただいてい
ます。小さな頃から日常的に使うことによって、漆器
の良さやその扱いを、自然と身に付けて欲しいという
地域の願いが込められています。
●木曽ヒノキの摺漆箸
お土産としても定番の箸です。木曽ヒノキで作られた
木地に漆を何回か摺り込む摺漆という技法で作られて
います。とても軽くて麺類などもつかみやすいので、
小さな子供からお年寄りまで、どなたにも使いやすい
箸です。
それ以外にもいろんな漆器製品が沢山作られています
が、最近は電子レンジにも使える漆器なども研究され
伝統的な漆器と共に、最近の時代に即した漆器製品の
開発にも力を注いでいます。
おはようございます!
今日は漆の日なんですね。
色々ありますね🤗
協会が日を制定とありますが
そうした記念日を制定できるのは個人とかでもできるのでしょうかね?
制定にいたる経緯も知りたくなりますね🤗🤗
おはようございます。
うるしの日なんて日もあるのですね。
木曽漆器の産地に住んでいながら、漆器にはあまり縁がありませんでした。
これを機会に少し勉強したいと思います。
今朝は開田高原初雪でした!
確かに生活用という感じの渋い色合いがよかった記憶があります。
ワインもフルーツも漆器もと塩尻は欲張り、いや贅沢な街です。
決めたもの、その協同組合とか各種団体の決めたもの
などで・・個人が決めたものは・・あまり聞きませんが
例えば、あるかないか判りませんが全日本昆虫研究会と
いったような団体が決めて全国にPRして行けば、通るかも
知れませんね~ 私はその仕組みについては、よくわかりません
飲食店などの消耗食器に使われたり備品に使われていて
案外多用途に使われています。まだ我々の団塊世代の人
達くらいまでは結構漆器製品を愛用しています。
我が家のスプーン、フォーク、ワイングラス、汁椀
座卓、文机、お盆、炬燵板、まだまだたくさんの漆器
製品があると思います。時折欠けたりしますので補充は
しています。
相当の痛手を被っていますが・・瀬戸物はご飯茶碗
とか、金属製の食器や強化プラスチックなどは電子
レンジが有効ですが・・盛り付けは漆器の器とか
来客には、茶托とか お汁粉とか お雑煮 はじめ
意外と使う場面は沢山あります。
我が家も、最近は年寄りが亡くなって、人よりは
少なくなりましたが、それでも時折出番がありますよ
産業がありますが・・私が昔から何度も言ってきた
各業界の後継者育成、協業化、等の政策を採れなくて
今になって・・各業界、後継者難に青くなっています
こんな小さな町人口が6万人一寸の街ですが・・
ホント 残念ながら、中途半端な街です。