今朝の信州は雨の朝です。気温は6度平年並みなんで
すが、小雨ながら雨は体感気温を下げてくれます。
最近の報道で生活保護世帯の増加が問題になっている
ようです。収入が地域ごとの最低基準を下回る人に対
して日常生活費や家賃・医療費などを支給する制度が
生活保護制度ですが、その生活保護を受ける人が年々
増加していて、更にその過半数世帯が65歳以上の高齢
者となっているようです。
生活保護法で保護される要件というのは、生活に困窮
する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆる
ものを、その最低限度の生活の維持のために活用する
ことを要件として行われる。 民法(明治二十九年法律
第八十九号)に定める扶養義務者の扶養及び他の法律
に定める扶助は、すべてこの法律による保護に優先し
て行われるものとする。
そして、その生活保護が打ち切られる条件には、次の
ようなものがあります。
収入が増加し、生活保護が必要なくなった場合
受給者が失踪したとき
受給者本人が保護を辞退したとき
ケースワーカーの指導指示に違反したとき
生活保護費で借金を支払った場合 など
また、生活保護費と同程度の収入が安定して得られる
ような場合も打ち切りになる可能性があります。
日本経済の停滞が長引いたことで受給者数は年々増加
しており、2000年度の103万人から2023年度には速報
値で199万人に増加。2000年度に37%だった受給者に
占める65歳以上の割合は2023年度には53%と半数を
超えています。
が財源の一部となる年金に比べて財政への負担が大き
く、国と地方の生活保護費は近年3.5兆円前後とな
っていてこれから更に増大する予想の様ですが、この
ような状態の中で今後大きな社会問題となることでし
ょう。そんな中で、今各党の中では消費税の減税を
維新は8%に、共産は当面5%に国民も5%れいわ社民
は廃止を公約に掲げていますが・・我々はその意見に
どんな考え方をすればいいのか、悩むところです。
写真は先月の熊本の様子です










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