今朝の信州塩尻は、気温が6度、空は雲が覆っていて
天気予報は晴れの予報ですが今のところ太陽さんは顔
を見せてくれません。
大学など高等教育機関の修学支援制度や私学助成金の
交付などに定員充足率の要件があることについて、私
立大から不満の声が上がっている。私立大の定員割れ
は地方を中心に6割近くに上っており、日本私立大学
教職員組合連合(私大教連)は私立大に定員減と撤退
を迫る「私立大学に対して淘汰(とうた)政策」をし
ているとして、文部科学省に要件の撤廃を求めている。
私大教連は1月、全国で私大などを設置する学校法人
の理事長・学長に対し、修学支援制度のほか、私学助
成金の交付、新学部設置・改編の際、定員充足率が一定
の基準を下回ると対象外や不交付となることについて
尋ねた。理事長・学長から計197件の回答が寄せられた。
授業料・入学金の減免や給付型奨学金の支給といった
修学支援制度についての近い考え方は「学生に対する
支援であるから、機関要件は廃止すべきだ」が59・9%
で最も多かった。2020年度に始まった修学支援制度は
24年度に定員充足率が厳格化され、3年度連続で8割
未満の場合は対象から原則外されることになった。
ただ、これにより対象機関の取り消しが急増したため
本年度25年度は緩和することにしている。
定員充足率が9割を切ると減額が始まり、5割以下にな
ると不交付となる私学助成金については「定員よりも
減少している学生数と在籍する教職員数に基づいた減額
にとどめるべきだ」との回答が83・8%に上った。
定員充足率が5割以下の学部が一つでもあれば学部の
設置認可申請ができない制度についても「定員割れ
解消のための自主的な改善努力を妨げる措置であり
廃止すべきだ」が86・7%に達した。
自由記述欄には「急激な少子化により八方ふさがり」
「事実上の大学廃止(倒産)が必至」など悲痛な声が
寄せられた。千葉県内の看護大の理事長は、国公立の
看護学部が周辺になく、卒業生の多くが地域医療に
従事しているとし「都市部でいくら看護師を養成して
も地方、過疎地域の病院には就職しない。ただ定員充
足率のみで地方の私大助成をうんぬんすることは全く
理解できないし、医療崩壊に直結する」と記した。
中国・四国地域の学長は「修学支援制度が利用できな
い場合、大学の存続は望めない。募集停止する大学が
増えれば、地方で進学できる大学(分野)の選択肢が
減少し、若者の県外進学(就職)が加速され、東京都
への一極集中がさらに進み、地方の人口減少が一層進
む」と指摘した。
日本私立学校振興・共済事業団(私学事業団)による
と、24年度に定員充足率が100%未満の定員割れとな
ったのは私立大で59・2%、短期大では91・5%に上る。
私大教連は文科省に私大振興を進めることを求めてお
り、角岡賢一・中央執行委員長は記者会見で「私立学
校法人を国として支える姿勢を示してほしい」と述べ
ていました。減税とか・・特別給付とか・・派手な法
案はよくマスコミも報道しますが・・この私学の助成金
問題は、全国の地方都市県の過疎化に一層の格差を生じ
地方にとっては大問題です。国会議員の皆さんこちら
にもよ~く気配りお願いします。
今日はこの我が町のみどり湖水芭蕉公園の清掃管理日で
多くの皆さんが鑑賞しながら作業をしてくれます。














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