日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

中仙道の旅 最終回

2015年09月22日 07時48分53秒 | 日記
中仙道の木曽路を歩く旅二日目の三分割の最終回は
洗馬、塩尻、そして下諏訪で終わりました。
中山道は下諏訪から和田宿を越えて上州群馬~埼玉
そして江戸へと続きますが、今回は下諏訪宿を最終
として締めくくりました。

洗馬宿〔せば〕は何度も大火に遭っていて、その町
並みは残っていませんが、ここに中山道から善光寺
へ向かう善光寺街道の分岐点があります其処には石
の灯篭か掲げられ夜でも迷わないように・・旅人を
守っていました、そして塩尻の平出遺跡を少しだけ
かじって塩尻の宿をゆっくり眺め塩尻峠へ、
残念ながらアルプスの穂高連峰も諏訪湖の向こうの
富士山も見えませんでしたが、その絶景の雰囲気は
掴んでいただけたと思います。
塩尻峠を一気に下り下諏訪宿に到達して、諏訪大社
下社をお参りしまして・・温泉街の宿場町を歩いて
オルゴールの館で暫し綺麗な音楽に触れて、諏訪湖
の湖畔の味噌屋さんに立ち寄り・・間欠泉の脇から
当日の宿に投宿しました。

書籍からお借りした浮世絵から
時は江戸時代今から300年近くも前にこれほどの
描写を綺麗な絵にしたその功績は素晴しいものです

洗馬



私の大好きな 塩尻峠 向こうに富士山が描かれて



下諏訪




またこちらも長崎大学図書館に収蔵されている明治
時代の写真・・これらも構図といい撮影技術といい
素晴しい記録でした。

洗馬宿の 肘掛の松



桔梗ケ原からの奈良井川の渡しの風景



一里塚の 大松



塩尻峠から見た諏訪湖



下諏訪宿から見た諏訪湖



下諏訪の宿場



諏訪大社の 大松



諏訪湖の排水 今の釜口水門付近




ここからは私の拙い写真になります。
笑わないで、見てやってください・・

塩尻の平出遺跡 付近





塩尻峠



諏訪大社 下社





下諏訪の宿場



何を見ているのでしょう??





諏訪湖の夕陽に迎えられて・・・





以上を持ちまして中仙道の旅の報告を終わります
何度もご声援ありがとうございました。
参加して頂きました皆さんに心より御礼申し
上げます。そして このブログで一緒にこの
中仙道を歩いてくださったmappeeさんはじめ
たくさんの皆様方に厚く御礼申し上げます
ありがとうございました。

明日は最終日のお別れまでの写真をちょっぴり・・
こちらもご期待ください。

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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
だんちょう さまへ (ワイコマです)
2015-09-24 07:52:37
仕事から解放され、子供達からも解放され・・
今は孫達の成長を静かに見守る・・・
そんな時代になりますと、 昔バリバリと働いていた
そんな頃の楽しさが思い出されます。
今を 今の瞬間を後悔しないように生きぬくことでしょう
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Unknown (だんちょう)
2015-09-23 20:23:27
最後の手前の夕日、とても綺麗です。

こんな夕日をゆっくりと眺めるくらいのゆとりが欲しいですね、子育て・家事・仕事をしている今はなかなかそんな時間はありませんが、いつかまた子供の頃見た景色を
ゆっくり眺められる日が来るまで頑張ろうと思いました
返信する
mappeeさまへ (ワイコマです)
2015-09-23 18:41:25
ご丁寧に 何度も何度もコメントありがとうございます
皆さん、mappeeさんがいないのが・・とても残念と
言い続けていましたよ、ひげ爺さんさんの奥さんが
可愛そうでしたが・・皆さんがフォローしてくださって
でも広島弁は・・誰も・・今度は頼みますよ
あまり歩きすぎて・・足に豆を作られても・・
この辺で・・来年回しとします。
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室蘭のII.sanさまへ  (ワイコマです)
2015-09-23 18:36:12
II.san 様のように、きちんとした写真は撮れませんが
むやみやたらの写真です、II.san様も信州に来られて
いたんですか??そして島崎藤村まで・・を 感動もの
嬉しいですね、私はいつも室蘭をスルーしていたのに
ホント ありがたく思っています。 この明治時代の
写真家・・横浜の日下部金兵衛さんの写真と言われて
います当時から白黒写真に絵の具で色をつけて
カラー保存・・其れを長崎大学図書館が保存していて
その写真展が我が街で開催されて・・私は其れをみて
その技術と腕前に・・衝撃を受けました。
ホント構図といい、何を見せたいのか伝えたいのか
こんな時代にこの写真の真髄を判っている人がいる
それにショックを受けて・・今回どうしても披露して
皆さんに理解して頂いたところです。
ほんとに私の写真よりも遥かに素晴しいですよね
いつもありがとうございます。 
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夕日に癒されて (mappee)
2015-09-23 17:26:39
何回訪問しても 一緒でなかった事は とても残念なくらい 良い旅でしたね・・・
皆さんそれぞれの 旅ブログを・・・
読ませて貰い、行った事のない木曽路、何回も行かせて貰いました・・・

諏訪湖に沈む夕日を皆さんで・・・
返信する
おはようございます (II.san)
2015-09-23 07:41:22
 中仙道の旅記事を堪能させていただきました。ワイコ
マさんの卓越しました文書構成。さらに、長崎大学図
書館に収蔵されている明治 時代の写真・・。どなたが
撮影されたのでしょうか、素人判断ながら構図の取り
方が絶妙と思います。
 中仙道に興味を抱きましたのは、はるか昔、20歳代
前半のころでした。島崎藤村の長編小説の夜明け前」
を読み、冒頭の「木曽路はすべて山の中である・・・」の
一説に、知らない土地ながら強く心をひかれました。
 下諏訪付近には若い頃に2度ほど行っていますが、
いまだに中仙道(木曽路)は未知の世界です。



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AOISORA さまへ (ワイコマです)
2015-09-23 06:58:42
いつもありがとうございます。今回の旅を・・どのように
いつも悩みますが、アップしてから・・もっとこうすれば
あんな方法も・・と反省しきりです。
自分の地域の案内を上手にしたい・・気持ちとその実は
やはり違ってしまいます。現代のこの写真も何時の日か
懐かしく見てくれる・・・まだ見ぬ曾曾曾孫たちを
想像しながら・・・
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ともちゃん さまへ (ワイコマです)
2015-09-23 06:52:39
そうでしたね、ともちゃんさまも諏訪にご親戚が
あるんでしたよね。 諏訪ばかりでなくこの辺にも
沢山の温泉がありますから・・ゆっくりお出かけください
写真、誉めて頂き舞い上がっています v(o^▽^o)v
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古い写真も貴重だけれど・・。 (AOISORA)
2015-09-22 22:09:14
やっぱり ワイコマ様の写された写真が
特に 平出遺跡の写真とか
諏訪湖の夕日に迎えられた写真
素敵です。
富士山は見られなかったようですが
又のお楽しみに、ってことも。

気が付けば 10月も
すぐそこまで あと一週間です。

9月 善い行いいっぱいした ワイコマ様でした。
    
返信する
おばんです~ (ともちゃんです。)
2015-09-22 19:22:42
写真、素晴らしいです。諏訪湖のほとりを少しだけ散歩しました。
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kaeru さまへ (ワイコマです)
2015-09-22 18:27:17
おっしゃるとおり・・今の私たちは、これからこの地の
300年後の若者たちに・・中仙道って車でこんな細い道を
走っていたんだな~~と過去の歴史の一頁を
作っている
私らは今から100年余前の写真であの支度あの
格好
あの人力車あの杖あの傘・・と思っていますが
これから数百年先の人たちは・・同じ思いで・・
今の私を見てくれるのかも・・その歴史の一頁を
作り上げていることだけは、確かです。
このブログにアップしました、私は写真や画像に
ガードはかけていませんので・・コピーも
複写も
構いませんが・・多くの皆さんにその利用や
勉強の
材料となるならば・・ここに広く掲示した甲斐が
あったと思います。
返信する
mimoza さまへ (ワイコマです)
2015-09-22 18:19:01
多摩川の上流・・あの最初の写真・・いいですね
川上に向かって細く蛇行、その向こうに稜線が
お気に入りです。  中仙道の旅・・mimozaさんも
信州人のDNAをもたれる人ですから・・少し思いいれが
私としては精一杯の木曽街道から下諏訪宿まで
でも、昔の人たちはあの石畳や桟やつり橋を通って
行ったのでしょうね・・昔の写真から・・現代をみて
大いに考えさせられました。 また機会がありましたら
mimoza さまも中仙道の旅を・・ご案内くらいは
出来ますよ。
返信する
雨の日 さまへ (ワイコマです)
2015-09-22 17:31:59
諏訪もご存知でしたか・・来年は御柱祭が開かれ
正月から沢山の行事が、五月一杯続きます。
これも数えの七年に一度・・次の七年後の自分
を元気に想像しながら・・来年の御柱祭りを・・
お楽しみください。
諏訪大社・・上社 下社 春宮 本当に神聖です
いつもありがとうございます。
返信する
鹿児島のchidoriさまへ (ワイコマです)
2015-09-22 17:26:54
おかげで、中仙道は無事に歩きまして、ようやく
上諏訪温泉に到着しました。 中仙道に関しましては
いろんな資料や古い写真で・・皆さんにご理解
頂けたと思いますが・・私の説明が下手なことは
昨年同様で、これについてはご寛怒ください。
でもそれぞれの皆さんの撮られた写真はそれぞけ
思いも、視点も考えも違います・・なお更に自分が
撮られている間は・・確実に自分は其処に写されて
いない・・と言うことです。なので私の写真を見て
いただいて、沢山のご批判を頂き勉強して次に・・
なのですが・・今回も人物に焦点をおいたので
ここにはアップできませんのが残念です
でも各自には明後日マイクロSDで送ります
そちらで・・また 笑ってください。

返信する
古から次世代へ。 (kaeru)
2015-09-22 15:54:59
絵画、写真、文字などなどで一週間前に歩き立った
場所を追体験しています。

浮世絵に描ける人はまことに限られていたでしょう。
古い時代、写真におさめる人も極少数でしょう。そ
れらの人々のお陰で追体験が可能でした。

それらと比べれば現代の情報記録の広がりは無限大
とも言えます。それがこれら市民遺産とも国民遺産
とも言える光景を次世代に繋げていける役割を持つ
でしょう。私達の旅が各地でそんな役割を果たせる
よう広がって行けば嬉しいことです。
返信する
Unknown (mimoza)
2015-09-22 14:39:31
晴れの日が続いています~

中仙道の旅、もうおしまいですか・・・
もっと旅していたい思いです。
貴重な昔の写真や浮世絵の数々を拝見出来て
有り難かったです。
メンバーのみなさま、満ち足りた旅をされてお帰りだった事と思います。
昨年、今年と信州の秋を満喫して下さったことでしょう。
ワイコマさんはレンタカーの運転もなさった・・・?
お疲れ様でした。
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Unknown (雨の日)
2015-09-22 13:56:54
貴重な、古い写真、あまり眼に出来ないものをありがとうございました、ワイコマさんの現在の風景写真もおもむきがあつていいです。
諏訪湖や諏訪大社、昔、御柱を切り出す山の神聖な山小屋に停めて頂いて、不思議な感覚になった記憶を思い出して、懐かしいです
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ご苦労様でした (chidori)
2015-09-22 09:06:17
わいこまさんへ
私のカメラにないシーンが色々ありました。峠の展望台からの眺め 「あれが富士山かどうか」ばかりに気を取られていましたね。あの時富士山が見えていたら・・私の一番心残り(向井さんのメロデー橋と同じくらい)・・でもこれは気象条件でしたから、見える日はそうないという事でしょう。朝諏訪湖畔を歩いた時も、あの辺りに見えるのですが、めったに見えないですよ。」と地元の方の話に納得でした。(欲張り過ぎました)
時計台を眺めているのもいいですね。オルゴール館での写真がほとんどなかったので、よかったです。音はカメラに収められませんから。
明日の写真も楽しみ?です。自分で撮れないシーンだから。
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