日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

我が国の景気判断材料

2024年10月05日 06時45分10秒 | Weblog
今朝の信州は気温が16度、昨日からの梅雨の雨のような
雫が降り続けています。
政局が、石破政権で動き出しました。その経済政策も
我々も注意深く興味をもって注視してみたい。
財務省が四半期毎に行う「法人企業統計調査」は企業
活動の実態調査で、売上高や経常利益、設備投資の状況
などについて調査を行っています。
内閣府と財務省が四半期毎に行う「法人企業景気予測調査」
も調査項目は似ていますが、現状および今後の見通しに
関する基礎資料を得ることを目的として行われています。
つまり、法人企業統計調査は前四半期の企業活動の結果
がどうだったかを知る手掛かりとなり、法人企業景気予
測調査は今四半期および先行きを推し量る際の資料と
なっています。
また、法人企業景気予測調査では企業の景況感について
のマインド調査も行っており、同じく企業の景況感を
調査している企業短期経済観測調査(日銀短観)と調査
内容が似かよっていることから、法人企業景気予測調査
は「財務省版短観」とも呼ばれています。
日銀短観と法人企業景気予測調査の大きな違いは、日銀
短観が「DI」(ディフュージョン・インデックス)で
現状の景況感の水準を示しているのに対し、法人企業
景気予測調査は(ビジネス・サーベイ・インデックス)
「BSI」で景況感の変化の方向を示しているものです
具体的には、日銀の調査では景気の現状について「良い」
「さほど良くない」・「悪い」のいずれかで回答を求め、
「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した
企業の割合を差し引いてDIを求めます。たとえば「良い」
と答えた企業の割合が30%で、「悪い」の割合が25%
であれば、DIはプラス5となります。
一方、法人企業景気予測調査では、景気について前四
半期と比べ「上昇」・「不変」・「下降」といった変化を
尋ねており、「上昇」と回答した企業の割合から「下降」
と回答した企業の割合を差し引いてBSIを求めます。
たとえば「上昇」と答えた企業の割合が40%で、「悪い」
の割合が10%であればBSIはプラス30となります。
このような違いから、法人企業景気予測調査は企業の
景況感の変化と景気の転換点のタイミングに関して日銀
短観よりも先行性があるとされます。

日銀の発表資料は膨大な資料ですのでその冒頭は・・

財務省が四半期毎に行う「法人企業統計調査」は
詳しくはネット検索してみて下さい。











コメント欄は 暫らくお休みします

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする