goo blog サービス終了のお知らせ 

日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

大阪万博は、賑わっているようです

2025年04月28日 07時14分57秒 | Weblog
今朝の信州塩尻は、気温が12度、曇り空南からの風が
吹いていますが、帽子を飛ばされる程ではありません
大型連休ですが、この連休を利用して大阪万博に出か
ける皆さんも相当数となることでしょう。その大阪万
博で見えた日本再興の起爆剤、5年後の日本経済を支
える「成長株」がズラリと評価するのは、元『週刊東
洋経済』編集長勝又壽良さんの記事をお借りして、ま
だ見た事もない大阪万博を様子を探ってみたい。
大阪・関西万博がついに開幕。工期遅延や批判の声を
跳ね返し、日本の未来を示す「技術の祭典」として大
きな注目を集めている。CO2資源化や再生医療、次世
代通信IOWNなど、世界標準を狙う最先端技術が一堂
に会した今、万博は「無用」どころか、日本再成長の
起爆剤になる可能性を秘めている。と報じていました
大阪・関西万博に見た「日本の明るい未来」
これまで、建設費の値上がりや人手不足に伴う工事の
遅延など多くの難題を抱えたが、予定通りに開場日を
迎えることができた。
一部では、「万博無用論」も聞かれる。これは、余り
にも技術発展の可能性を軽視した、もったいない話で
す。批判する前に、日本の近未来を示唆する明るい材料
が、この大阪万博に「ゴロゴロ」していることに気づく
べきでしょう。百聞は一見にしかず、である。
日本経済の発展の種が「発芽」を待っているのだ。
前回の大阪万博は1970年でした。戦後復興の日本を
世界にみて貰う「お祭り気分」が横溢していた。
日本からの主な出品技術は、動く歩道、リニアモーター
カー、電気自動車・自転車、テレビ電話、電波時計、
ウォシュレット、缶コーヒーなど。現在の日常生活に、
不可欠な技術が紹介されてきた。
今ら言えば、リニアを除いて「小粒」な技術であること
は否めない。当時は、世界の技術開発テンポがゆっくり
していたことや、深刻な経済状況になかった反映でも
あろう。「必要は発明の母」と言われるように、世界が
現状変革の技術を求めていなかった。技術の「エアポ
ケット」が、生まれていた。これが、1990年バブル崩壊
後の日本経済を支えるべき基幹技術の空白を予告して
いました。イノベーションが何も起こらず、コスト切下
げ競争に明け暮れ、日本中が無益な「総貧乏競争」に
陥った背景の時代でした。
今回の大阪万博の日本による出品技術は、55年前と趣が
完全に一変している。環境技術、医療技術、通信技術と
いう大型技術群が登場している。いずれも、世界をリー
ドする標準技術候補ばかりが並んでいる。5年後の日本
経済は、これら技術が花開き成長率を押し上げる有力
支柱になると期待できそうである。
日本が誇る三大技術
今回の大阪万博では、環境技術、医療技術、通信技術が
勢揃いした。いずれも、世界最先端の技術であり、そ
の実態をみておきたい。
環境技術では、大きく分けて次の3つが注目されている。
1)CO2回収技術 空気中の二酸化炭素を回収し、それ
 を活用して光合成を促進する植物工場「Farmarium」
 が展示されている。この技術は、都市型農業の新たな
 モデルケースとなる。
2)カーボンニュートラル技術 地球環境産業技術研究
 機構(RITE)が展示する技術は、大気中のCO2を直接
 回収し、都市ガスに変換するなどの利用が可能となる。
3)再生可能エネルギー 独自のマイクロ波化学技術を
 活用し、製造プロセスの効率化とカーボンニュートラ
 ルを目指す技術。
地球上に充満するCO2は、異常気象の「元凶」とされて
その処理方法に世界中が頭を悩ませている。その厄介
ものを資源化するのは、「逆転の発想」である。光合成
促進に利用するとか、直接回収して都市ガスに変換する
というビックリ仰天の技術である。2030年までに大規模
な商業化が進むと予測されている。
このような大阪万博をみて、近い将来の日本の技術の
粋をみて、日本の科学技術に期待したい。

信州塩尻の桜は終わりましたが、今は木曽地区の桜が
丁度満開です、我が町でも標高千メートルくらいのと
ころはまだ咲き残っています










コメント欄はお休みさせて頂いてます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする