日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

「基金」という名の隠れ蓑

2023年11月10日 08時01分02秒 | Weblog
今朝の信州は、気温が9度で暖かな南風が強い朝これ
から雨になるとの天気予報、その前に、walkingを済ま
せましたが、今朝は少し早起きでその時の空はまだ星
が見えたり金星の下に細くなったお月様が見えたりし
ていましたが、僅か一時間足らずの間に空は一面の雲
に覆われて確かに、もうすぐ雨の予感を感じさせまし
た。
急増する国の基金、15%が「休眠」 使われないのに
管理費5億円超・・という10/30(月)の朝日新聞digitalの
配信情報をお借りしてアップしてみます。
2022年度に事業費がゼロだった主な基金としては・・
経済対策の補助金などとして使われる国の基金が急増
している問題で、休眠状態となっている事業が29あり、
全体の15%を占めることがわかった、と報じられてい
ます。昨年の2022年度末の時点で、29事業のその残高
は1・4兆円にのぼる。役割を終えたにもかかわらず人
件費や事務費といった基金を管理するための費用への
支出は続いている。13府省庁が所管する基金事業190
の公表資料を、朝日新聞が分析した。その結果昨年の
22年度に事業そのものへの支出が、ゼロだったのが29
事業あった一方で、基金を運営するための人件費や運
営費などを合わせた管理費には計5億8千万円が投じら
れていた。所管省庁別にみると、経済産業省が17と6割
近くを占めており、農林水産省と文部科学省が四つず
つで続いた。当初見込んだ需要がなかったことなどが
背景にあるのではないか。と報じられています。
一般の会社や皆さんの家庭でも、たとえば会社の社員
旅行や家族の海外旅行を、旅行会社にお願いして、何
らかのツアーが中止になって、その費用が使われなく
なったそのお金を旅行会社が預かっている預かり費用
がその予算の余っている分だけ旅行会社に支払う??
例えが悪いのでしょうが、いわばそんな感じです。今
に限らず、昔から行政は予算制度で運営されていて、
全ては予算通りでなければなれません。予算に対して
足りなくてもダメ。多くて余ってもダメ。その余った
時に無駄遣いが発生してしまいます。
この二年の間に特にその問題が顕著になってきています










コメント (4)
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