日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

ロシア経済のこれからは・・

2022年05月12日 10時33分32秒 | Weblog
今朝は、若干の雲の朝でしたが気温が15度の朝
爽やかな信州の朝でした。
ロシアは9日、第二次世界大戦でのナチス・ドイツ
への勝利を祝う戦勝記念日を迎え、モスクワの
赤の広場で恒例の大軍事パレートが行われた。
今年はウクライナで戦争が進行中でウラジーミル
プーチン大統領が演説で何を言うか、例年になく
注目された。しかし、彼はほとんど新しいことは
何も言わなかった。ウクライナ侵攻を「不可避
だった」と述べ、それを正当化する理由をいくつ
か並べ立てたが、戦闘の成果を華々しく語ること
はなかった。今後めざすべき目標も口にせずに、
作戦が計画通り進んでいないことをうかがわせた。
主要金融機関が加盟する国際スワップ・デリバ
ティブ協会(ISDA)は先日、今月4日満期のドル
建てロシア国債を巡り「潜在的なデフォルト(債
務不履行)」と認定。ロシアが元本と利子をドル
ではなく自国通貨のルーブルで埋め合わせ、ドル
払いの約束を反故にしたからだ。
「今月上旬には、大手格付け会社がロシアを『部
分的デフォルト』と認定していました。来月4日
までの支払い猶予期間中にドルで払えなければ、
契約違反で正式にデフォルトとなる見通しです。
期限までに支払えば、デフォルトを回避できる
可能性はありますが、そもそもドルで支払いたく
ても、経済制裁を受けているので支払えないで
しょう」ロシアがドル建ての支払いを迫られて
いるのは、国債2本の元本・利子の計6億4920万
ドル(約830億円)。ロシアの外貨準備高6065億
ドル(今月1日時点)のうちドルの比率は約1割だ。
数字上は約600億ドルを保有しているが、外貨準備
は通貨ごとに各国の中央銀行に預けられている。
ロシア中央銀行は欧米から資産凍結されている
そのため、ドルで支払う術がないに等しい。
「主要格付け各社は、ロシア債の格付け評価を取り
やめています。海外投資家向けの債券発行の窓口が
閉まっている状態なので、ロシアは海外から資金を
調達できない。中国やインドなどが制裁の抜け穴に
なっているとの指摘もありますが、そうした親密国
がロシアから石油や天然ガス、金を買うことはあ
っても、ロシア国内に投資を続けるかは疑問です。
事実上、国際金融市場から締め出されたロシアは
『鎖国経済』にならざるを得ない。来月4日のデフ
ォルトはある意味『既定路線』であり、ロシア経済
はますます弱体化していくでしょう」ロシアの外貨
建てのデフォルトは、ロシア革命で帝政が崩壊した
1917年以来、ほぼ100年ぶり。
この次に日本が同様のデフォルトになるとは思え
ませんが、このまま低金利政策、円安進行、経済
失速となりますと・・わかりません。国と子会社の
日銀の舵取りが大変重要です。






















コメント (6)
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