

京都市会9月市会、決算特別委員会における総括質疑(2020年10月19日)で、私は門川市長に対して「困難を抱える人に寄り添う市政を」と訴えました。
総括質疑の録画放映をご覧ください(クリック!) → 決算総括質疑録画 京都市会HP
〇新型コロナ感染症は、生命を直接脅かすのみならず、私たちの内面までに多大な影響を及ぼしています。いまだ困難に直面している方々への支援を継続していくことが、いま行政に最も求められています。京都市のレジリエンス戦略を行政施策の基へしっかりと据え、市民誰一人置き去りにしない取組みを。
〇ご高齢のお一人住まい、障がいをお持ちの方はじめそのご家族など避難に困難な方の災害時避難の在り方を改めて検証し、地域のご協力をいただき必要なら再構築していくことが必要です。
〇コロナ禍で京都市京セラ美術館の入館料収入が計画比半減の見込みです。展示内容を充実させて美術館運営を安定させると同時に、市内外へ京都の文化の力を発信することは重要です。市長を先頭に、美術館ネットワークを活かし、多くの人々を惹きつける魅力ある展覧会の企画・開催に取り組んでいただきたい。
京都市の新型コロナ感染症対策第5弾の補正予算審議が行われました。私は予算特別委員会第1分科会で行財政局に対し、京都市財政が厳しいなかでの財源に関し質疑を行いました。
1.国への財政措置要望を最大限行うと同時に、市事業の見直しによる独自の財源確保に相当の覚悟をもって取組むこと。
2.市民生活の下支え・社会経済活動再興のための市独自の財源確保が、市民協働の「新しい日常」のために不可欠であること。
3.新型コロナ支え合い基金への寄付に対し使途の見える化を行うこと。
4.財政調整基金残高はゼロ。相次ぐ自然災害対応のための財政的な備えは必須であること。
財政当局からは、特に「災害対応のための財政上の備えは来年度予算で工夫して用意することをしっかり検討する」との答弁がありました。
③
京都市会文化環境委員会で今春リニューアルオープンした「京都市京セラ美術館」を訪れ、リニューアル後の美術館運営状況と新型コロナ感染症防止対策実施状況の説明を受け、現地を実地視察しました。
感染症対策として、事前予約制などによる入場者数コントロール、入館時の体温チェック、マスク着用の徹底、館内の随時消毒、「京都市新型コロナ安心追跡サービス」への登録呼びかけなどを行い、私たちの視察時にも「入館者への感染防止の呼びかけ」が館内放送で繰り返しアナウンスされていました。
また、展覧会も当初計画よりも変更となっていますが、来館者にご満足いただける展覧へ美術館関係者が努力されていることもよくわかりました。
リニューアルオープン後の当美術館は、館外から無料で入館できるパブリックスペースが充実され、多くの市民に愛され親しんでいただける工夫が凝らされています。とりわけ東山キューブテラスからの眺めは、京都東山の雰囲気を存分に感じることができました。
美術館は、ウィズ・コロナへ京都の文化芸術のチカラを活かしていくシンボルとして頑張っています。
京都市会は4月24日、4月開会市会を開催し、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として市民生活・中小企業等の下支え・支援のための令和2年度補正予算を、全会一致で可決しました。今議会はスピード感を重視し、議案を各会派で充分に検討した上で委員会付託審議などを省略し「本会議への議案提出・即決」としました。また、議員報酬・賞与を削減し一億円相当の財源を捻出して新型コロナウイルス感染症対策への市の施策推進に充当する決議も、全会一致で可決しました。
私も日々、新型コロナの生活への影響に対するご相談・問い合わせをお受けします。公明党議員団として市長へ要望していた「市民に寄り添った情報発信」の一環として、