京都市議会では、3月12日(木)、13日(金)両日にわたって、平成27年度京都市予算審議にあたり、市長・副市長への総括質疑が行われました。のべ44名の議員が質疑に立ち、私は13日15時30分から18分間質疑を行いました。
私は、消防局・交通局・上下水道局の予算を審議する第3分科会の担当でしたので、『いのちを守る』『より安全なくらしを』との視点から4点にわたって質疑を行いました。
1.自力歩行が困難な高齢者宅等に設置されている「緊急通報システムと連動する住宅用火災警報器」の利用条件を緩和し、高齢者のいのちを守る同システムの一層の普及拡大を図るべきである。(消防局)
2.市内小中学校の水道給水方式を、受水槽方式(建物屋上のタンクに水道水をため給水する方式)に比べ衛生面で大きなメリットがある直結式給水(水道管から直接水道蛇口へ給水する方式)へ切り換えるよう計画的に取り組んでもらいたい。(上下水道局)
3.桂駅東口地域の大雨時の浸水対策の切り札となる新川6号雨水幹線の工事がいよいよ本格的に始まる。工事の安全確保と住民への丁寧な説明を行い、工事を推進してもらいたい。(上下水道局)
4.下水処理施設の下水汚泥・下水熱を活用した発電など再生可能エネルギーへの利用を、民間の技術・ノウハウを活用して積極的に推進するべきである。(上下水道局)
とりわけ、桂駅東口地域の大雨浸水対策・新川6号雨水幹線工事は、地元の声を受け長年求めてきた事業ですので、その完成へ地域も私も大きく期待するところです。