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演劇知

劇的考察譚

ともサンカク始動とは

2014-09-26 09:40:25 | Weblog


小林の客演も終わり、ともサンカクが動き出しました。今回わたしは参謀としてともサンカクのサポートをしていきます。

開演15分前にはわたし数年ぶりに舞台に立ち何かをします。小林もひとり芝居ですが、ある意味わたしも一人芝居であります。是非に。


写真は小林と作品で映像出演してくださる葵さん。youtubeで小林について語ってくれております。此方も是非ご覧ください。


ともサンカク第1回公演「たとえばあしたのこと、とか。」葵夏海インタビュー


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明日のことを考えます。




明日の朝ご飯は何食べようって考えます。

わたし、朝はパン派です。
6枚切りの食パンをトースターに入れて、タイマーを思いっきりまわしてから1分と2分のちょうど間ぐらいの
とこまで戻します。ちょっと焦げるか焦げないかギリギリをねらいます。焼けたらマーガリンを塗ってその上にいちごジャムを塗ります。

我が家ではこれを「バタバタパンのジャムジャムパン」と呼んでいます。
この名前は、母が昔読んでくれた絵本に出てきたものです。その名前だけ、とてもよく覚えています。
もうずっと昔から、我が家の定番です…
と思いこんでました。妹にその話をしたら「そんな名前知らない」だって!しかも妹は食パンの半分にジャム、半分にマーガリンってハーフアンドハーフで食べてました。なにそれそんなん姉ちゃん知らないし!




あ、
明日の話をするはずが、パンの話になってしまった。
でも、こんな普通の話がしたいんです。




もう一度会って話したい人がいて、わたしはその人とまた
ふつうの話がしたいんです。




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ともサンカク第一回公演
小林知未ひとり芝居


たとえばあしたのこと、とか。




劇作・演出 渡辺裕之
出演 小林知未




日時
2014年11月16日(日) 17日(月)




時間
16日(日) 16:00/19:00
17日(月) 13:00/16:00/19:00
受付・開場は開演の45分前。
開演5分前までにご来場いただけない場合、
キャンセル扱いとなる場合がございます。
なお開演15分前から前説イベントを上演致します。
お早めのご来場をお待ちしております。




料金 
前売/当日 2,500円(1ドリンク込)
発売 2014年9月30日〈火〉
お問い合わせ tomosankaku.56@gmail.com




場所 
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』
〒162-0801 東京都新宿区山吹町361 誠志堂ビル
(有楽町線「江戸川橋」駅 徒歩2分/
東西線「神楽坂」駅 徒歩9分)

協力
葵夏海 天晴一之丞(演劇集団水色革命)
石井千里(多少婦人/帰ってきたゑびす)
江藤亜耶 大部恭平(The Four of Mats)
川口雅子 神崎ゆい 日向野敦子(オクスリ)
森島縁(劇団5454)  〈敬称略〉
多少婦人

 
ともサンカクブログ〔▲〕http://ameblo.jp/tomo-3-kaku/
twitter〔▲〕@tomo3kaku




シロクマとは

2014-09-22 09:27:36 | Weblog
正式にはホッキョクグマ。でも愛着をもってシロクマと呼ぼう。竹田夫人には何故?と馬鹿にされたがシロクマが好きなのだ。

上野動物園に行く。

単身動物園に行くのは地獄の門を通り地獄へ向かうのと同じこと。



其の先に煉獄があり天国がある。











あーシロクマ好きだなぁ。


フクロウ、シカにも会いに行く。









見てこの目!

動物園でシロクマ、フクロウ、シカを延々と見続ける。ドラマ「最高の離婚」で主人公ミツオが「動物園は一人で行くもの」と言っていたが、まさにその通りだ。シロクマ、フクロウ、シカのフィギュア買っちゃった。




33歳初日をこのように過ごしました。

バベルとは

2014-09-21 08:35:02 | Weblog

wikipediaから引用

文化祭「バベル」、二日間上演終了。

今回お話いただいた時にかねてから温めていたこのネタを試させていただこうと企画。30分程のパイロット版となる。いずれ自身の企画act orchで上演する予定なので内容については言及せず。


用語にヘブライ語を用いたことでお客様にちょっとした不安を与えしまう。パンフレットに用語集を書いたものの客入れ時間10分、初めてみる単語を覚えられるわけもなく、ここは今後の課題となる。そして何より役者である子どもたちが「ニパラォット」ってどう言えばいいんですか?と戸惑う。ごめんね。何故にヘブライ語を使ったかというと、たとえば利益や負債という言葉をそのまま日本語で用いるのがなんとなくためらわれたから。10代の子が「利益ー」と台詞として吐くのがやぼったいと思うのです。


9月色々忙しく稽古短い時間数回しか見られず、また満足なゲネプロも出来ない環境であったが台詞をきっちり覚え、自主練を繰り返してくれたおかげで非常にしっかりした作品となった。全て役者のおかげ。本当に感謝。アンケートに「本格的」「文化祭でしっかりした演劇を見られるとは」とお褒めの言葉を頂戴する。これも各回終了時に反省と打ち合わせを繰り返した賜物。演劇は芸術であり、作品として創り上げていくこと、毎公演精錬させていくことが少しでも伝わったのであれば幸いである。


過去3回程文化祭で作品提供したがこれまでで一番良かった。わたしも元気貰った。



終演後、携わってくれた子どもたちと話すことが出来て、この代の子達とも少しは距離を縮められたかなぁと思う次第。フランクに話せて楽しかった。




以下今公演で生まれた用語

○岸本システム
…臨時的に貼り付けた暗幕を華麗に調節する岸本さんの姿を見ての一言。それはそのまま岸本さんにかかる全ての行動を指すこととなる。完全な悪ふざけ

○ふぁっしょんしょーおじさん
・・・2回目の公演の終演後、ダメ出しも早々にファッションショーへ向かう。お前がダメだろう、おじさん。




語り手の思いとは

2014-09-03 00:29:34 | Weblog
久しぶりの芝居の話。




テレビ朝日の「食彩の王国」という番組が好きです。










いきなり脱線。


何故かというと食材を育てる作り手の思いが番組中でしっかりと表現され、料理人もその思いにしっかりと応えているから。



本日、子どもたちの「自分が選んだ作品」の朗読・語りの映像を皆とともに振り返ったのだが、撮影時点では分からなかった「その作品を選んだ理由」を彼、彼女たちに聞き、知ったことで、朗読・語りの受け取り方、響き方が変わったのだ。

例えば「この本昔から好きでした」という子の朗読・語りはどこか安定し、ほっとしているし、「興味で選びました」という子の朗読・語りは奇抜さを狙っているなぁと感じる。自分の悩みが反映されているという作品の朗読・語りは、わたしの心にも迫るものがあった。物語の迫真性がまるで違うのだ。




一般の芸術作品にも当然作り手の思いが込められている。しかしそれを観客が100%理解して鑑賞することはまずない。それならばそもそも説明文で事足りるものであるし、第一作り手の思い自体が混沌としていて、説明がつかないものであることの方が多々だ。というかほぼそんなのばっかりか。

なので、今回のこの経験はなかなかに趣き深く、興味深いものとなった。若さゆえ、しかしそれが眩しく羨ましい。真実と打算の合間だからこそ輝くものか。








修了公演の脚本を考える。本当に各種雑多な意見をいただき、こんなものかなと賑やかテイストを考えていたが、「過去のような真摯なものを」というご意見を間接的にいただき再思考。たしかに「こんなものかな」ではいけない。これまでも真剣に、狙いを定めて作ってきたゆえに、今回も真摯な修了公演を。折り合いつけて上手くやる方法を模索しよう。

自分にしか出来ないこと…と自分に鞭打ち。大した事無い感がばれないように虚勢を張って。