演劇知

劇的考察譚

「星ガール」千秋楽とは

2014-02-17 08:41:06 | Weblog
新浦安、防波堤に向かう道。そびえる建物は皆美しい。夏イメージの樹木に雪が重なり、季節が混在する。なんと幻想的か。













思い出深い防波堤。夏はよじ登ったが冬は雪を土台に腰掛ける。缶ビールを呑むが、寒さで酔わず。







いよいよ最終日。本気の多少婦人もいよいよ千秋楽です。



最年少タッグ。公演中にも成長する。最後まで気を抜かずに。

多少婦人四日目とは

2014-02-16 15:55:17 | Weblog


新浦安を象徴する写真が撮れる。



防波堤へと続く道。歩くのはわたし一人。しかし人が住むその痕跡は雪の足跡に見える。


多少婦人四日目。雪降る中、そして溶けた雪で道が水没する中ご来場いただき誠にありがとうございます。劇団員一同本当に感謝です。

雪にまつわる小話は公演日誌ブログで。

http://ameblo.jp/tasyouhujinn/

くだらなさ全開です。今後更にくだらなくなる予定。ご期待ください。


雪降る公演後、お客様を交えて呑みに行く。山本主宰もとい山本酒宰が皆様を先導します。ひとしきり呑み終わり帰宅する道、北千住の我が家の前は50mほどの路地になっているのですが、雪で道が埋まる。



狭い道なので雪がうずたかく積まれる。



車などの障害物で風向きが変わり、腰まで届くほど雪がたまる場所も。


都会の脆弱性、日常の脆さ。この言葉、最近目にした気に入りのフレーズ。いずれ作品のテーマとして使用しよう。



多少婦人公演前半戦とは

2014-02-14 20:56:14 | Weblog



雪の日の翌日、どうしても行きたい願望に駆られ新浦安に行く。春、夏、秋の新浦安は撮ってきたが雪化粧された新浦安を撮りたかったのだ。夕焼けに染まり、光を反射する雪に包まれ、画一的に作られた新浦安は幻想性を帯びています。



池袋では多少婦人の公演が行われています。わたしの仕事は音響席に座りオペレーションをすること、そして公演日誌を書くこと。

http://ameblo.jp/tasyouhujinn


くだらなくも楽しく書いています。



さてお手伝いでナヲミさんが来くださる。



休憩時間に買い物に付き合ってくれたのだが、レジ直前にチョコレートを勝手にかごに入れるコアラのマーチ戦法をかましやがる。さらに購入後袋から取り出しチョコレートを渡すと

「バレンタインのチョコもらっちゃった」

という虚偽チョコという新しいジャンルチョコもかましやがる。


皆に助けられ、お客様に助けられ、多少婦人は今日も公演を打つことが出来ます。ありがとうございます。


雪と小屋入りとは

2014-02-11 23:46:37 | Weblog
27センチの雪はわたしを新浦安へと駆り立てました。その写真は後日。こちらは足立区のとある団地。



わたし、団地が好きなのです。規律ある形、間取り、空間とそこに「家族」が住んでいるからなのでしょう。「家族」はわたしにとってはどうやら重要なテーマであるようです。雪に集う子どもたち。それを見守る大人たち。白のイメージ宜しく、清らかななにかがそこにあるように思えます。


本日は小屋入り。奇しくも雪がちらつく。今回の多少婦人は本気です。いつも本気なのですが、今回は本気の本気。何が本気かといえば、それはご来場頂ければ分かっていただけるかと。舞台でしか味わえない醍醐味がそこにあります。是非ご来場ください。わたしは舞台後方に黒ずくめでひっそりとおります。




グリーンフェスタ2014参加作品

多少婦人第15回公演
「星ガール」




「宇宙に行ってくる。」が、現代でいう「サイパンに行ってくる。」位に宇宙旅行が当たり前になっちゃってる未来が舞台の欲望にまつわるお話。
必ず手に入れたいものは誰にも知られたくない。

そんなようなお話。

2014.2.13(木)~17(月)
池袋シアターグリーン BASE THEATER

作・演出 酒井雅史

開演時間

2/13(木)14:00☆ / 19:30
2/14(金)19:30
2/15(土)14:00 / 19:30
2/16(日)14:00 / 18:00
2/17(月)15:00☆

受付・開場は開演30分前

チケット
前売 2500円
当日 2800円
高校生以下 1000円(要予約)
☆平日昼割 -500円
フェスタ割 -500円
(☆平日昼割とフェスタ割は併用可)
全席自由・日時指定
※開演5分前までにご入場頂けない場合、キャンセル扱いとなる可能性がございます。予めご了承くださいませ。

出演
山本しずか
みかん
小林知未
酒井雅史
(以上、多少婦人)
平山瑞代
村上俊哉(劇団fool)
吉田のゆり
大浦孝明
竹下寧音
田坂智史
片岡斎美
熊谷瑠思亜
園田裕美

スタッフ
舞台監督:戸澤恵
舞台美術:伊藤健太(黒猿)
照明:たなか一絵
音響:act orch
楽曲提供:prismore
宣伝美術:石川桃子
舞台写真:荒多惠子
衣装:ともコ
装置:多少婦人
制作:中川由紀子

協力: 劇団fool 明治大学演劇研究部