演劇知

劇的考察譚

電動夏子安置システムを観て

2009-10-28 00:06:00 | Weblog
「深情さびつく回転儀」を観てきました。感想はこりっちなる演劇サイトがありましてそちらにも書いております。

http://stage.corich.jp/stage_done_detail.php?stage_id=15491

多くの方からコメント入っており羨ましい限りです。多くの方が「頭使う」と書いておりました。昔から観ている人間としては見方がなんとなく分かっているとそこまで疲れないのかなと。終えないところはいっそ切り捨てるぐらいの感覚。いや、それでも全部追っているのですが。
最近「解釈と印象」を良く考えているのですが、言葉多いことが解釈ではないと思うのです。


今回なしお、澤村夫妻の息子の名前が、ヒロユキ28歳で人ごととは思えない。

そして「幻想」の言葉に反応。

マルチエンディングで6通り、運良く6回観て奇跡的に全て1発で観れる確率

6×6×6×6×6×6=46656

46656分の1

演劇は一回性の奇跡と言いますが、まあなんとも素晴らしい奇跡。

そして6つ全てのパターンを一発で観れて竹田戯曲と高松演出の全てを理解する為には
2800(前売)+2300×5(リピーター500円引き×5回)
=14300

最低でも14,300円




凄い価値だ。

明治大学演劇研究部を観に行って

2009-10-27 21:23:47 | Weblog
今更ながら明治大学演劇研究部の芝居を観に行きました。

キダ君はなぜやめてしまったか


ゴドーを待ちながら宜しくの、その場にいない人間についてあれやこれやという芝居…ベケットの不条理かと思いきや、人形同好会内のゴタゴタをメインに持ってきた芝居。その内容から上記のタイトルよりも


オウさんはなぜ空気がよめないのか


または



会長はなぜほされたのか



といったタイトルが適当かと。


labでお馴染み遊哲君の書く内容もそうですが、役者の成長ぷりがすばらしい。継続は力なり。
labでお馴染み尾崎君は変な服を着ている設定なのですが、彼がそれを着ると何故かお洒落に。そういう星のもとに生まれているのでしょう。

映画日記4ドラゴンボールエヴォリューションを観て

2009-10-19 09:03:50 | Weblog
日本漫画原作の作品。わたし原作が好きで昔、「天下一試験」というカルトクイズに出て80点の記録を叩き出した記憶あります。

DVDレンタルが始まった際に「渡辺さん観ました?」と当然のように聞かれ、観ていなければ駄目なんだと思った作品。


原作を無視した強行的ストーリー展開にただただ脱帽。アメコミ「X-MEN」と比べるとその出来は明らか。

ネタとして、またアラ探しとして使用可かなと。

映画日記3フランシスコと二人の息子を観て

2009-10-19 08:56:07 | Weblog
こちらもお勧めの映画。

当初「『サンフランシスコの息子』っていうタイトルのブラジルの映画だよ。」と教えられ探したが一向に見つからず、やむ得ず「息子 ブラジル」という検索でようやく「フランスシスコと二人の息子」という真実に辿り着いた映画。考えてみれば、ブラジルでサンフランシスコはおかしな繋がり。

フランシスコと二人の息子

2200万枚のCDセールスを記録する大ヒットミュージシャン'ゼゼ・ジ・カマルゴ&ルッシーアーノ'の成功の裏にある父と子の涙と笑いあふれる真実を描いた映画『フランシスコの二人の息子』2007年3月3日公開・ブラジル



家族ものにめっぽう弱い渡辺が案の定、ラストシーンで涙腺弱まった作品。映画を観た後に歌詞を改めて振り返ると、その母親の強さ、父親の意志に改めて感服する作品。授業的にはつつくところが少ないが、芸術を志す人には是非観て欲しい良品。

この1週間色々して

2009-10-19 07:23:57 | Weblog
多少婦人の精算会を終え、この1週間生徒さんたちの戯曲を書いたり、来年のオペラ戯曲の打ち合わせをしたり、授業準備で映画を数本見たり、色々やっていました。その中の一つ、コンテスト応募のお手伝いで、モデルさんの撮影をしました。
一枚の絵の中に世界観を表す写真は、演出と同じでしていてとても楽しかったです。

生徒さん作品2本書いておりますが、それぞれ味が出て面白くなりそうです。昨年は感動系で攻めてみたので、今年は2本とはコメディにしてみようかと思います。

第8回公演写真をアップして

2009-10-08 13:43:58 | Weblog
台風により、休講、作業時間が出来ました。

パソコン用HPにて写真家、荒多惠子さんに撮影して頂いた8回公演の写真をアップしました。是非御覧下さい!

写真は2話目の鈴音さん。この後のシーンで素晴らしく目をカッとするのですが、今芝居一番のお気に入りシーンです。

そして酒井さんと國枝さんが客演することのことですが、詳細は今後更新します。前回の作品と関連したものでして、ka-e-luに出演して下さった市野々さんと鈴音さんも参加するとかしないとか。

第8回公演を終えて

2009-10-07 00:37:14 | Weblog
無事に第8回公演「ka-e-lu」終了致しました。御来場頂いた皆様、そして公演に関わって下さった皆様、本当にありがとうございました。終わった早々に次の生徒脚本で手一杯でして、近日中に公演の模様をアップ出来たらと思います。

写真は渡辺の作品、「ガネーシャトランスポート」。キングタットという手の動きがとても好評でした。

「よく絡まないね。」

素晴らしい評価だと思います。そしてガネーシャ役の喜屋武さんがとても好評でした。



初日を終え2日目を迎えて

2009-10-03 09:27:50 | Weblog
多少婦人第八回公演ka-e-lu始まりました。初日、非常に多くのお客様に来ていただくことが出来ました。ありがとうございました。

引き続き2日目です。「これまでで一番良かった」というこえもチラホラ。

受付前では過去のDVDが墓標のように並び皆様を迎えます。是非お手にとってご覧下さい。

そして今回渡辺最大の仕掛けが予想を遙かに越える反応…おかしい…劇場でしか味わえない感覚、是非ご来場下さい!