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演劇知

劇的考察譚

波野平遼とは

2011-11-30 13:31:28 | Weblog


波君昼間に懇談会を行う。昨日月島にいたようなのですが、時間合わず、それを伝えたところじゃあ今日にでも…という非常に素早いノリで彼と懇談会。

今回演出として頑張っている彼、建築畑の人間なので、舞台美術という点で色々話が出来ました。

考えてもみれば波君とは2年の付き合いであり、教え子でもない彼がよくぞここまで関わってくれ、また個人的に合ってくれるものだなぁと感慨深いものがあります。演劇の有用性をここでもみることが出来ました。



その後別れ際、新宿駅西口でバレーボール一団に囲まれるわたしと波君。どうやら伊勢丹に行きたいとのこと。しかし西口から伊勢丹に行く過程を英語で教えるのは一苦労。その瞬間、波君はフォローミーとバレーボール一団と新宿の街に消えていったのでした。


人畜無害、良い奴、波野平遼。

「lab~亀井戸」写真とは

2011-11-28 11:31:30 | Weblog


http://www.facebook.com/media/set/?set=a.231068223629477.56897.231034480299518&type=3&l=956cae99a7

前々から要望あり、face bookでact orchページを作成し、写真をアップしました。face bookされている方、宜しければ「イイネ」を押していただけたらば幸いであります。

上記アドレスでface book参加していない方でも閲覧できるとのこと。


しかし100枚以上の操作で7年間使用しているパソコンは完全に許容量を越えてしまいフリーズしてしまいます。

今後も過去の写真を掲載していきます。

映像編集とは

2011-11-27 23:32:57 | Weblog


まとまった休日は実に半年ぶりくらいでして、一気に「lab~亀井戸」映像編集をやろうと決意し、12時間。目は最大級に疲れていますが、なんとか形にはなりました。

己の今後のためのメモ代わり的な意味合いも込めて記録。

使用ソフトはvideo studio prox4 体験版期間が15日あったのでそれを利用。それ以降でも1万円ちょっとで使える。

使用理由はビデオトラックが2ライン使えるから。フリーソフトのでも映像処理は出来るが1ラインしかないので、絵コンテ作成しシーン毎に撮影する短時間のものが適しているだろう。芝居は2ラインないと厳しい。

反省点としては同じ回のものをアップとロングで撮らないと編集が殺人的なことになる。今回は本番ロングのみという規制があり、ゲネでアップを撮った。この場合はアップに音声を合わせた方が当然良かったのだが、三脚の音と、ゲネ特有のスタッフ様の声、更には写真撮影の音が入り、結果としてロングの音を使用。

編集に際し、まず音を抜き取る。抽出ソフトのAny audio converterを使用。これで抜き取り加工。音の継ぎ足しと雑音取りと台詞部分の増長。

video studio prox4で2ラインに動画を乗せ、音と口に合わせて編集。今回の場合は石井撮影マンのカメラワークのおかげで大分アップを使うことが出来た。アップ使える部分に合わせて分割を行い、メイン映像の方を削除、削除された部分にアップ部を挿入。これをひたすらに繰り返す。映像の都合で出来ないこともあったが、基本的には台詞の繋ぎ目、音の繋ぎ目でアップ、ロングの切り替えが行えると気持ちいい。

これをひたすら繰り返し12時間。タイトルを入れて、末尾をフェードアウトすれば一旦は完成。



次にそれをmpegにし、特典映像も作り自由度の高いDVD stylerでisoファイル化。背景画像は横のものを使用し、音楽はac3を使用。これはサイト「free conversion」で変換する。英文字でないと反応しないので注意。


と、技術的にはこんな感じ。

「夢見るクリスマス」本番5分前、本番15分後とは

2011-11-26 13:43:28 | Weblog


本番5分前。皆で歌う歌のスピードを最終確認。準備時間は少ないがそれでもこの余裕。





波野平君がお手伝いしてくれました。3つの一眼レフから環境に適合するベストなものを見つける一眼レフランキングをやってくれます。本当にありがとう。ビデオカメラを固定する大き目の三脚を持ってきてくれたすはらさんもありがとう。


本番。

こちらの模様は後日。


本番後15分。



早々に撤退準備をし、その後お茶を頂く。素晴らしく和やかな雰囲気で保育園を後にしその後打ち上げへ。

尾崎さんはやっぱり爺様

こちらの模様もまた後日。

一人有音エチュードとは

2011-11-24 23:06:27 | Weblog
一人有音エチュードの発表でした。これまで2年、ないし1年、わたしの講義で芝居に携わって頂いた子達が自身で考えた物語を発表する今日この日を、実はとても大事にしています。

内容、感想についてはもう一つのクラスに影響を与えてしまうといけないので後日書きたいと思いますが、それなりに傾向がありました。作風としての傾向と、技術的な傾向です。果たして水曜がどうなるか、今からとても楽しみです。


そして明日が保育園芝居の本番です。どうにも実感がなく浮ついている状態ですが、この保育園芝居もとても重要な意味合いを持っています。成功させなければなりません。

ニュースから~フクロウだってこんなに可愛いんだぞ!~

2011-11-24 22:16:29 | Weblog


Youtubeに『Lovely Owl(かわいいフクロウ)』と題されて投稿された動画は、イベント会場でフクロウのふれあい展示をしている様子を撮影したものらしいのですが、ここに出てくるフクロウがどの子もほんとうにかわいらしいんです。

手のひらサイズの小さなコキンメフクロウは、全身を繰り返しナデナデされてうっとりと嬉しそう! そんな様子を目を細めてうらやましそうに見つめる大型のワシミミズク。ハート型の顔面に黒目がちな瞳のメンフクロウもくるりと首を回して気になる様子です。実は、ナデナデされたいのかも? そんな彼らの気持ちをを知っているのか、小さなコキンメフクロウは大きな瞳をぱちくりさせて得意げにナデナデを堪能しています。

この動画を見たユーザーからは「ポケモンみたいでかわいい!」、「笑っているようにも見えるね」、「こんなにかわいいなんてしらなかった。欲しい!」といったコメントが次々と寄せられています。鋭い目つきをしていると思いきや、実はかわいいフクロウ。触ってみたくなっちゃいますね。寄稿:Pouch参照元:Youtube MrNuraT



映像の梟はブリードで人間慣れています。ワイルドなら間違いなく手が血だらけになっているでしょう。


OWLを編集している矢先に職場の友人から「梟の可愛い動画知ってます?」と聞き、実際見てみるとまぁこれが可愛い。
梟はOWLを書く前から良いと思っていたのですが、仮に飼うとすると相当な手間隙が掛かります。予算も決して安くはありません。が、いずれやってやりたい。

しかし何故この画像が可愛いか、ギャップにあると思うのですが、じゃあ「可愛い」とは何かを考えた時、やっぱり美論に辿りつくのかなぁと思うのでした。

保育園芝居最終稽古とは

2011-11-21 10:00:15 | Weblog
保育園芝居の時は通常のact orchの稽古回数よりも更に少ない稽古六回で本番です。基本的に芝居の稽古期間は2ヶ月なので、相当の少なさです。しかし、出来てしまうのがact orch。これにはこれでこれまでの積み重ねがあってこそなのですが。

というわけで稽古最終日。衣装を身に纏い本番さながらに行います。



愉快なことが行われます。



見学に来た菊地さんと石井智子さん。



リトミックでは実際に動いてくれます。



暗示を掛けるシーン



寝た。



怒り心頭です。



苦笑い。



本番では愛、希望、想像力、慈しみの心を伝えましょう。

ニュースから~オウム事件の元取調官、林受刑者と今も問答~

2011-11-20 10:21:57 | Weblog
 オウム真理教による一連の事件の裁判が、21日にも終結する

 地下鉄サリン事件の実行犯でありながら、事件解明につながる供述が評価され、極刑を免れた元教団幹部の林郁夫受刑者(64)は、無期懲役刑を受けている千葉刑務所でその日を迎える。供述を引き出した警視庁の取調官は、林受刑者と面会や文通を続け、事件といつまでも向き合っていくよう語りかけている。

 事件当時、同庁機動捜査隊の警部補だった稲冨功さん(65)は年に1~2度、刑務所の面会室で林受刑者と会っている。6月の面会では、林受刑者の手紙にあった「犯罪はなぜ起きるのか」という問い掛けに、自らの考え方を20分にわたり語った。坊主頭の林受刑者は時折うなずきながら、真剣に聞き入っていたという。

 石川県内で1995年4月8日、自転車を無断で使った容疑で逮捕され、移送されてきた林受刑者と、連日、向き合った。表情はこわばり、目はうつろだった。

 医師だった受刑者を「先生」と呼び、同い年として思い出の音楽やドラマの話をして心を解きほぐした。5月6日夜、林受刑者は「サリンをまきました」と、突然自白した。稲冨さんは思わず、「先生ウソだろ。誰かをかばってるんじゃないの」と問いかけたが、林受刑者はその後、ほかの実行犯の名前も明かしていった。麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(56)を指す「尊師」という言葉は徐々に出なくなり、時折笑顔も見せるようになった。 (読売新聞)




林受刑者は主観を取り戻していっています。麻原彰晃に預け客観になった己の感覚を己の中にもう一度置くのです。そうすることで取り戻した己で罪を償うべきであると思います。



芝居は人との繋がりを考える良い機会です。

演出をしていますと、己の感性で役者という他人を支配しようとしてしまいます。他の芸術は物を使って構築しますが、演劇は人を使って構築します。心を持つ人を扱うのですから、支配による創作ではいけないのです。仮に100%演出家のことを信頼しきっている役者がいたとして、その人間を扱うのであるならば問題ないでしょうが、果たしてそんな人間がいるのか、そして逆にそういう役者では面白くない。衝突することで役者の感性と演出家の感性の中庸の位置を目指すことを考えて、わたしは演出をしています。衝突によって生まれる新しい奇跡が見たいのです。

前回の「lab~亀井戸~」では主観を放棄した「ワタシ」「神の御子」を出しました。不思議なことに主観を持つためには他者が必要です。他者との関わり合いの中で、そして「神の御子」を客観的に見ることで「ワタシ」は主観を取り戻します。主観には苦しいことや辛いことも含まれます。それから眼をそらしては取り戻すことは出来ないと思うのです。


稲冨功さんの行為は本当に凄いことであると思うのでした。


保育園芝居稽古五日目とは

2011-11-19 10:08:30 | Weblog
全六回の稽古で唯一休みが重なる日でした。しかし、見学に来てくださった波君、竹田氏に代役をしていただくことで無事稽古することが出来ました。ありがとうございます。誰かが稽古場日誌に書いていますが、たとえ出演していなくても、act orchメンバーの支えがあって本番を迎えることが出来ることに、感謝と敬意を払いたいと思います。ありがとう皆様。

六日目最終稽古は本番さながらに行います。今回非公開ですので、act orchメンバーには是非稽古場で見て行ってほしいなと思います。


そんな昨日の波君。




最初は冷静に見ていますがどんどんノッていきます。







そして後悔か。