それは、中国のことなんですが
トイレに使う水が、飲料用の水道の配管につながっていて
半年間、知らずにずっとその水を飲料水として使用していたとのこと。
なんで、そんな工事しちゃったんだろう。
決して、汚水を使っていたわけではないようですが
口にするのに適した水質ではない水を、料理なんかに使っていたのでしょう。
そこの住人が原因不明の体調不良が続いていて、それが原因だとわかったとか。
日本だと、全て同じ上水道を使っていますよね。
まれに井戸水をトイレに使うところもあるのかな。
でもほとんどの家で、トイレに流す水も、料理に使う水と同じですよね。
そのまま飲めるきれいな水を、家中で使っています。
中国では、キッチン用の水道とそれ以外の水道は
別になっているのが主流なんでしょうかね。
私も中国に住んでいた時のマンションは、キッチンと洗面・浴室では別の水道になっていました。
それでも、日本のように安全な水とは思えず
皿洗いには使っていましたが、料理にはウォーターサーバーの水を使っていました。
お風呂なんて、上海の一流ホテルでさえも
浴槽に水をためると、色がついていて、においがしていました。
だから、絶対に口に入れないようにしていました。
ある日、何故か洗面所の水が出なくなったことがあり
キッチンの水道だけで2日間くらい過ごしたことがありました。
水道が別系統だから、助かったとも言えるのですが
洗面所の水が出なくなった原因は、何故か水道の元栓が閉められていたから。
は？
誰だい？我が家の水道の元栓を閉めたのは。
結局、誰がそんなことをしたのかわかりませんが
水が出て良かったです。
そんな不思議なことがある中国。
工事の間違いも、そんなに不思議じゃないかもね。
日本に帰国して、私は東京の水道水が美味しくて感動しました。
多分、日本の中では、東京の水は特別美味しいわけじゃないでしょうが
中国で過ごした後では、ただの水道水が美味しかったんです。
広い世界の中で、水が豊富で安全で美味しい国なんて
ほとんどないんじゃないでしょうか。
水道水がそのまま飲める国は、12ヶ国だけだそうです。
それを考えたら、日本はとても恵まれてますね。
お風呂に入っている時に、こんなに気持ちの良いお風呂は日本くらいだよね〜って
話していたんですが、本当にそうです。
快適なお風呂にきれいな水。
当たり前の日常が、実は他の国の人には当たり前じゃないことって
たくさんあるんですよね。
このニュースを読んで、日々、感謝して過ごそうって思いました。
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